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PPPoEとIPoEの違いとは?

インターネット回線の話をしていると「PPPoE」とか「IPoE」という言葉が出てきますよね。聞いたことはあるけれど、実際の違いまではよくわからない…という人も多いのではないでしょうか。

PPPoEとか、IPoEとか初見、専門的でとっつきにくい印象を受けますよね。でも実は、この違いの裏には「昔の仕組みを引き継いでいるか」「インターネット本来の形に近いか」という考え方の差があるんです。

今回は、難しい言葉をなるべく日常に置き換えながら、PPPoEとIPoEの違いを整理していきます!


PPPoEにセッションがある理由

PPPoEは、もともと「ダイヤルアップ接続」の仕組みをイーサネットに持ち込んだものです。

ダイヤルアップでは、(1)接続ボタンを押す → (2)ユーザー名とパスワードを入力 → (3)認証が通ってセッション開始、という流れでした。
つまり「契約者ごとに専用の通り道を作る」仕組みだったわけです。

その流れが今も残っているため、PPPoEでは利用者がログインしてセッションを確立する必要があるんです。


IPoEにセッションがない理由

一方のIPoEは、インターネットの本来の仕組みである「IPパケットをそのままやり取りする方式」です。

Ethernetはケーブルを差し込むだけで通信できるように作られているため、セッションを張る必要がありません。
利用者の管理は、プロバイダ側がONUや回線IDといった契約情報で行っています。

だからユーザー側は「接続ボタン」も「ログイン操作」も不要。ONUを接続するだけで、すぐに通信が始まります。


たとえ話でいうと

(1) PPPoE はカフェのWi-Fi。SSIDを選んでパスワードを入力して、「この人は利用者だ」と確認されてからネットに入れるイメージ。

(2) IPoE は自宅の光回線。工事さえ終わっていれば、ケーブルを挿した瞬間に「もうつながってる」感覚で使えるイメージ。


ONUや回線IDで契約者を見分ける仕組み

では、IPoEはどうやって契約者を判別しているのでしょうか。

ここで重要なのが ONU(光回線終端装置)回線ID です。

(1) ONUは契約ごとに固有情報が割り当てられていて、ネットワークに接続するとその情報が伝わります。
(2) ネットワーク側は「このONU=この契約者」と判断。
(3) その契約内容に基づいて、プロバイダが通信を割り当てるわけです。

イメージすると、マンションのオートロックに近いです。
住人は自分の鍵(=ONUや回線ID)を差し込むだけで自動的に「この人はここに住んでいる」と認識される。わざわざ管理人に自己紹介する必要がないのと同じです。


まとめ

・PPPoEは「契約者ごとにトンネルを作る」という考え方からセッションが必要
・IPoEは「差し込めば通信できる」仕組みに沿っているためセッション不要
・契約者の識別はONUや回線IDを使ってネットワーク側が管理
・たとえるなら、PPPoEはカフェWi-Fi、IPoEは自宅回線

IPoEのやっていることって、今からしたら当たり前な気がしますが、なんというか転換期ってPPPoEみたいに、設計がごちゃごちゃになりがちですよね


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