📺 大河ドラマに見る心理学的な象徴①:時代劇が大人になってから面白くなる理由とNHKの存在意義|夢日記|夢分析|ユング心理学|深層心理|大河ドラマ|べらぼう|大人になったらわかること
※本記事は
以下の記事の
の続きです。
該当の投稿はこちら ▼
ぜひ併せてお読みください。
📺1か月遅れで大河ドラマべらぼうを見てます
最近、大河ドラマを久しぶりに見た。
今はようやく、おてい(演:橋本愛)登場の
あたりまで追いついたところだ。
原田泰造さんがムックリを鳴らして
渡辺謙さん(田沼意次)に
「うるさい!」とツッコまれるシーンで、
思わず笑ってしまった。
このあたりは上記のリンク先でも
詳しく述べているので一緒にご覧ください。
以前は、正直なところ時代劇なんて
古臭くて退屈だと思っていた。
でも、歴史や文化、
役者さんたちの演技が分かるようになった今は、
むしろ現代ドラマよりずっと面白く感じる。
大人になって初めてわかる面白さ
というものが確かにある。

🎬 NHKしか時代劇を作れない時代
今や民放はお正月時代劇すら作らなくなった。
衣装、かつら、セット、特殊な撮影技術…
コストやノウハウが必要で、
視聴率だけを基準にすれば割に合わない。
時代劇映画もどんどんなくなっている。
だからこそ、NHKが大河ドラマという形で
毎年1本、時代劇を作り続けているのは
大きい意味があると思う。
「NHKなんて必要ない」
という声や政党もあるけれど。
実際に私もそう感じる時はあるけれど。
たとえ興味がない人にとっては
受信料の無駄遣いに見えたとしても、
NHKだからこそ残せる
文化や作品があるのは確かだと思う。

📊 視聴率よりも話題性が重要に
もはやオンタイムでTV視聴する人は減っている。
だけど、大河は無料で誰でも見られるから、
放送後にはほぼ毎週
X(旧Twitter)でトレンド入りする。
視聴率だけでは測れない
実質的な影響力があるのは、
ゴールデンカムイの
WOWOW版ドラマと似ている。
サブスク作品でも、毎週SNSで盛り上がれば
作品として大成功なのだ。
🌍 世界的ヒット作『SHOGUN』との比較
真田広之さん主演の『SHOGUN』が
エミー賞を受賞した時、
日本国内でも一時的に話題になった。
でもサブスク配信だから、
国内で実際に見られる人は限られていると思う。
大河のように誰でも見られる時代劇作品は、
やはり貴重だと感じる。

📚 蔦重のキャラメイクは時代や演者と共に変わる
蔦重が映像作品の登場人物として描かれたのは
べらぼうが初めてではない。
例えば真田広之さん主演映画の『写楽』では
写楽研究家としても知られる、
フランキー堺さんが演じている。
映画『写楽』と『べらぼう』の蔦重の差を、
心理学的に象徴分析してみた。
映画『写楽』のフランキー堺さんの蔦重
→ いかにも大店の旦那で、
老獪で世慣れた匂いが強い。
芸術と商売の世界をしたたかに渡り歩く
目利きとしての存在感が濃い。
江戸の闇も光も知る策士。
大河べらぼうの蔦重(横浜流星さん)
→ 若さや情熱が前面に出ていて、
勢いと柔軟さがあり、現代的で
初々しく・親しみやすい人物像。
文化を変えていく旗手としての
ヒロイズムが強調されてる。
情の深さや理想家としての側面が
描かれていて、
現代的な価値観にも寄り添ってる感じ。
どちらも史実の蔦重の一側面ではあるけど、
視聴者に響く人物像としての
見せ方が違うと言えます。
大河の蔦重は、視聴者が共感しやすい
成長物語的な造形になっているし、
そこに流星くんの持つ
真っすぐさがハマってる印象。
むしろ、べらぼう版蔦重の
したたかさや老獪さは、
これからの展開で出てきそう。
今はまだ、志に燃える若者としてのフェーズを
強調してると考えられます。

👉まとめと次回予告
時代劇は古臭いものではなく、
歴史・文化・俳優の魅力が詰まった総合芸術だ。
NHKだからこそできる大河ドラマ。
これを観る楽しみが、
増していくのを感じている。
まだ見たことがない人、
途中でやめてしまった人も
ぜひ見てみて欲しいです。
次回も引き続き、
べらぼうからインスパイアされた投稿。
鬼滅の刃遊郭編でも一時期話題になったけど、
遊郭や花魁の話をTVで見る時の
様々な反応について考えてみました。
また読みにきてね♡
🎭 巻末のおまけ♡登場人物の象徴分析(追加版)👓
メインキャラは既出の投稿で
象徴分析済みなので、
今回は追加版でお送りします。
『べらぼう』がお好きな方や、
心理+象徴分析が気になる方は、
ボーナストラックとして読んでみてね。
マニアックすぎて、そこまではいいやw
という方は読み飛ばしOKです♡
1か月遅れで『べらぼう』を見てるので、
やっと登場した、おてい(演:橋本愛)
からいきます。
おていのキャラメイクで
あえて愛ちゃんの美貌を大きな黒縁メガネで
隠している演出が面白いと思います。
芯の強さと知性を感じさせ、
今後の物語で重要な役割を果たす予感がある。
主要キャラは既に象徴分析して
過去の投稿にまとめているので、
まだ紹介してなかった
3人を追加して記録します。
🔹 おてい(演:橋本愛さん)
キャスティングと演出効果
橋本愛さんが演じるおていは、抜群の透明感と知性を併せ持つ演技派。あえての黒縁メガネ演出には、観客の目を服装や外見ではなく、彼女の強さ・誠実さ・理性的判断に向けてほしいという意図が感じられます象徴する心の動き
彼女は、蔦重が志を追う中での理性的支えとして機能。自らを石頭のつまらぬ女と称しながらも、内面の誇りと誠実さは揺らがず、自己を超えた役割を見据える存在として描かれていますユング心理学的読み
蔦重の現実的な統合を助けるシャドウ/自己実現の補完者として機能。華やかさよりも、誠実さと役割を選ぶ姿は、成熟した女性性の象徴です。
🔹 誰袖(たがそで)(演:福原遥さん)
象徴的意味:華やかな花魁×狂歌女郎=官能と言葉の潮流を織り成す存在
→ 蔦重や意知との交流を通し、自己の価値と生き方を問い直す象徴象徴する心の動き:欲望と誇り、抑圧と自尊心の統合を体現するキャラクター
→ 和歌や狂歌を通じて想いを表明する姿は、内なる言葉の解放の姿でもある読者(視聴者)へのメッセージ:自分の色を奪われず、自分の言葉で生きる勇気の象徴
🔹佐野政言(さのまさこと)(演:矢本悠馬)
象徴的意味:若さと真摯さが際立つ人物。若き理想と現実のはざまに立つ存在
キャスティングと演出効果:矢本悠馬さんの持つ繊細で誠実な演技→政言の内面に潜む葛藤や成長の過程を表現し、視聴者の共感を呼ぶ。物語の感情的な深みを増す重要な要素。
歴史的背景:複雑な立場にあった人物であり、彼の言動や選択には深い意味が込められていることが理解できる。
読者(視聴者)へのメッセージ:時代の激動の中で個人が抱える苦悩や希望を象徴し、視聴者自身の内面的な成長や選択と重ね合わせやすいキャラクター。

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