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【改造】電池ボックスの位置を下げる

重心の位置が高いミニロボの操作性を上げるには、重いものを下に持っていく、あるいは上を軽くする方法があります。
今回は一番重い電池ボックスの位置を下げることで操作性を向上させる改造を見ていきたいと思います。

この改造の前提条件

・超速ギア(赤)をつけている
・昇圧基板をつけている
・スポンジタイヤをつけている
・ノーマル幅で操作性に悩んでいる(ターンで跳ねる、転ぶ)

なお、ただ下げればいいわけではありませんが、マスの集中化は概念として知っておくと良いです。

*そもそもミニロボの重心位置ってどこよ?っていう話はまた今度

まずはノーマルの状態を観察してみよう

電池ボックスとコートの間にはまだまだ余裕があります。
大して変わらないと思われるミニロボの改造や調整ですが、実際のところ1mmや1g違うだけで操作性が変わるくらいシビアです。
1mmは偉大なのでまずはミリ単位で考えていきましょう。


さて、ノーマルではわりとコートとの距離に余裕があることがわかるので、これをどうやって下げるかを考えてみます。

ミニロボのパーツで簡単にやるには、ユニバーサルプレートを使うのが良いと思います。
ギアボックスと電池ボックスの間にユニバーサルプレートを挟むことで、約3mmほど取り付け位置を下げることができます。(Lネジを使用)

*実際にはLネジだと1mm長いので7mmのネジがほしいところですが、形状的にLネジ(8mm)でも取り付けは可能です


下げられることはわかった。だが実際は?

電池ボックスには前後に足をつけられるようになっています。
3mmも下げたらこの足が機能しなくなります。

電池ボックスを下げることで重心位置の変更が可能な反面、前後の足の位置を変更する必要があります。
ここがこの改造の最大のポイントになります。

電池ボックスを下げる改造は簡単で、改造というほどでもない手間で操作性に大きく関わる重心位置の低下が可能なのに、付随する前後の足がそのままでは使えなくなるので工夫が必要です。


本当は蓋も取ってしまえばまだまだ下げられる🤔

とはいえ正解はありません

操作性には好みがあって、どうしたら最高なのかはわかりません。
最近流行りのMSDシャーシ(と勝手に呼んでいる)の系譜では、前足は切り落としてしまい、ユニバーサルプレートを使って前後の足をつけられるようにします。
電池ボックスの下げ幅よりも、ユニバーサルプレートを使ってがっちりした足回りを作ってコートスレスレにするメリットの方が大きく、若干今回の趣旨とは違う意図を感じるので軽く紹介だけにしておきます。
*ここはまた別の機会にレポートできればと思います


単純に考えるとこう

純正電池ボックスの改造例
  • まず前足を切り落とします(下げるとコートに接触するため)

  • 裏面を平らに削ります(スナップフィットが使えなくなるのでねじ止めになります)

  • 後ろ足は下からねじ止めすることでマウント上側から後ろ足を生やします

これで、かなりコートスレスレまで電池ボックスを下げることができます。
軽量化はやらなくても大丈夫。


下の2本線が削る部分、縦線が前足を切る部分

前足を切ってしまう分、代わりに足になるものを考える必要があります
・潔く前足はないままドリブルプレートを上下反転させて接地させ代用する
・↓の写真のように前足を新造する
・電池ボックスをギアボックスに取り付ける際に使うユニバーサルプレートを延長して足用のマウントを作る
などなど、いくつかの方法が考えられます。
どのような足をどこにどうやって作るかは工夫次第
ミニロボの幅にもよるのでいろいろな方法を試してみましょう!

個人的にはL字パーツを使うと高さ調整もできるので、前足をセンター1ヶ所にしたい人にはおすすめです。(やや操作性がシビアなのでウェイトで調整している)

L型のパーツを使って前足にする(接地の調整はユニバーサルプレートの厚みを変えて対応)


電池ボックスの取り付け位置

この例ではユニバーサルプレートを1枚挟んだ状態から、さらにワッシャーで0.8mm下げています。(0.4mmを2枚重ね)
ワッシャーの厚さと枚数で下げ幅を調整します。

白いユニバーサルプレートを挟んでいる


使うタイヤや摩耗具合によるのであまりシビアに詰められませんが、だいたい1.5mm〜2mm程度の車高になります。

フロント側のコートとのクリアランス
リア側のコートとのクリアランス

コートの毛足も差があるので、下げすぎると擦ってしまって走行抵抗になってしまうので要注意です。

具体的な効果

電池ボックスの位置を下げることでコーナリングの安定性が向上します。 スムーズなターンが期待できるでしょう。
たった2.7mm、されど2.7mm
(実際には下げたことによって前後の足の位置を工夫することになるので、その効果による操作性の向上とは区別がつきにくい可能性もあります)

曲がる時に跳ねたり、転びやすかったり、操作がシビアだと感じたらやってみる価値はあります。
ただし、前後の足の位置、重量バランスに多くを依存しているので、単純に下げただけでは効果は期待できず、下げたことを最大限活かすために足の調整が大事になってきます。

前後の足はノーマルの鉄球から卒業しようとすると途端に難しいと感じる部分かもしれません。
この辺りも別の話題として取り上げていこうと思います。

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