高齢者の住まいに必要なのは、建物だけではなく「つながり」
昨日、高齢者の住まいの危機について感じたことを書きました。
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住まいを失うことは、ただ生活の場所を失うだけではなく、命や尊厳にも関わる大きな問題だと感じました。
では、高齢者にとって本当に安心できる住まいとは、どんな場所なのでしょうか。
私は、建物があるだけでは十分ではないと思っています。
もちろん、安全に暮らせる部屋や、生活しやすい環境は大切です。
でも、それ以上に大切なのは、
「誰かが気にかけてくれること」
「困った時に声を出せること」
「自分も誰かの役に立てること」
ではないかと思います。
高齢になると、体の変化だけでなく、人とのつながりも少しずつ変わっていきます。
家族と離れて暮らす人。
配偶者を亡くした人。
病気や介護の不安を抱える人。
経済的な心配を抱える人。
そのような中で、一人で不安を抱え続けることは、とても大きな負担になります。
だからこそ、私は「助け合いのある住まい」が必要だと思っています。
ただ同じ建物に住むだけではなく、
互いにあいさつをする。
少し様子を気にかける。
困った時には相談できる。
できることを分かち合う。
無理なく支え合う。
そんな小さなつながりが、安心につながるのだと思います。
支えられるだけではなく、支える側にもなれることも大切です。
人は、誰かの役に立てると感じる時、自分の存在の意味を感じることができます。
お茶を入れること。
話を聞くこと。
得意なことを教えること。
誰かのために祈ること。
笑顔で声をかけること。
大きなことではなくても、その人にできることは必ずあります。
高齢者の住まいに必要なのは、管理される場所ではなく、尊厳を持って暮らせる場所。
孤立を防ぎながらも、一人一人の自由や自立を大切にできる場所。
そして、「ここにいていい」と思える居場所なのだと思います。
シオンの助け合いで目指したいのは、まさにそのような住まいです。
建物というハードだけではなく、助け合いの文化というソフトを大切にしたい。
安心して年を重ねられる共同体を、少しずつ形にしていきたいと思っています。
そのためにも、まずは皆さんの声を聞かせていただきたいです。
どんな住まいなら安心できますか。
どんなつながりがあれば、心強いですか。
年を重ねても、自分らしく暮らすために何が必要だと思いますか。
一緒に考えることから、助け合いは始まるのだと思います。
