【第205回】 日本の取引所と海外の取引所、どっちがいいの?アリスの悩みを解決!
アリス:「うーん、うーん……」
ウサギ先輩:「おや、アリスちゃん、なんだか難しい顔をしているね。まるで、ニンジン畑の前でどのニンジンから食べようか悩んでる時のボクみたいだ。」
アリス:「ウサギ先輩!こんにちは!あの、仮想通貨を買ってみようと思って、取引所っていうお店を探しているんですけど…なんだか日本の取引所と、海外の取引所っていうのがあるみたいで、どっちを選んだらいいのか全然分からなくって…。」
ウサギ先輩:「ふむふむ、なるほどね!それは初心者が最初にぶつかる大きな壁の一つだ。日本の老舗和菓子屋さんと、世界の最新スイーツが並ぶデパート、どっちでお菓子を買うか悩むようなものかな?それぞれに良いところも、ちょっと気をつけるべきところもあるからね。よし、このウサギ先輩が、アリスちゃんのその悩みをスッキリ解決してあげようじゃないか!今日の冒険は『日本の取引所 vs 海外の取引所、あなたにピッタリなのはどっち?』だ!」
アリス:「わぁ!本当ですか?ありがとうございます、ウサギ先輩!よろしくお願いします!」
日本の取引所~安心安全の国内ブランド店?~
ウサギ先輩:「まずは、アリスちゃんも馴染みやすいであろう、日本の取引所から見ていこうか。これは例えるなら、厳しい品質管理をクリアした商品だけが並ぶ、安心安全の国内ブランド店みたいなイメージかな。」
アリス:「国内ブランド店!なんだか安心できそうな響きですね!」
メリットはやっぱり「安心感」!~法律と日本語サポートの心強さ~
ウサギ先輩:「その通り!日本の取引所の最大のメリットは、なんといってもその安心感だよ。日本の取引所は、金融庁っていう国のお役所からちゃんと『暗号資産交換業者』として登録を受けて、日本の法律に基づいて運営されているんだ。」
アリス:「金融庁の登録!それって、ちゃんとしたお店ですよっていうお墨付きみたいなものですか?」
ウサギ先輩:「まさにその通りさ!例えば、お客さんから預かったお金と取引所自身のお金は分別管理しなきゃいけないとか、お客さんの資産を守るためのセキュリティ対策をしっかりしなきゃいけないとか、いろいろなルールが定められているんだ。だから、万が一取引所がハッキング被害にあったり、倒産したりするようなことがあっても、お客さんの資産がある程度守られるような仕組みになっているんだよ。」
アリス:「へぇ~!それは心強いですね!もし何か困ったことがあっても、日本語で相談できるんですか?」
ウサギ先輩:「もちろんだよ、アリスちゃん。ウェブサイトやアプリの表示が全て日本語なのはもちろん、カスタマーサポートも日本語で対応してくれるところがほとんどだ。これは初心者にとっては、すごく大きなメリットだよね。操作方法が分からなかったり、トラブルが起きたりした時に、言葉の壁がないのは本当に助かるからね。」
アリス:「確かに!英語だと、質問するだけで一苦労ですもんね…。」
ウサギ先輩:「それに、日本国内の法律で規制されているから、例えばレバレッジ取引の上限が低めに設定されていたりして、いきなり大きなリスクを背負ってしまう心配も少ないんだ。初心者が安心して仮想通貨取引の第一歩を踏み出すには、もってこいの環境と言えるだろうね。」
デメリットは「品揃え」と「自由度」?~ちょっと物足りないかも?~
アリス:「日本の取引所、良いことずくめみたいですね!でも、何かデメリットもあるんですか?」
ウサギ先輩:「うーん、そうだね。完璧なものなんてこの世にはないからね。日本の取引所のデメリットを挙げるとすれば、まず取り扱い通貨の種類が少ない傾向にあることかな。」
