おじいとふるさと納税①~馬刺し編~
👴「ふるさと納税してみたいんやけど、やり方がわからない・・・」
会議の後、おじいがそっとつぶやいた。
👩「私、ふるさと納税めっちゃわかりますよ」
そういって、おじいと私のふるさと納税講座が唐突にスタートしたのだった。
👴「昔、ふるさとチョイスに登録したことがあって、やってみようと思ったんやけど、馬刺しを頼みたいんや・・・」
👩「ほう、それなら、ログインIDとパスワードわかります??」
👴「わからんなあ、家に帰ったらわかるかも」
👩「…了解です!また今度!」
大体、おじいというものはパスワードに疎い。
これだけは将来世の中に出たら役に立つ。やつらのIDとパスワードを当てにしては痛い目をみる。気をつけろ。
👴「みなみちゃん!!!!」
次の会議の時、おじいは意気揚々と、古びた広告の裏紙に書いたパスワードとIDを見せつけてきた。
👴「家に帰ってもわからんかったから、この用紙をもってきた。」
なんでやねん。
なにかしらの目星をつけてから用紙を持ってこいや。
なんで丸腰でログインに立ち向かうん、このおじいは。
👴「えっとこのIDかなあ。」
……ぽち…ぽ…ち…
おっそ!!!!!!
日が暮れるで!!!!( ^ω^)
👩「ちょっと貸してください。私が打ちますね」
👴「うわあ!さすが!!!みなみちゃん、はやいねえ」
太鼓持ちのおじいを横に置き、私はひたすらログイン画面と格闘する。
数十分後、ようやくログインできた。
👴「馬刺しを頼もうと思うんや!!!」
👩「いいじゃないですか!頼みましょう!!!」
まるで馬刺しを頼みたいことを初めて知ったみたいに反応する私!
なんだかとっても大人だよね!
「知ってます、この間も言ってましたもんね」とかは、プライド傷つけるから言っちゃだめなんだよ!
どんどん情報を入力する私。
👩「支払いどうします??」
👴「d払いで!!!」
👩「ログインできます?」
👴「うん!これに書いてあるからね!」
入力して次へを押す。
画面には、無情にも違いますの文字。
でしょうね!!!
おじいはIDとパスワードは覚えていないのが定説なのだから。
紙に書かれてあるのと全然違うの!
なんで自分で自分を罠にはめようとしているんだ!
なんの遊び!?これはなんの遊び!!??
またしてもログイン画面と格闘すること数十分。
ようやくdocomoのサイトにログインできて、無事d払い完了!
ってか、おじい私のこと信用しすぎな!!!
迂闊に他人にIDとパスワード教えちゃだめだよ。
悪用しないけどな!
私いい子だからな!!
私にとったらこんなのめちゃくちゃ簡単なことなんだけど、おじいにとっては本当に難しいことだったんだな。
そりゃ今まで挫折したわけだわ。
👴「ふぅー、これでようやくふるさと納税ができた」
おじいはとても満足気な表情を浮かべて、家路へと向かうのでした。
明日に続く
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