【父と犬の話】17歳愛犬の看取り。「覚悟」していたはずの私が、葬儀屋への電話で号泣してしまった理由。
「半年も介護したんだから、覚悟はできている」
そう思っていました。
震える手で葬儀屋さんの番号を押し、受話器越しに「はい、〇〇葬祭です」という声を聞くその瞬間までは。
先日、17年連れ添ったメイ(ミニチュアダックス)を見送りました。
白内障で目が見えなくなり、足腰も弱り、半年間つきっきりで介護をしてきました。だからこそ、私は「その時」が来ても冷静に対処できると、自分を過信していたのです。
しかし、現実は違いました。
今日は、愛犬を見送ったばかりの私が、「もっと早くやっておけばよかった」と心から後悔していることをお話しします。
現在、シニア犬と暮らしている飼い主さんに、これだけは伝えておきたいのです。
「事務的な会話」ができない
愛犬の呼吸が止まり、家族で泣き崩れた後。「そろそろ連絡しないと」と、私はネットで調べた葬儀屋さんに電話をかけました。
しかし、相手が出た瞬間、言葉が出てきません。
「……火葬の、予約を……」
そう言おうとするだけで、喉の奥が熱くなり、涙が溢れて声にならないのです。
向こうはプロですから、優しく対応してくれました。しかし、そこから続くのは残酷なほど「事務的」な決定事項の連続です。
「プランはどうされますか?」
「骨壷のサイズは?」
「お迎えは必要ですか?」
「オプションで〇〇がつきますが……」
頭の中は真っ白です。
悲しみのドン底にいる精神状態で、プランの松竹梅を選んだり、オプションの要不要を判断したりするのは、ハッキリ言って不可能です。
値段も内容も、記憶にない
正直に告白すると、私はその時、提示された金額が適正だったのかどうかも分かっていません。
電話口で言われるがまま、「あ、はい。それでいいです。お願いします」と答えるのが精一杯でした。
後になって冷静になると、ふと思います。
「あのプラン、本当にベストだったのかな?」
「他と比較したら、もっと手厚くて安いところがあったんじゃないか?」
そんな邪念が、供養を終えた後の心に少しだけ、棘のように残ってしまいました。
最期のお別れに、こんな「お金の後悔」なんて、本当は1ミリも持ち込みたくなかった。
これが、私が準備不足で犯した最大の失敗です。
「元気なうち」に見積もりを取るべき理由
これからお別れを控えている方に、強くお伝えしたいことがあります。
愛犬が息をしているうちに、無料見積もりだけでいいので取っておいてください。
「生きているうちに見積もりなんて、縁起でもない」
そう思う気持ちは、痛いほど分かります。私もそうでした。
でも、違います。これは「愛犬との最期の時間を守るための準備」なんです。
事前に金額やプランを知っておけば、いざという時
あなたは慌てて検索する必要がない(スマホを見る時間を、撫でる時間に使えます)
お金の心配をしなくて済む(納得して契約できれば、後悔は残りません)
電話で泣き崩れても大丈夫(「見積もりを取った〇〇です」と言えば、話が早いです)
事務作業やお金の計算は、今の冷静なうちに済ませておく。
そうすれば、その時は「愛犬を愛すること」だけに全神経を集中できます。
私のようにならないために
私は準備不足でパニックになりましたが、皆さんには心穏やかに見送ってほしい。
そう思って、私が当時使えばよかったと思う、比較・見積もりサービスを置いておきます。
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※私が調べた中で良さそうなサービスを見つけたのですが、現在は静岡・愛知エリア限定のようです。
※その他の地域の方は、申し訳ありませんが「ペット葬儀 〇〇県」などで検索してみてください。良いサービスが見つかり次第、ここに追記します!
最後に
17歳の大往生でした。
いなくなってしまったのは寂しいけれど、半年間の介護生活も含めて、彼女と過ごした時間は私の宝物です。
ワンちゃんとの別れは必ず来ます。
その時に、一つでも「後悔」を減らすために。
今はまだ元気な子でも、頭の片隅に「準備」の二文字を置いておいてあげてください。
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最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
いただいた応援は、愛犬ロイの「ちょっといいオヤツ」と、天国にいるメイへのお花代として大切に使わせていただきます。
皆さんの優しさが、我が家の犬たちの幸せにつながります。
(私のビール代にはしませんのでご安心ください。笑)