アリス:「取り扱い通貨の種類が少ない…?ビットコイン以外にもいろんなコインがあるんですよね?」
ウサギ先輩:「そうなんだ。世界には何千、何万種類もの仮想通貨があるんだけど、日本の取引所で買えるのは、その中でも金融庁の審査をクリアした、比較的メジャーで信頼性が高いとされるコインが中心なんだ。だいたい数十種類くらいかな。だから、すごくマニアックなコインや、生まれたばかりの新しいコインを探している人にとっては、ちょっと物足りなく感じるかもしれないね。」
アリス:「なるほどぉ。お店に並んでいる商品の種類が限られている、みたいな感じですか。」
ウサギ先輩:「そういうことだね。あとは、規制がしっかりしている分、海外の取引所に比べるとサービスの自由度が低いと感じる部分もあるかもしれない。例えば、さっき話したレバレッジ取引の倍率が低かったり、新しいサービスを始めるのにも国の許可が必要だったりするからね。安全性を重視する代わりに、ちょっと窮屈に感じる人もいるかもしれない、ってことさ。」
海外の取引所~魅惑のグローバルマーケット?~
ウサギ先輩:「さて、お次は海外の取引所だ。これは例えるなら、世界中の珍しい食材や最新のガジェットが何でも揃う、巨大なグローバルマーケットみたいなところかな。ワクワクするけど、ちょっと注意も必要なお店、って感じだ。」
アリス:「グローバルマーケット!なんだかすごそうですね!日本の取引所とはどう違うんですか?」
メリットは「圧倒的な品揃え」と「刺激的なサービス」!~宝探しと冒険の世界~
ウサギ先輩:「海外の取引所の最大の魅力は、なんといってもその取り扱い通貨の豊富さだね!日本の取引所が数十種類なのに対して、海外の大手取引所だと数百種類、中には数千種類のコインを扱っているところもあるんだ。」
アリス:「数千種類!?そんなにたくさんあるんですか!?」
ウサギ先輩:「そうなんだよ。だから、日本ではまだ買えないような新しいプロジェクトのトークン、いわゆる草コインと呼ばれるようなものも見つかる可能性がある。まさに宝探しだね!一攫千金を夢見る冒険家にとっては、たまらない魅力だろうね。」
アリス:「草コイン…なんだか可愛い名前ですね!でも、宝探しってことは、お宝じゃないものも混じってそうですけど…。」
ウサギ先輩:「良いところに気がついたね、アリスちゃん。その話は後でじっくりしよう。もう一つのメリットは、手数料が比較的安い傾向にあることだ。取引手数料はもちろん、売値と買値の差であるスプレッドも、日本の取引所に比べて狭いことが多いんだ。頻繁に取引する人にとっては、この差は結構大きくなってくるからね。」
アリス:「へぇ~、手数料が安いのは嬉しいですね!」
ウサギ先輩:「さらに、高いレバレッジをかけた取引ができたり、日本では提供されていないような多様な金融サービス、例えば仮想通貨を預けて利息を得るステーキングやレンディングの選択肢が豊富だったりするのも特徴だね。中には、追証なしのゼロカットシステムを採用しているところもあって、これは入金した金額以上の損失は発生しないっていう仕組みなんだ。ハイリスク・ハイリターンを求めるトレーダーにとっては、魅力的な環境かもしれないね。」
デメリットは「自己責任」と「落とし穴」?~言葉の壁と無法地帯のリスク~
アリス:「わぁ、海外の取引所って、なんだか夢がいっぱい詰まっている感じですね!」
ウサギ先輩:「ふふん、アリスちゃん、キラキラした部分だけ見てると足元をすくわれちゃうぞ。海外の取引所には、その魅力と裏腹に、大きなデメリットやリスクも潜んでいるんだ。一番大事なのは、ほとんどの海外取引所は日本の金融庁の登録を受けていないということ。つまり、日本の法律による保護は基本的に受けられない、ということなんだ。」
