【宇宙留学のリアル】東京から南種子町へ。岩見親子が過ごす、かけがえのない1年――種子島・南種子町で見つけた「本当の豊かさ」
地域おこし協力隊 橋本です!
今回は、種子島・南種子町で実施されている「宇宙留学」に参加している、岩見さん親子にお話を伺いました。
東京から親子3人で移住し、実際に暮らしてみて感じたこと、不安だったこと、そして「来てよかった」と心から思える理由。
これから宇宙留学や移住を考えている方にとって、きっと参考になるリアルな声をお届けします📖✒️
岩見親子のプロフィール

良い写真📸♪
東京・府中市から南種子町へやってきた岩見さん親子。
小学4年生の政宗(まさむね)くん(10歳)と、小学2年生の咲良(さくら)ちゃん(8歳)、そしてお母さん(あやこさん)の3人暮らしです。
お二人は町内の大川小学校に通っています。
お父さんは東京に残ってお仕事を続け、あやこさんは訪問看護の事務のお仕事をオンラインで継続💻
「家族留学」という形で、南種子町での1年をスタートさせました。
南種子町・宇宙留学を選んだ理由

宇宙留学は、実は偶然の出会いだったそうです。
きっかけは、政宗くんの「宇宙が好き」という気持ち。
「宇宙に関わること、何かないかな?」と調べている中で、たまたま見つけたのが種子島・南種子町の宇宙留学🪐
当初は山村留学という選択肢すら考えていなかったそうです。
一度は応募期限を逃してしまいましたが、1年後にふと思い出し、改めて政宗くんに聞いてみると「行きたい!」の一言。
「家族留学」で挑戦することを決めました。
決まってから感じた、不安なこと

子どものやりたいことを応援したい。
その一方で、正直な不安もありました。
◆生活費はどれくらいかかるのか?
◆助成金と収入で本当にやっていけるのか?
◆島での暮らしの情報が、とにかく少ない・・・
情報収集に苦労しながら、家族4人で事前に視察へ✈️
島間地区のアイランドファームさんに泊まり、町の雰囲気を体感しました。
「家の周りに本当に何もなくて、ちょっと不安になりました」
買い物の不便さ、カフェの無さ。
東京ではカフェで仕事をする生活だったため、環境のギャップは大きかったそうです。
お父さんは「自分は無理だ」と田舎暮らしに最初からギブアップ(笑)
政宗くんは夜の暗さに「生活できるかな…」とドキドキ。
咲良ちゃんは、大好きなパパと離れることが何よりも寂しかったそうです😢
暮らしのお金事情と車問題

実際に暮らしてみて感じたお金の変化も、正直に教えてくださいました。
◆家賃が東京+種子島で二重に
◆車社会なのでガソリン代は必須(高い)
◆豚肉・魚・野菜など地元の食材は安いけど、その他は少し高い?
◆光熱費は大きく変わらず(ガスは少し高め)
種子島に来て、お金をかけなくなった部分もあると思うので、一概に言えない部分も多いですが…。
そして岩見さん家族が、最後まで悩んだのが「車をどうするか」問題だそう。
購入・持ち込み・レンタカーで迷い、最終的に月33,000円のレンタカーを選択。
「東京に戻ったら車はいらないので、レンタカーで正解でした」と振り返ります。
子どもたちの変化

大声出しても誰も怒らない場所♪
東京では、集合住宅で「うるさい」と言われることも多く、親子ともに気を遣う日々。
自分もピリピリしていました…。
南種子町に来てからは、1階の住まいで防音もしっかり。
宇宙留学生同士の環境もあり、子どもたちはのびのびと過ごしています♪
YouTubeを見る時間が減り、
友だちの家に遊びに行ったり、一緒に外で遊ぶ時間が増えたことも、大きな変化です。
南種子町の子育て環境

