MVP ARCHIVE NASA | Phase 01-01 The Birth of NASA : Sputnik 1 / 人類初の人工衛星


人類初の人工衛星
1957年10月4日、旧ソビエト連邦は世界初の人工衛星 Sputnik 1( スプートニク1号 ) の打ち上げに成功した。
これは人類が初めて人工物を地球周回軌道へ送り込んだ歴史的な出来事であり、本格的な宇宙時代の幕開けとなった。
直径約58cm、重量約84kgという小さな球体だったが、搭載された送信機から発せられる「 ビーッ、ビーッ 」という電波は世界中で受信され、その成功は科学界だけでなく各国の社会や政治にも大きな衝撃を与えた。
特にアメリカでは、この出来事が「 スプートニク・ショック 」と呼ばれる危機感を生み、宇宙開発や科学教育への大規模な投資が始まる契機となる。
そして翌1958年には、宇宙開発を担う組織として NASA が設立された。
Sputnik 1 の飛行期間は約3か月と短かったものの、その成功は人類の宇宙探査の歴史を大きく動かした。
今日の人工衛星、宇宙望遠鏡、月探査、火星探査へと続く道は、この小さな人工衛星から始まったのである。

