元DWEユーザーが卒業8年後に考える、DWEを使わないおうち英語
今回は、乳幼児期のおうち英語に焦点をあてます。
LeahとLucas(今は中学生)が保育園時代に親しんでいた幼児英語教材、DWE(Disney's World of English、ディズニー英語システム)とWFC(ワールドファミリークラブ)について、記憶を掘り起こしてみます。
DWEは、高額な教材だからこそ、
「本当に必要なのか」
「使わないおうち英語はどうしようか」
と気になる方も多いと思います。
我が家で使っていた当時を振り返りながら、
・ DWEとWFCの良かった点、足りなかった点、
・ もし今から「DWEを使わないおうち英語」をするとしたら、どうするか
を考えてみたいと思います。

1.乳幼児期の英語育児で私が学んだこと
乳幼児のLeahとLucasの英語育児をするなかで、私が学んだことは、次の2つに集約できます。
・ 子どもを「楽しませる」のではなく、子どもの気持ちが向かうよう、子どもが「関心を持つ」よう、親が環境を作り、はたらきかける。子どもが関心を持てば、自然に吸収するし、分かるようになる。
・ 子どもに「教える」のではなく、子どもに「気づかせる」。子どもが自分で気づけば、本当の意味での楽しさを感じて、ますます関心が向くようになる。
おうち英語で乳幼児の子どもが英語を習得していくには、この正のスパイラルを回していくことが絶対に必要だと思います。
この極意を私に示してくれた(そして、たしかな手応えまで与えてくれた)のが、DWE(ディズニー英語システム)という教材でした。
DWEは、膨大な量のセット教材で、高額であることでも知られますが、費用の半分は、私がこのような気づきを得るための授業料だったのでは?という気がしています。
2.ずぼらな私のDWE使用歴
DWE(Disney's World of English)を使っていた時期は、LeahとLucasの保育園時代(0~6歳)と重なります。
保育園児の貴重な「おうち」時間に、DWEに触れていたのは、1日あたりにしたら本当にわずかな時間(30分?)だったと思います。
使用時期
2011~2018年
主に使った教材
Play Along、Sing Along、Straight Play DVD、DWE Books 1-12
ワールドファミリークラブ(WFC)の利用状況
【Telephone English】 年に数回 (母の怠慢)
【週末イベント】 年に数回 (子どもたちの機嫌はいろいろ、母ヘトヘト)
【宿泊イベント】 計3回くらい (子どもたち大喜び、母ヘトヘト)
【CAP】 すべて提出して終了 (母の良きペースメーカー)
※ WFC(World Family Club):DWEユーザー(正規)向けの会員サービス。
CAP卒業
Leah(年長)2016年
Lucas(小2)2020年
※ CAP(Children's Achievement Program「キャップ」):WFCのサービスの1つ。段階ごとに録音課題などが設定されており、クリアするごとにごほうびがもらえる。
乳児期は、レベルは気にせず、かなりランダムに音源、絵本、動画に触れ続けました。
幼児期になると、CAP提出を意識して、月ごとに、歌やストーリーをある程度絞って取り組みました。CAPは母にとって、目先の目標とペースメーカーの役割を果たしていました。
CAPの取り組みが進むにつれ、教材を追加購入しましたが、それらは結局CAPに関わる部分だけを使い、他の部分には手を付けませんでした。
決して熱心とは言えない使い方でしたが、吸収は進み、DWE以外の英語の絵本や幼児向けの動画も日常的に楽しめる状態にまでなりました。
3.DWEの良かったところ & DWE無しならどうするか
DWEについて、私がよかったと感じているところ、特に助けられたところを3つ挙げます。
同時に、自分が今からもう一度英語育児をするとしたら(もうDWEは使わないと思うので)、DWE無しなら代わりにどうするかについて考えました。
よかったところ① 1年後、3年後、5年後の成長イメージが持てた
あらかじめ各段階(Light Blue、Blue、Green、Lime、Yellow)の内容が見渡せて、親として、子どもの成長のイメージが持てた点。
→ DWE無しなら…
子どもの日本語の成長を基準に、英語圏の子どもが経験するもの(手遊び・ことば遊び、ナーサリーライム、フェアリーテール、幼児向け絵本、幼児向け動画)を、日本語の少し後を追いながら取り入れる
よかったところ② 必要かつ十分なインプット量を確保できた
英語の基礎をカバーするのに必要十分な内容と分量が確保できた点。
(ボリュームを増やすために、ほかのコンテンツを探す必要がなかった)
よかったところ③ コンテンツのバランス(繰り返しと入れ替え)が保てた
コンテンツのボリュームは少なすぎると聴き飽きてしまい、多すぎると繰り返せない。期間を決めて繰り返し回すことと、飽きない程度に入れ替えることが、ずぼらな親でも、自然にバランスが保てた点。
→ DWE無しなら…
