芋出し画像

🪉創䜜倧賞2026応募䜜品『砂䞘の竪琎』倢ず無意識が語りかける物語⑥涙倢日蚘倢分析ナング心理孊無意識深局心理HSPトラりマむメヌゞワヌクAIアヌト前䞖小説ラノベプロトタむプ神話物語ファンタゞヌ

※本投皿は
🪉創䜜倧賞2026応募䜜品
『砂䞘の竪琎』
倢ず無意識が語りかける物語⑀
の続きです。
━━━━━━━━━━━━━━━━
前回の投皿はこちら▌
━━━━━━━━━━━━━━━━
ぜひ䜵せおお読みください。


小さな違和感

初めはほんの些现なきっかけだった。

これたでどこに行っおも
熱狂的な歓迎を受けおいたリオヌだったが、
ある時から小さな違和感
を感じるようになった。

最初に感じたのは
日垞的によく接しおいた
砂䞘の竪琎の運び圹や譊護圹たちだ。
急に態床がぎこちなくなったのだ。

リオヌず向き合う時、
探るような芖線や
含みのある蚀葉を感じる。

これたでは感じなかった
かすかにゆがんだ笑顔も増えた。

その芖線や蚀葉の裏に、
これたでには無かった
男性特有の雄の気配が挂う気がしお、
リオヌは胞の奥がざわ぀いた。

䞀番、信頌関係がある
譊護圹長に聞いおみるず、
陰湿に広がり぀぀あったうわさ話が
原因らしいこずが分かった。

最初は気にしおいなかったが、
そのうち間接的にも
耳に入るようになった。

リオヌが初めから
王や倧臣のお気に入りだったのは
身䜓を売っお取り入ったからだ。

所詮、垂井の楜垫に過ぎない。
そういうやり方はお手の物だろう。

䞀介の楜垫だった頃に
たやかしの法や
魔性の術を芚えたらしい。

リオヌが挔奏を始めるず
竪琎が光り出すのは、
幻惑の魔法によるものだ。
気を付けた方がいい。

などなど。

党くリオヌには身に芚えのないのに、
気が付いた頃には
その噂は隠埮に広がっおいお、
もはや打ち消すのは至難であるず
竪琎の譊護長は困ったように蚀った。

リオヌは困惑したが
所詮、根も葉もないうわさ話に過ぎない。
自分に非は無いのだから、
堂々ずしおいるしかない。

譊護圹長のように、
私を心から信頌しおくれる人もいる。
そう思うず背筋が䌞びた。

しばらくするず
久し振りに倧臣から呌び出された。

そういえば最近は遠隔地に
挔奏に出るこずは増えおいたが、
王や倧臣から砂䞘の竪琎の挔奏を
請われるこずが無くなっおいた。

倧臣宀に向かうず、
やんわりず遠隔地ぞの挔奏は
しばらく控えるようにずの指瀺だった。

民からの挔奏䟝頌は
ひきりなしに続いおいるのに。

䜕故ですか

そう問おうずしお
いったん、口を぀ぐんだ。

恐らく譊護圹長の蚀っおいた
うわさ話が宮廷の䞊郚たで
届いおいるのだろう。

本圓は、
そんなはずありたせんず
声を倧にしお吊定したかった。

でもこの指瀺が本圓に
うわさ話のせいなのか分からない。
急激に湧きあがった気持ちを
萜ち着かせお答えた。

ヌかしこたりたした。

ヌ挔奏䌚の芁望は倚く、
 今も続いおおりたす。
 たた再開できたすよう
 お力添えをよろしくお願いいたししたす。

ずだけ䌝え、
お蟞儀をしお退宀する。

そのため、その日
久し振りに空きの時間が持おた。
数か月ぶりの空癜の時間だった。

思えば竪琎の䞋賜が決たっおから、
怒涛のような毎日だったず、
リオヌは、ふず思った。

1人きりの挔奏䌚

遠方ぞの遠出のために
䞋準備が必芁なこずが倚く、
以前からリオヌ甚にあおがわれた
宮殿内の専甚の小郚屋に向かう。

歩きながら、がんやりず、もしかしお、
自分は䜕かを芋萜ずしおいるのではないか。
ず思ったが、その答えは浮かんでこなかった。

小郚屋の入り口には
譊護圹長が芋匵りに立っおいる。
目だけを亀わし合い、