お父さんがいない生活で、実質ワンオペ。
それでも「一度も大変だと思ったことがない」と岩見さん。
宇宙留学の家庭は似た状況が多く、自然と助け合いが生まれます。
「頼れる人が増えた」のが、何より心強かったそうです。
東京では「次の土日、何しよう?」と悩むことが多かった日々。
南種子町では選択肢は少ないですが、人とのつながりが濃く、家族ぐるみで遊ぶ楽しさがあります。
そう語るあやこさんからは
とても楽しい休日を過ごしていることが、伝わってきました🎶
正直に語る、暮らしの苦労
困ったのは医療面。
持病や術後の通院が必要な場合、病院選びや通院頻度は大きな課題になります。
南種子町は小児科の診療日が限られているため、
「学校帰りにすぐ受診」ということが難しい場合も。
健康管理の大切さを、より強く感じたそうです。
驚いた!種子島での「おすそわけ文化」

南種子町で一番驚いたのは、おすそわけ文化。
野菜や魚、スイカまで…「この夏、一生分スイカを食べました(笑)」とのことです😂
分け与えることが当たり前の空気。
「自分が豊かだと、人に分けられるんだ」という感覚を、暮らしの中で学びました。
大川地区では、学校の先生や地域の方との交流会も頻繁。
先生のお家で一緒にご飯を食べる経験は、東京では考えられないことでした。
(※大川地区の事例です)
南種子町でのお気に入り時間

毎日、家から見える海と夕日、そして屋久島の景色。
「風景をアートのように毎日楽しむ暮らしは、ここならではです」
毎日見ているのに、飽きない。
それが一番の驚きだそうです。
宇宙留学で本当に良かったこと

全国の宇宙好きと出会い共に学びました
◆同期が多く、すぐにコミュニティができる
◆受け入れ体制が手厚い(地域の人で歓迎会が開かれるなど)
◆宇宙好きにはたまらない「ロケット」に関する生の体験が盛りだくさん
◆海釣り、海水浴など初めての体験がたくさん




そして何より
政宗くんが3回もロケットを見られたこと。
延期が多いロケット発射を、生で見られるのは種子島ならでは。
それも、住んでいないと実現しなかったことだと思います。
学校も「行っておいで」と中抜けを認めてくれたそうです。
ありがたいですね✨
宇宙留学を考えている方へ

宇宙留学で種子島に1年間住んだ感想は
「大満足です。本当に来てよかった」
最初は「宇宙を学ぶ1年」だと思っていた宇宙留学。
でも実際は、人とのつながり、助け合い、自然の恵みを学ぶ1年でした。
便利さよりも、人の温度。
その大切さを思い出させてくれる場所が、南種子町です。
「想像以上でした」
岩見さんのその言葉が、すべてを物語っているように感じました。
そんな岩見さんは、種子島に来てからほぼ毎日、情報を発信しています📲
Instagramにて、種子島での暮らしが良く伝わる発信をし続けていました✨
岩見さんが情報発信を続ける理由

岩見さんがSNSで積極的に情報発信をしている理由は、とてもシンプルです。
「自分が、情報が足りなくて困ったから」
今では、次の宇宙留学を考えている方からDMが届くことも多く、
特に多い質問は「車のこと」「学校のこと」「子どもの行事のこと」
“宇宙留学”って、宇宙の勉強をたくさんするのかな?と思って、ずっと調べていました。
実際には、宇宙に関する決まったプログラムは少なめ。
だからこそ、自分で情報を取りにいく大切さも伝えています。
そのようにお話ししてくださいました。
1年前、まだ種子島に来る前の自分が知りたかった情報・不安に思っていたこと。
それらの情報を、今度は「体験者」として生の声を届ける📱📸
そんなGive精神たっぷりのあやこさん!
あやこさんの情報に救われている人・助かっている人はたくさんいると思います。
私も発信者として、「誰のために」「何のために」を明確に持った発信を心掛けていこうと思いました!
あやこさん、ありがとうございました✨