10年前と違い、安価で内容も良質なコンテンツの選択肢が豊富にあるため、ボリュームの確保よりも、内容とボリュームをいかに抑えるかに親の時間と手間をかける。例えば、サブスク音源でプレイリストを作るなどして、内容を絞り込み、段階的にかけ流すなど。
4.DWEに足りなかったところ & 代わりに何をしたか
あくまで個人的な感想ですが、私がDWEに足りないと感じ、自分で補ったものも3つ挙げます。
足りなかったところ① コンテンツのバラエティ
日本語とは別に、英語でも幼児としての教養をもっと広げたいと考えました。このために、ナーサリーライム、手あそび、ことばあそび、フェアリーテールに触れたり、季節イベントを体験したり、英語圏の幼児向けの動画や名作絵本を取り入れました。
足りなかったところ② コンテンツのバランスとタイミング
DWEは、何をいつどのように使うか、手取り足取り親を導いてくれるわけではありません。その時々の子どもに合いそうな素材は、親が選ぶ必要があります。このおかげで、私は子どもの反応を観察し、サインを読みとろうとする姿勢が鍛えられました。
何をするべきか、すべては子どもが教えてくれるということも、DWEを使いながら私が学んだことでした。
ということは、どんな素材を使うにしても、DWEがあってもなくても、親が子どもの様子を観察する姿勢を持ち続けることが結局、いちばん大事なのではと思います。
足りなかったところ③ 文字読みのきっかけと促し(フォニックス)
DWEは、私の認識では、直接フォニックスを扱いません。文字への促しはありますが、音と文字を直接結びつけるような取り組みはありません。このことは、子どもの学び方の特徴と、学ぶタイミングによって、相性の良し悪しがありそうです。
読みについて、LeahとLucasの進み方は異なりました。
Leahは、DWEの音源・絵本・映像に触れているうちに、だんだん読めるようになり、CAPも指で字を追いながら取り組みました。字を手掛かりにできれば、CAPは苦労なく進みます。年中~年長にかけて一気に提出して卒業しました。フォニックスは後追いで、年長の終わりにおさらいしました。
Lucasは、なかなか文字に関心がいかず(ひらがなも同じ)、CAPは耳で覚えて提出していました。文字に意識を向けさせようと、年長~小1のときに、Starfallでフォニックス、Raz-Kids(レベルA~C)で読みの練習を親子でやりました。このように途中でフォニックスを挟むことによって、DWEブックも音読できるようになり(さらには、フォニックスのおかげで音の発し方もクリアになり)、小2のコロナ休校中に、残りの課題を一気に提出して卒業しました。
このように、音の習得の完成、読みの習得につながる取り組み方は、子どもの学び方の特性によって変わるので、子どもに合わせた対応が必要だろうと思います。
5.乳幼児期のおうち英語で意識したいポイント5つ
このように、DWEのよかったところ、足りなかったところを踏まえて、英語育児をほぼ終えた今、私が考える、DWEのあるなしにかかわらず、乳幼児期のおうち英語で意識したいポイントは次の5つです。
1.目標設定
日々の取り組みを続けていった先の、成長のイメージ(1年後、3年後、5年後)を見据えて進める
2.インプット量の確保(ボリュームの問題)
インプットと初期アウトプットのためのコンテンツを絶やさない
3.コンテンツのバランス(繰り返しと入れ替え)
繰り返しと入れ替えのバランスを保つ
4.親の姿勢
楽しさではなく、親しみを持つ/聴き馴染むことを意識する
(聴き馴染んでいるから関心が向く → 関心を持つから自然と分かるようになる)
5.英語読書への道筋
音の習得、読みの習得のための努力を惜しまない
(アウトプットではなく、英語で読書できるようになることをゴールとする)
まとめ & 次に続く
以上、DWEとともにあった、我が家の乳児・幼児のころのおうち英語を振り返りながら、DWEの良いと感じている点、足りないと感じている点を踏まえて、DWEを使わないおうち英語の形について考えました。
今回、思い出し切れなかった部分がたくさんあります。
また、多くの方が関心を持っているであろう、子どもの「アウトプット」については、まったく触れられませんでした。
これからも少しずつ記憶をたどっていき、補足の記事を書きたいと考えています。
お読みくださりありがとうございました。
少しでも参考になりましたら「スキ」をお願いします。
ちなみに、私のニックネームのMinnieは、自分の本名と子どもたちの本名とをモジったものであり、「ディズニーのミニーさん」とは関係ありません : )
(トップ画像について)
写真のDWEブックがピカピカですが、その理由は、ワールドファミリークラブ(WFC)で教材交換したばかりの新品だからです(DWE教材一式をある先にお譲りする前に撮ったもの)。交換前の使い込んだブックの写真を探しましたが、残念ながら残っていませんでした。
1年前に投稿した幼児期をテーマにした記事です
DWEで英語インプットを蓄えたあとの小学校時代、どのように取り組みを続けたかについて書いた記事です
