なぜ下落? 【元同業から見る】(株)FPG 2025年9月期 中間決算 2025.4.28
(株)FPGってあまり知られていない会社かもしれません。
業界でも、私が元いた会社でも事業内容をしっかり把握しているのは20%ぐらい(実感値)だった気がします。最近は卓球の張本兄妹のスポンサーしてたりしますが。
会社概要を見ると、
主な事業の内容:リースファンド事業、国内不動産ファンド事業、海外不動産ファンド事業、航空事業、
共同保有プラットフォーム事業、信託事業および証券事業
とあります。
基本的には法人に対し、金融商品(資産有効活用?)を販売している会社
です。航空機や船舶、不動産(国内・海外)を小口化して販売、
2024年9月期の業績は
売上:107,781百万円
営業利益:28,909百万円
当期純利益:20,457百万円
です。すごいっす。
そんなFPG社の中間決算発表後、翌営業日の今日
株は下がりました。

決算説明資料を見ると
サマリーでは

順調、大幅更新、過去最高の文字が並びますが、

前年同月比 利益は減りました。
おそらく、これですね。株価が下げた要因は。
ま、進捗としては、半期で50%なので順調と言えますが。
もう少し掘って見ると、

P/Lで売上原価が43%も増加したことになり、売上の増加を食ってしまっています。
この要因は決算短信も細かくは触れられていません。
ただ、短信のこの数値を細かく見てみると


こうなります。
売上計上の仕方が異なる
・リースファンド事業、海外不動産
→ファンド組成した総額ー借入金=出資金の手数料部分を売上
・国内不動産
→ファンド組成金額=売上
としているので、売上総利益率に大きな違いが出ます。
が、
その中でも国内不動産の原価が対前年同期比約120億増加。
全社売上原価の伸びそのままですね。
国内不動産単体でも、
売上は120.42億増加、原価 121.19億増加 、差引 ▲0.77憶です。
言及はされていませんが、おそらく仕入原価の高い不動産を売却したからだと思います。
今後ですが、

FPG社は459憶円分の在庫があります。
仕入れ原価の低い物件を組み入れていけば必然的に原価率が下がるので、その調整がはかられるのではないかと思います。
ただ、そこは蓋を開けてみないとわかりません。
一方で海外不動産は

好調に推移しています。

でも在庫がない。。。仕入れて一気に販売するのでしょうか。
ちょっと先が見えない不安はありますね。
また、分析していきます。
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