【不動産屋が】気になる不動産関連ニュース ~26.1.29 FPG(7148)26年9月期1Q 決算 ・税制改正の激震とリースの底力~
昨日(26.1.29)の決算発表では
2026年9月期1Qは、国内不動産ファンド事業の販売停止・解約対応の影響により、前年同期比で大幅な減収となりましたが、リース事業の好調により利益面の落ち込みは限定的となっています.

■ リースファンド事業
前年同期を大きく上回る好スタート。
在庫状況も良く、海運案件の戦略的組成により、在庫は700億円台まで回復し、2Q以降の販売用資産を確保しています 。
■ 国内不動産ファンド事業
税制改正(個人の相続税対策に関する改正)
の影響を受け、売上が大きく減少。
販売額47.2億円(前年同期比 ▲75.0%) 。税制改正報道を受け、11月から販売を一時停止し、希望者への解約・返金対応を行ったことが主因。
新たな収益: 「FPGリンクス渋谷」の一棟売却によりインセンティブ報酬を獲得し、利益の減少幅を抑制しました 。
※FPGの国内不動産ファンド事業における「一棟売却のインセンティブ報酬」とは、運用していた不動産物件を一括売却した際に、投資額を大幅に上回る結果で償還できた場合に獲得できる成果報酬。
ちなみに

京橋トラストタワーは2フロアで213億の組成額。1フロア490坪なので、坪当たり2000万円を超える金額です。12階をすでに売却し終わっているので、税効果がなくても運用商品としてその金額で売れると見ているわけですね。
■今後の見通しとトピックス
通期予想:2026年9月期の親会社株主に帰属する当期純利益は210億円(1Q進捗率20.1%)と、過去最高益の更新を目指しています 。
国内不動産ファンドは税制改正影響はあるものの、GINZA SIXや大手町案件などは早期に完売しており、都心一等地への投資ニーズの高さは健在なので、販売は戻ると見ているようです。
とは言え、もう少し現実感が見えないと株価はさえないだろうなと思います。
■株価は
一旦大きく下げたものの、プラス圏に戻るなど横ばいと言える状況です。

もう少し厳しい(例えば、減益予想)決算内容とマーケットは見ていた可能性はあります。

配当利回り6%・ROE32%という数字は驚異的ですが、PER8倍という評価は「不特法ビジネスの持続性」に対する市場の疑念の裏返しでもあります。
今後の注目点は、税務メリットに頼らない「純粋な収益物件」として、どれだけの販売スピードを回復できるか。2Q以降の販売実績が、同社の真の評価(マルチプル)を決めることになりそうです。
また気になるニュースがあれば取り上げます。
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