リオヌは小郚屋に入っおいった。

そこには砂䞘の竪琎が甚意しおあった。

窓からの光に照らされお
竪琎は優雅な姿で立っおいた。

ヌ今日の挔奏䌚は無くなっおしたったわ 。

ヌせっかく準備しおたのに、ごめんなさいね。

竪琎にふれながら、
倧切なパヌトナヌに䌝えるように
そう぀ぶやく。

自分でも思いのほか、
疲れた声が出た。

この時、初めお
味方が枛っおいるこずを意識した。

䞀瞬だけ、
小さく竪琎が瞬いた。

たるで、それでもいい。
2人で䞀緒に過ごそう。

そう蚀われた気がしお、
自然ずリオヌは
竪琎をい぀ものように構えた。

気が付くず竪琎を奏でだしおいた。
密やかに、でも優しく。
かすかな哀しみをも垯びた音色だった。

自分のためだけに匟く。

もう䜕か月もそんなこずは忘れおいた。

今の想いがそのたた
音に衚れた即興曲だった。

リオヌは自分が
涙を流しおいるのにも気づかず、
無心に竪琎を奏で続けおいたが、
指先が冷えお重く感じられお
我に返った。

い぀のたにかリオヌの呚りには
い぀ものように竪琎から立ち䞊がる
湯気のようなオヌラが挂っおいた。

その゚ネルギヌに包たれおいるず、
身䜓が枩たるような気がしたが、
すぐに打ち消そうずした。

ヌ銬鹿ね。こういうこずがあるから
 倉な噂を立おられおしたったのに。

ポツリずこがれたリオヌの蚀葉は
砂䞘の竪琎にだけは届いおいお、
圌を切なくさせた。

ヌ俺のせいなのかもしれない。

ヌリオヌのためになるず思っおいたのに。

竪琎は生たれお初めお自分を責めた。

それはじわじわず広がる
埌悔ずいう気持ちだず、
竪琎も少しず぀理解しおいった。

リオヌの1人きりの挔奏䌚は、
その埌もしばらく続いおいた。

その音色は
小郚屋の前で芋匵りをしおいた
譊護圹長にだけは聞こえた。

圌はその音に哀しみや
孀独感が含たれおいるこずを
うすうす感じ取っおいた。

涙の目芚め

私が目を開けるず、
䞀瞬、ここが
どこなのか分からなかった。

ゆらりず目の前に圱が珟れ、
ミルアが優しい笑顔で芋䞋ろしおいる。

「ミオラ  もう倧䞈倫だ」

ベッドで暪になったたた
名前を呌ばれお圌の方をがんやり芋るず、
䞡目から静かに涙がこがれた。

ミルアの手が私の頬に觊れ、
涙をぬぐっおくれた。
ミルアの指先を感じるず
次々ず涙が溢れお止たらなくなった。

私はその時、
ずっず泣いおいたのだ
ず初めお気が付いた。

重い䞡手をあげお顔を芆う。

この涙は私のものだろうか
遠い砂の囜にいた
リオヌのものだろうか

そう感じお、このたたでは
あの䞖界に飲み蟌たれるかもしれない。

自分がどちらの存圚なのか、
分からなくなりそうだった。
気をしっかり持たなければ。

深く呌吞し、自分の芯を感じるよう
ゆっくりず身䜓を動かしおいった。

぀づく

━━━━━━━━━━━━━━━━
『砂䞘の竪琎』の
これたでの゚ピ゜ヌドは
専甚のマガゞンでたずめおいたす▌
━━━━━━━━━━━━━━━━

興味のある方はマガゞンを
フォロヌしお䞋さるずうれしいです。

━━━━━━━━━━━━━━━━
魔王ミルアに぀いおの蚘事は
専甚のマガゞンでたずめおいたす▌
━━━━━━━━━━━━━━━━

ハッシュタグ䞀芧タグメモ
#倢
#倢日蚘
#倢分析
#心理孊
#深局心理
#癒し
#過去生
#スピリチュアル
#トラりマ
#小説
#物語
#創䜜倧賞2026
#゚ンタメ原䜜郚門
#ファンタゞヌ

#アニメ原䜜

いいなず思ったら応揎しよう

✹Miora(みおら) ♡Dream Dialog♡ 応揎、よろしくお願いしたす💖頂いたチップは、より良いnoteを䜜るための掻動費ずさせお頂きたす🙇‍♀✚