自分の中の暗い闇の部分について

アニメ「チ。」の主題歌を初めて生でフルで聞いて、「この人は身を削ってこの曲書いたんだろうなぁ」って思って少し切なくなった。

以前、カウンセリングの勉強をしていた時、同じカウンセラー養成講座へ行っていた友だちが、

「セルフカウンセリングで自分を掘り下げて行った時、それ以上掘り下げるのが怖くなる時がある」って言ったことがあった。

その時は「それはきっと見なくていいことやと思うから、それ以上掘り下げなくていいと思う」って友だちに言った。

※※※

人って誰でも暗い闇の部分を持っていて、それを見ないようにすることで普通に生きられるんだと思う。

昔読んだ村上春樹のエッセイか何かに、「小説を書く時、一度暗い闇の中に降りていってそこでしばらく過ごし、何かが掴めたらまた上に上がってくる」みたいなことが書いてあった。

わたしも暗い闇の中に降りることは出来るけど(それが村上春樹の言う闇と同じか分からないけど)、そこから自力で上がってくるのはだいぶ時間がかかる。

暗闇に降りてしまった時は「あー、またきたかー」って思ってそのことをどうにかしようとせず、しばらく何にも考えないでうつうつとした気分でいたら、気がつくと上にあがってきてる。

だから意図的に暗闇へ降りていくのはとても怖いことだし、そこで何か掴んてくるなんてとてもじゃないけど無理だ。

「小説家ってそんなことできるんや。すごい精神力やなぁ」って思った覚えがある。

みんな暗い闇の部分を持ってるのに、それを見ると普通ではいられなくなるから、結婚したり子ども生んだり、仕事がんばったり推しを見つけたり、なるべく自分以外のことに気持ちがいくようにしてるんだと思う。

それは悪いことではなくて、そうしないと生きていけないっていう本能が働いてそうしてるんだと思う。

そうして日々の生活に追われて自分のことを深く考えなくていいようにして、寿命まで淡々と生きるように仕向けてる。

カウンセリングは自分を知る行為だけど、だからといって怖いものではない。

むしろ、暗い闇の部分まで掘り下げるていった友だちがレアなケースだったんだと思うし(普通はそこまで掘り下げない)、カウンセリングで楽に生きられるようになるからやった方がいいと思う。

でも、ときには見なくていいこともあって、のほほんと寿命まで生きていけたらそれが一番幸せなんじゃないかなとも思う。



いいなと思ったら応援しよう!