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アカウントを乗っ取られた話

今日ほど自分がやらかしてしまったことを書くのにふさわしい日はないんじゃないかと思うくらい、衝撃的なことがありました。ので、私がInstagramのアカウントを乗っ取られた時のことを書こうと思います。

2022年12月21日のことでした。
8月くらいから忙しくていろいろこなせなくなって、寝るのを1日おきにしたりして、無理を重ねて頑張って、ようやく時間が取れた時のことでした。
たまっていたメールを、チェックして返信して、と爆速で処理していたところ、勢いで入れちゃったんです。IDとパスワード。

それは、Instagramのブルーバッジの取得を知らせるメールでした。
たまたま、そのメールが来る少し前に、ブルーバッジの申請をしたところだったんです。
当時、フォロワーは、16万9千人を超えてて、あと少しで17万人というところでした。
IDとパスワードを入れて割とすぐにあれこれってダメなやつ?と思ったのですが、まだ何も起こっていない感じだったのであまり気にせず、メールの処理を終わらせたのでした。

その日は、たまたまEXILEのライブに行くことになっていて、午後から東京ドームに向かいました。(知り合いの方に譲っていただいたチケットで、普段からものすごく応援しているというわけてはないです、すみません。)

恐ろしいことが起こっていることに気づいたのは、入場してトイレに並んでいる時でした。
よくわからないメッセージが届き始め、Instagramにログインできなくなりました。乗っ取った相手がパスワードを変更したからです。

メールの内容は、アカウントを返してほしければ、添付ファイルに従ってお金を払え。みたいな感じでした。たぶんスペイン語だったかな?

すぐにでも帰って対応しなければ、と思ったのですが、一旦冷静になろう、と思い、ライブを観ながら、今後どうするかぐるぐる考えました。
ライブは長くても3時間くらいで終わるだろうとふんでいたのですが、その日は配信があり、そこでATSUSHIさんの復帰宣言があり、大変感動的で長いものになりました。
当時LDHのライブはペンライトがなくて、フラッグがあれば馴染める感じだったので、ライブ前に物販でフラッグだけ調達し、なんとなく乗り遅れないように参加していたのですが、開始10分くらいで、前の席の下の取れないところに落としてしまいました。そこから先はなんだかいろいろ居た堪れない気持ちで過ごしました。

でも、おかげさまで、ライブが終わる頃には、新しいアカウントでやり直すしかないのかもなあ、という覚悟ができてきました。
事務所に戻って、いろいろ調べても、どうしたらいいかわからなくて。
弁護士をやっている友人に相談したところ、警察に相談することをすすめられました。
110番ではなく、管轄区の警察署の代表番号にかけるんだよ、と教えてくれました。そこできちんと対応してくれない場合は、本庁?に連絡する、ということになり、電話したところ、23時くらいだったにも関わらず、すぐに来れますか?と。

近くだけど公共の交通機関で行くと、乗り継ぎが面倒な場所だったので、タクシーでかけつけたのですが、対応はきちんとしてくださいました。満足いくものではもちろんありませんでしたが、少なくとも納得はできました。
結論からいうと、アカウントは取り戻せない、仮に取り戻せたとしても、(踏み台にされたりして)二次被害をうむ可能性があるから使用しない方が良い、ということでした。

基本的にInstagramの運営会社は、子供に関すること、命に関することしか対応してくれないそうです。(当時)
本庁のサイバー対策室にも対応の方法を問い合わせてもらいましたが、そのような回答だったそうです。
念の為、運営会社にも連絡はしてみましたが、返答はありませんでした。

添付ファイルを開いてみたいので、一緒に見てもらえませんか、と警察官に言ってみたところ、絶対開かないでとのことでした。
一般的に身代金は、ビットコインなどの仮想通貨で支払いを求められ、支払ってもアカウントが戻ってくることはなく、要求額がだんだん大きくなるだけ、とのことでした。

日が変わる頃には、私は覚悟を決め、新しいアカウントでやり直すことにしました。
幸い、フォロワーが500人ほどのサブアカウントを持っていましたので、そちらをメインアカウントにすることにしました。

正直終わるって思いました。

ほんの一瞬の気の緩みで、取り返しのつかないことになってしまった、事件でした。
でも、私の場合は、取り戻せました。経営が健全になったとは今も言えないのですが、(このあとも散々やらかしてて)なんとか続けられています。
学んだことも多いし、あの頃のまま勢いで突っ走らなくてよかったな、と思うこともたくさんあります。

それでも、あの時は本当にしんどくて。
あの時のやらかしを思い出すと、今も、足がすくんで何もできなくなるか、立ち止まるのが怖くてむやみに走り出したくなるか、極端な気持ちになります。

今この時間も、そんな気持ちで過ごしている人がいるんだなあ、とか、その人を思って眠れない時間を過ごしている人たちがたくさんいるんだなあと思うと本当に苦しいです。

もちろん、誰も苦しんでない時間なんかこの世界にはないんだろうけど。

もう終わるしかない状況から、これまでどのように続けてきたかは、また別の機会にお話しますね。

心穏やかに過ごせる時間が、少しでも早く訪れますように。

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