[DS:16] がんばれゴエモン 東海道中大江戸天狗り返しの巻と私。
祝「がんばれゴエモン大集合!」発売決定!!
現行機で遊ぶ術がないと常々嘆いていたが、こんな日が来るとは。
勢いに乗って、今回は「がんばれゴエモン 東海道中大江戸天狗り返しの巻」(以下、「大江戸天狗り返し」)のプレイ感想を綴る。現状のシリーズ最終作!非常に楽しみだ!
本作が最終作の看板を返上出来るか否かは「がんばれゴエモン大集合!」の売上にかかっているに違いない。
がんばれゴエモン 東海道中大江戸天狗り返しの巻とは。
2005年6月23日に発売されたアクションアドベンチャー。
前述の通り、シリーズ最終作である。
ざっくり本作発売前の状況を振り返ると
・SFC時代をピークに人気が右肩下がり
・クソゲー「綾繁一家の黒い影」でファン離れ
・世界観一新のリブート失敗
という感じ。かなり迷走していた印象。
そんな中、再起を目指した作品が「大江戸天狗り返し」。
今回初めて遊んだが、かなりの気合いを感じた。
「がんばれゴエモンシリーズ」は
2Dアクション
俯瞰視点アドベンチャー
3Dアクション
と作品によって大きく異なるスタイルを取る珍しいシリーズである。(私は2Dアクションが1番好き)
そして本作はシリーズ初のクォータービュー。
ここから盛り返すぞ!という開発陣の気概を感じる挑戦的な選択だ。
それでは、まずは本作のよかった点をアピールしたい。
諸国漫遊の王道ゴエモン。
本作ではサブタイトル通り、江戸のはぐれ町から京都に至る東海道の旅が描かれる。
東海道五十三次がステージ化されており、和風情緒全開。
湘南に住み日頃からJR東海道線、東海道新幹線のお世話になっている私にとって馴染み深い地名も数多く登場した。
日本全国を旅する作風はシリーズ初期によく見られたもので、原点回帰と言える。
久々の諸国漫遊の旅に私の心は踊った。懐かしい。
和を感じる美しいグラフィック。
特筆すべきは本作のグラフィックである!
毛筆調で描かれた江戸の街や東海道の景色は非常に美しく、ゲーム進行に合わせて季節が移り変わることもあって旅の情緒を存分に感じられた。他に類を見ないグラフィック表現は一見の価値ありだ。


また、幕間で流れるナレーションは驚きの故・桂歌丸師匠。
落語には明るくないが、軽快な語りが嬉しい。
要所要所でプレイヤーの気持ちを盛り上げてくれる粋な演出と言える。

総じて、本作は過去作よりも「時代劇要素」に注力した作品だと感じた。
従ってSFC以降にインフレし続けたSF要素はかなり控えめになっている。
ゴエモン・いんぱくとが出る程度ではないだろうか?

・・・いや、江戸時代なんだから巨大ロボの時点で十二分にぶっ飛んでるか。
感覚が麻痺しているのかも。
気軽にタイムスリップとか宇宙旅行とかしがちだったから・・・
やや物足りないアクション。
グラフィックやBGM、ナレーションといったゲームの外観部分はめちゃくちゃ高品質。
では肝心のゲーム性はと言うと・・・正直イマイチ。
当たり判定がわかりづらく、攻撃範囲も狭いため敵からの接触ダメージを受けがち。
各キャラの固有アクションを活用する謎解きもさほど難しくなく、アクションとしてもアドベンチャーとしても不完全燃焼感があった。
「奇天烈将軍マッギネス」を彷彿とさせる横スクロールアクションステージは嬉しかった。
・・・が、あまりにステージ数が少ない。倍あっても良かった。

タッチパネルを無理に使わせようとしている印象も受けた。DS初期にありがちなやつだ。
十字キー、ボタン、タッチパネルの同時操作は結構厳しい。私の手は2つしかない。
新ハードの機能を活かしたい気持ちは痛いほど伝わったが・・・
がんばれゴエモン 東海道中大江戸天狗り返しの巻を終えて。
雰囲気は素晴らしいが、アクションとしては物足りない。
と言う感じ。
それでも方向性はとても良かったし、続編があれば傑作だったに違いない。
そして諦めていた続編に可能性が生じたことを素直に喜びたい。
完全に終わったと思っていたのだ。夢を見られるだけ、ありがたいと思う。
64以降も遊びたいので、コナミさんは「がんばれゴエモン大集合!2」も企画してくれないだろうか?「悪魔城ドラキュラ」と同じ流れをお願い致します。
さぁ、次のゲームへ行こう!
GBA「傑作選!がんばれゴエモン1&2 ゆき姫とマッギネス」の感想も綴っている。こちらも読んで頂けるととても嬉しい。
