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管理職こそ自己開示が必要だ、と痛感した話

昨年10月に突然、20名弱のチームのマネージャーに就任することになった。

びっくりした。

しかも、1年ほど離れていたチームで、現状をよく知らない。古巣ではあるものの知らないメンバーもいる。日々各案件で問題は起きているようだが、何が起きているのかイマイチわからない。メンバー同士やメンバーとリーダーの間で問題が解決していくのを、手をこまねいてみているだけ。

それまでは5名前後のチームしか受け持ったことがないので、チーム会で2ケタの人数に向かって話をするのも慣れておらず、一方的に話をするのも慣れない。勇気を出してしゃべりかけても、おとなしいメンバーも多くてリアクションも薄い。暖簾に腕押し状態。

さらに、マネジメントだけに集中できる状態でもない。急な異動でもあり、前の部門で持っていた仕事も引き続き自分で担当しないといけない。子どももまだ小学生だから何かと手がかかり、独身の頃のように“睡眠以外はずっと仕事”というわけにもいかない。
マネージャーとして、ちゃんと役に立てているのかわからず、不安だけが募る日々だった。

1.いろんな言い方で、しつこく話す

もちろん、マネージャーとして当たり前のことはやっていた。

  • メンバー2~5人くらいをまとめてくださっているリーダーの皆さんとのコミュニケーション頻度と量を増やす

  • チームの成果を週次でしっかり分析し、額が大きい案件から内容のインプットをしっかり進める

  • 相談しやすいよう、常に落ち着いて上機嫌でいて、オフライン出社の際はメンバーにかるく声をかける

そのうえで意識したのが「こうしてほしい」を抽象化し、シーンごとに併せて、いろいろな言い方に変換して伝えることだ。

例えば、ある分野の最新情報を知りたい・情報をキャッチしてチーム内に還流させる仕組みを作りたいとしたら、

なぜメンバーのあなたに情報を教えてほしいのか?(その分野で顧客対応をしているメンバーの皆さんの方が情報を持っているから)、情報をくれたらどんないいことがあるのか?(私が商品パッケージを企画したり、セールストークにして営業に連携したりできるので、メンバーたちにとっては、工数少なく売上貢献する機会にもなる)などを丁寧に説明し、チーム全体会での発信を個別に依頼して、協力してくれた方に感謝と称賛をするようにする。

そうすると、こちらからキャッチできていない分野のメンバーからも「こんなことがあった」などの情報が集まりやすくなってきた。

今何に困っているのか、何をしたいと思っているのか、何について情報が欲しいのかを、いろんな言い方で事あるごとに発信するようにしていくと、徐々に協力してもらいやすい状態が作れてきた。

2.自分の話も、ちょっと多めにしゃべる

マネージャーの話が長いと嫌われるだろうし、だれも私に興味ないだろうと思い、あまり自分のことをしゃべらないようにしていた。

だけど、メンターとして入ってくださっている社外の方に相談したところ「どんな人かわからない、何を考えているのかわからない人に相談したり情報を伝えるのは、メンバー視点だと難しい。マネージャーこそ自己開示が必要だ」ということを伺って目からうろこだった。

誰も興味ないだろうけど…と思いつつ、ちょっとずつ自分のことを話すようにした。

リーダー陣には、自分が苦手なことを素直に話す。特に「メンバーのメンタルケア」「お気持ちに寄り添ったコミュニケーション」が壊滅的に苦手なので、それをそのまま言ってみたら、ちょっと距離が縮まった気がした(爆笑されたけど)。

チーム会でも、数字目標への進捗はありのままに伝えてみた。厳しい状況でも、不安にはならないように、だけど危機感は持ってもらえるようにちゃんと伝えた。

社内文化として、メンバーを守る、不安にさせないという空気があるので、数字の進捗が悪いことをそのまま伝えるのは勇気がいったけど、意外と受け入れてくれている気がする。

あくまでポジティブに「私が何とかしたいんだけど、知恵を貸して」のスタンスさえ守れれば、大丈夫そう。

そんなわけで、なかなか不慣れなマネージャーですが、どうにかやっております。

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