アリス:「えっ!?日本の法律で守ってもらえないんですか…?」
ウサギ先輩:「そうなんだ。だから、もし取引所がハッキングされたり、突然サービスを停止したり、あるいは詐欺的な行為を働いたりしても、日本の当局が直接介入して助けてくれることは難しい。金融庁も、無登録で日本居住者向けにサービスを提供している海外業者に対しては、警告を出しているくらいだからね。」
アリス:「警告…!なんだか怖いですね…。」
ウサギ先輩:「うん。実際に、過去には海外の大手取引所が突然日本居住者向けのサービスを停止したり、アプリストアからアプリが削除されたりするような事例もあったんだ。そうなると、預けていた資産を引き出せなくなる可能性だってゼロじゃない。」
アリス:「えええっ!それは困ります!」
ウサギ先輩:「それに、日本語サポートが不十分な場合も多い。最近は日本語に対応している海外取引所も増えてきているけど、翻訳が不自然だったり、重要な規約が英語のままだったりすることも少なくない。もしトラブルが発生した時に、英語で複雑なやり取りをしなければいけない可能性も考えておく必要があるね。」
アリス:「英語でのやり取りは、ハードルが高いです…。」
ウサギ先輩:「あとは、税金の計算が複雑になることもある。海外の取引所は、日本の取引所のように親切な年間取引報告書を発行してくれないことが多いから、自分で取引履歴をしっかり管理して、損益計算をする必要があるんだ。これは結構大変な作業だよ。」
ウサギ先輩:「そして、さっきアリスちゃんが気づいたように、取り扱い通貨が多いということは、それだけ信頼性に欠けるコインや詐欺的なプロジェクトも紛れ込んでいる可能性が高いということ。目先の利益に目がくらんで、よく調べもせずに怪しいコインに手を出してしまうと、大損してしまう危険性があるんだ。」
アリス:「うーん、海外の取引所って、魅力的な反面、なんだか危険がいっぱいな感じもしますね…。」
ウサギ先輩:「その通りだ。だからこそ、利用するなら徹底した自己責任の覚悟と、十分な情報収集、そしてリスク管理が不可欠なんだよ。」
アリスちゃんのお悩みポイント別!徹底比較タイム!
ウサギ先輩:「さて、日本の取引所と海外の取引所、それぞれの特徴がなんとなく見えてきたかな?ここからは、アリスちゃんが気になるであろうポイント別に、両者を比べてみよう!」
ポイント① 安全性・信頼性~お財布を預けるならどっち?~
アリス:「やっぱり一番気になるのは、安全性です!大切なお金を預けるわけですから!」
ウサギ先輩:「うん、それは最も重要なポイントだね。
日本の取引所は、金融庁の監督下にあって、資産の分別管理やセキュリティ対策が法律で義務付けられているから、一般的に安全性は高いと言えるだろうね。万が一の時の補償制度がある取引所もあるしね。
一方、海外の取引所は、日本の法規制の範囲外にあることが多い。もちろん、世界的に有名な大手取引所は独自のセキュリティ対策に力を入れているけれど、それでもハッキングのリスクが国内より高い可能性は否定できないし、運営実態が不透明な業者も存在する。金融庁から警告が出ている取引所もあるから、注意が必要だよ。」
アリス:「うーん、やっぱり安心感では日本の取引所に軍配が上がりそうですね。」
ポイント② 取り扱い通貨~珍しいコインを探したい!~
アリス:「次に気になるのは、取り扱い通貨の種類です!いろんなコインを見てみたいです!」
ウサギ先輩:「好奇心旺盛なアリスちゃんらしいね!
