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アルゴプロジェクトとか、あの頃の邦画

中学、高校時代、お家大好きだった私の楽しみは当時全盛期だった深夜番組を見る事、同じくたまに深夜に放送する邦画を見るのがとても好きでした。

邦画だと、櫻の園、レディ!レディ、12人の優しい日本人、曖昧Me、TSUGUMI、君は僕を好きになる、キッチン、などなど

櫻の園は特に自分が通っていた中学・高校と重なるものがありとても好きでした。煉瓦作りの校舎や可愛い制服、女子校独特の空気感、なんとなくわかる!って、今でもたまに見たくなります。
あの頃の映画を今見ると、当時の時代の空気の香りとか、スマホもSNSもなかったせいかなんとなくのんびり流れている時間とか、今よりも長く静かに過ごしていた夜のひんやりとした肌感触まで甦ってくる気がして何とも言えないキュッとした気持ちになります。

TSUGUMIに関しては、当時仲の良かった友達に「主人公があんたにすごい似てる」と言われ見た映画です。
友人曰く映画というより小説のほうが似てるって事だったので、小説も買って読みました。喘息で体が弱いけれど気が強くて我儘な主人公、自分と重なる部分もあったけど、うれしい反面少し複雑な気分になった事も憶えています。この映画の真田広之さんがとにかく色気が凄くて今見てもかっこいいって思います。私もあんな人と知り合ってみたかったものです。
というより知り合っていてもそんな映画みたいな事って早々ないんですよね。
私が小学生の頃、広告代理店に勤めていた父を訪ねて時々部下の男性が家に遊びに来ていました。昼間訪ねてきて、夕飯をみんなで食べるというパターンが多かったのですが、私がその方に一目惚れをしたんです。
マリンスポーツをやっていて赤いスポーツカーに乗ってくる日に焼けた男性で多分彼もまだ新卒くらいだったと思います。
女子校育ちの私からすると本当にかっこいい大人の男性に見えて、遊びに来るたびにドキドキして本当はたくさん話したいのに、夕飯の時間まで部屋から出れない事もありました。中学受験で無事に合格した際には赤い万年筆をプレゼントして頂けたのに子供すぎた私は気の利いたお礼も言えないまま、時が過ぎ、本当に後悔しています。
長くなりましたが、TSUGUMIは私のそんな思い出とか色々なものを思い起こさせてくれる映画です。

そして「曖昧Me」
これも私が高校生くらいの時、深夜にテレビで放送された映画です。
録画したものを何回も見返したものです。
主演は当時まだ無名だった裕木奈江さんで、割とセンセーショナルなストーリーだと思うのですが、思春期の主人公「薫子」の「なんかモヤモヤする」という台詞がわかりすぎたこと、同時に裕木奈江さんの雰囲気とか服とか、全部含めて可愛くて色っぽくて、あのフワっとしたたたずまいが好きでした。映画の中で「赤いスカート」が重要なアイテムになっているのですが、赤いスカート買おうと思ったりしました・・・
映像も大好きで、夜中に部屋でストッキングをはいて、少し大人になった気持ちで恋人と花火をするシーン、プールで泳ぐシーン、日傘と赤いスカート、大人ぶって塗った口紅が落ちたまま朝焼けの街を歩くシーン、一瞬の輝きを放つ夏の日差し、全てが儚くて切なくて美しくて懐かしくて、大好きだった映画のひとつです。
エンディングに流れた「硝子のピノキオ」は山崎ハコさんが作られた曲で、それを裕木奈江さんが歌っていて、その曲の雰囲気もとても合っていました。思春期の一瞬の儚さというか、十代のあの頃の言葉で言い表せない漠然とした不安とか切なさとか、今でも思い出してみたくなるのですが残念ながら中々dvd化されないのが悲しいです。いつかテレビで放送してくれないかなあ。
余談ですが、この映画で裕木奈江さんを知り、なんて可愛い女優さんだろうと思って憧れたのですが、同時期にたまたま買った銀色夏生さんの「go go heavenの勇気」という詩集の写真に裕木奈江さんがモデル?として出ていらして、本当に偶然だったのでびっくりした覚えがあります。
その本に載っていた彼女もすごくかわいかったです。今でも読み返します。

SNSをやっていると曖昧Meのファンの方、結構いらっしゃるようなのでいつかDVD化されないかなあと思っています・・・

映画の話になるともっと話したい事たくさんあるので、尽きないですね・・・

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