服の機能性はいらない?メンズ服選びで見落としがちなデメリット
スペックを見ると、ちょっとワクワクする。
数字が多いほど、性能が高そうに見えるし、「良いものを選んでいる感」もある。
でも、そのワクワク。
服選びでは、意外と落とし穴になることがありますよね。
特に男性ほど。
機能性は、高ければ高い方がいいのか?
最近、「そうじゃないな」と思うようになりました。
撥水・防風・防水 UP ↑ = 着心地 DOWN ↓
撥水や防風、防水。
あると頼もしいし、リアルに便利な機能性です。
ただ、これらの機能は上げれば上げるほど、生地は硬くなり、重くなりがち。
ゴワつきを感じやすくなり、「着ていて気持ちいい」とは言いにくくなる。
日常生活で強い雨風に長時間さらされる場面は、実はそう多くないですよね。
その割に、着心地の犠牲は毎回ついてくる。
実は「機能性”最強”」アイテムを選ぶより、「機能性はそこそこ。でもストレッチ性あり」みたいなアイテムを選ぶほうが、心地良い場合が多そうです。
透湿UP ↑ = 体感しにくい・代替も
透湿性は、数字で語られがちな機能の代表格。
でも正直、日常生活で「今、透湿が効いてるな」と実感できる場面はかなり少ないですよね。
また、生地に透湿性がなくても、構造で蒸れを逃がす工夫がされている服もあります。
たとえば、
裏地メッシュ
後ろ身頃のベンチレーション
こうしたディテールは、透湿機能のある生地よりもコストが抑えられることが多く、それで十分なことも少なくなかったりします。
軽量 UP↑ = 安心感・イージーケア DOWN ↓
軽い服は、「これ、楽そうだな」と思わせる力があります。
ただ、軽さを追いすぎると生地は薄くなり、耐久性に不安が出てきます。
破れやすい、洗濯に気を使う。
あまり華奢すぎる生地は、アウトドアの観点では高品質でも、日常ではどこか不安を感じることもあります。
ある程度の厚みがあって「守ってくれているな」という感覚のほうが、心地よいことも多いです。
また、軽すぎる生地はシルエットが出にくく、シワが目立って雰囲気がカジュアルに寄りすぎることもあります。
発熱・高保温 UP ↑ = 暑くなりがち
発熱素材や高保温の服は、現実には、電車や車、店内で暑すぎることは多いですよね。
外ではちょうどいいのに、中に入った瞬間に暑い。
脱げない服ほど、このストレスは大きくなります。
ちょうどいい機能性は、数字や言葉ではわからない
服を選ぶときに見るべきなのは、スペック表よりも、自分の生活なんだと思います。
透湿性 20,000 g/㎡
耐水圧 10,000mm以上
そんな数字を見ると、高ければ高いほうが良さそうに思えます。
「この機能性がこの価格!?」
そんな売り文句も増えました。
ただそれはやっぱり売り文句・セールストークでしかなくて、たいていの生活においてはオーバースペック。
そしてここまで見てきたように、単にオーバースペックなだけでなく、トレードオフでもあります。
ある機能性を高めるほど、何かは減退する。
本当に日常に即した機能性は、もしかしたら別のところにあるかもしれません。
行動範囲、移動手段、着る時間と場所。
この3つを思い浮かべるだけで、必要な機能は自然と絞られます。
特に男性は、数字や性能に惹かれやすい。
だからこそ一度立ち止まって、「本当に使う?」と考えると、本当の意味でコスパの良いアイテムを選ぶことができるのではないでしょうか。
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