日本の取引所は、先にも言った通り、金融庁の審査を経た比較的メジャーなコインが中心で、種類は数十種類程度と少なめだ。
対して海外の取引所は、数百~数千種類ものコインを扱っているところが多く、新しいコインや日本ではまだ買えないコインに投資したいなら、海外取引所が選択肢に入ってくるだろうね。ただし、その分、玉石混交であることを忘れずにね。」
アリス:「たくさんの種類から選べるのは魅力的ですけど、見極める目が必要なんですね。」
ポイント③ 手数料~できるだけお得に取引したい!~
アリス:「あと、手数料も気になります!やっぱり安い方がいいですよね?」
ウサギ先輩:「もちろん、コストは抑えたいよね。
一般的に、日本の取引所は、海外に比べて取引手数料やスプレッドがやや高めな傾向があると言われているね。ただ、ビットコインの取引手数料が無料のところもあるから、一概には言えないけどね。
海外の取引所は、競争が激しいこともあって、手数料が比較的安く設定されていることが多い。スプレッドも狭い傾向にあるから、頻繁に取引する人にとってはメリットが大きいかもしれない。ただし、日本円で直接入出金できない場合、そのための送金手数料や為替手数料が別途かかることもあるから、トータルで考える必要があるよ。」
アリス:「なるほど、見かけの手数料だけじゃなくて、いろいろ考えないといけないんですね。」
ポイント④ レバレッジ取引~少ない資金で大きな夢を見たい?~
アリス:「レバレッジ取引っていうのも、ちょっと気になります…!少ないお金でも大きな取引ができるんですよね?」
ウサギ先輩:「そう、レバレッジ取引は、手持ちの資金(証拠金)を担保にして、その何倍もの金額の取引ができる仕組みだね。
日本の取引所では、金融庁の規制でレバレッジ倍率は最大2倍と定められている。これは、投資家を過度なリスクから守るためだね。
海外の取引所では、この規制がないから、数十倍~百倍以上といった非常に高いレバレッジで取引できるところもある。確かに大きなリターンを狙えるチャンスはあるけれど、その分、損失もあっという間に膨らむ超ハイリスク・ハイリターンな取引だ。追証なしのゼロカットシステムがあっても、資金を失うスピードは速いから、初心者がいきなり手を出すのは非常に危険だよ。」
アリス:「ひゃ、百倍…!なんだか想像もつかない世界です…。やっぱり怖いですね。」
ウサギ先輩:「そうだね。レバレッジ取引は、仮想通貨取引の中でも特に慎重になるべき分野だよ。」
ポイント⑤ 使いやすさ・サポート~初心者でも迷わないのはどっち?~
アリス:「あと、やっぱり使いやすさと、困った時のサポートも大事です!」
ウサギ先輩:「初心者のアリスちゃんにとっては、そこは譲れないポイントだよね。
日本の取引所は、ウェブサイトもアプリもカスタマーサポートも完全に日本語対応しているから、言葉の心配は一切ない。操作で迷っても、日本語で分かりやすく説明してくれるから安心だね。
海外の取引所は、最近は日本語に対応しているところも増えてきたけれど、翻訳が不自然だったり、一部英語のままだったり、サポートの返信が遅かったり、そもそも英語でしか対応してくれなかったりする場合もある。トラブルが起きた時に、言葉の壁でスムーズに解決できない可能性があることは覚悟しておいた方がいいね。」
アリス:「やっぱり、日本語が通じる安心感は大きいですね。」
ポイント⑥ 税金~儲かったらどうなるの?~
アリス:「最後に、もし仮想通貨で利益が出たら、税金ってどうなるんですか?日本の取引所と海外の取引所で違ったりするんですか?」
ウサギ先輩:「これはとっても大事なポイントだね!結論から言うと、アリスちゃんが日本に住んでいる限り、日本の取引所で得た利益も、海外の取引所で得た利益も、日本の税法に基づいて確定申告をして税金を納める義務があるんだ。」
アリス:「えっ!海外の取引所だから税金がかからない、ってわけじゃないんですね!」
ウサギ先輩:「その通り!『海外だからバレないだろう』なんて甘い考えは通用しないよ。税務署はちゃんと見てるからね。むしろ、海外取引所の場合は、取引履歴の取得や損益計算が複雑になることが多いから、より一層しっかりと自分で管理して、正しく申告する必要があるんだ。この点は、どちらの取引所を使うにしても、絶対に覚えておいてね。」
アリス:「は、はい!ちゃんと覚えておきます!」
ウサギ先輩からの重要アドバイス!~海外取引所を使うなら、ココに気をつけろ!~
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