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#28 ヘルシンキで弾いてきた🇫🇮〜初コンマスの巻〜

モイー✋

5月15日は、思い出いっぱいの国フィンランド🇫🇮ヘルシンキで演奏して参りました。今回はそのお話を少しばかりお届けします。

5月第2週目、ベルリンフィルでのキリル・ペトレンコ氏&ゴーティエ・カプソン氏との3公演を無事終え、ヘルシンキへ向けて出発であります。

今回はなんと、フィンランド放送交響楽団サマに客演コンサートマスターとしてお招きいただきまして、のそのそと行って参りましたよ。

配信アーカイブはこちらから📹

約1年ぶりのヘルシンキ。
こちらのオーケストラは、1年前ソリストとしてシベリウスのコンチェルトをご一緒しましたが、今回はオケの一員としての出演です。

つまり……

『MINAMI、初めてのコンサートマスター!!!』の巻 でございますエヘヘ。

今回の公演はこちら。

指揮 : Joana Carneiro
メゾソプラノ : Jingjing Xu
テノール : Pavel Cernoch
バリトン : Leigh Melrose

プログラム
•Hector Berlioz: Overture from the opera “The Damnation of Faust”
•Lili Boulanger: Faust et Hélène
•Béla Bartók: Concerto for Orchestra

ベルリンより少し寒いヘルシンキ


さてさて、リハーサル初日。

「わぁMINAMIちゃんだー!久しぶり!元気やった?よう来たねぇ!」

と、オケの皆様が大歓迎してくださり、嬉しさMAX😆

ウキウキ気分で憧れのコンマス席にチョコンと座り、1曲目の譜面を「どれどれよっこらしょ」と覗いたその瞬間、

……......ハテ?

ハテハテハテハテハテハテハテ。


え〜っと.....
知らん曲あるんやけど???


事前に送られてきた譜面に入ってない曲が、普通に譜面台に載ってるんですけど???(ベルリオーズ全3曲のうち1・2番目の曲が届いてなかった!)

んぎゃーーー!!!!!
3秒で滝汗パニック💦

恐る恐るお隣さんに、

「見たことない楽譜あるねんけど、なんこれ?」

と聞いたところ、

「あれまぁ...😳」
「でも、ダイジョブダイジョブ☺️ 」
「大した曲ちゃうし〜弾ける弾ける😉」

とのんびり返答がありまして。

……って、

!!!!!!!!


Petri Aarnio氏ではないですか!

MINAMIちゃんが生まれるずっと前からフィンランド放送響の第1コンサートマスターを務めておられるレジェンドです。

昨年シベコンを弾いた時にコンマスをされていて、その様子がタダ者では無かったので(コンマスとしての圧倒的オーラと存在感があった)覚えておるのであります。

ペトリ氏から漂う大物感にちょっとビビりつつ、大慌てで楽譜をMINAMI's eye cameraで高速スキャン、脳内で高速解析💻🐤

絶体絶命の時にのみ発動される謎の初見能力で、ワタクシ奇跡的に生還いたしました!無事乗り切りました!
休憩時間に、ペトリおじちゃん(←勝手に親近感)に褒めていただきホクホク。一緒にジュースを飲んでおしゃべりしたのであります。

そして2曲目。

なんとソリストには、先日ザルツブルク(とベルリン)で「ラインの黄金」のアルベリヒ役をしておられたリー・メルローズさんが登場!!!!!

ザルツブルクでは狂気と脆さの塊みたいなお芝居をされていたのに、ヘルシンキでは一転、究極に愛情深い歌を歌っておられて、そのギャップに完全に萌え。ジンジンさん、パヴェルさんも含め、御三方とも本当にうっとりする歌声でした。

そして指揮のMo.ジョアナ・カルネイロ氏。

リズム感が素晴らしい方で、リハーサル段階から、音楽にイキイキとした生命力が吹き込まれていく感覚がありました。

特に最後のバルトークでは、全ての音符がマエストロの中で綺麗に整理されていて、それがオーケストラ全体へ自然に伝わってくるのです。

「作品の魅力をどうすれば聴衆へ届けられるか」を究極まで考え抜いておられるように感じました。なのでワタクシ、コンサート本番ではマエストロの指示を最大限に受け止め、全音符に乗せて放出したつもりです。

そんなこんなで、和気藹々と進んだ3日間のリハーサルを経て、いよいよ本番です。

リハ後にカンピ駅(私の庭)の無印カフェで


ヘルシンキ・ミュージックセンターは超満員💫

今までと違って見えたミュージックセンター
(ファゴットさんたちの椅子がなんだか特殊で気になった)


このホールの舞台に立つのは5回目ですが、オーケストラの一員として演奏するのは今回が初めてです。

隣には、すっかり打ち解けたペトリおじちゃん。その安心感に支えられながら、オーケストラの皆さんの伸びやかで彩り豊かなサウンドに包まれ、MINAMIちゃんは人生初のコンマスを全力で元気いっぱいに務めたのであります。


フィンランド放送響は、透明感のあるクリアな響きと、温かく包み込むようなサウンドを持つ、パステルカラーの素敵なオーケストラでした。
ベルリンフィルとはまた違った魅力と色彩を放つオーケストラの中で演奏させていただけたこと、本当に貴重な経験でした。



……とはいえ。終演後。

「ドキドキして喉渇いちゃったー」

で、これ↓。



次回は秋、ソリストとしてフィンランドに参ります。ヘルシンキ・ミュージックセンターでも弾いちゃうかも⁉️

公演翌日のお昼にはヘルシンキからベルリンへビューンと飛びまして...。
夜にはMo.マケラ&ベルリンフィル公演の聴衆となり、終演後ちゃっかり打ち上げに参加してグビグビ🍺のMINAMIちゃんなのでした。

チャンチャン。

2026年5月18日
夜ピザパ参加のため 差し入れを買いに来たオーガーニックスーパーにて

MINAMI

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