【2025年も利用OK】2024年12月 Googleフォームの使い方と変更点(公開ってなに?)
最近 Googleフォームの仕様がちょっと変わって混乱している人も多いんで、2024年12月時点の最新版 Googleフォームの使い方(というより変更点)をまとめました。
今回は複雑な数式や裏技が登場しない、初心者向けのライトな内容です。
前回は Googleスプレッドシートの表示形式に関するnoteを書きました。
Googleフォームの回答者を細かく指定できるようになった
2024年12月のアップデートで、Googleフォームに回答できる人をアカウント単位で制限(指定)できるようになりました。

今回の noteは このアップデートにまつわる変更点を紹介していきます。
とりあえずGoogleフォームを 今までと同じように使いたい!時の手順
先に需要の多い、
フォームの回答者はお互いの回答を見れない設定で、リンクを知っていれば誰でも回答できる、今まで通りの設定で使いたい!
場合の手順を紹介しておきます。まず先に質問を完成させたら
1. 共有設定を確認し
一般的なアクセス
> 回答者ビュー 「リンクをしている全員」
> 編集者ビュー 「制限付き」
となっていることを確認し「完了」を押す
(無料のGoogleアカウントの初期値はこれになってます)

あわせて設定タブから、 表示設定 > 結果の概要を表示する が オフになっていることを確認

2. 右上の公開ボタンを押して、立ち上がるダイアログ内の「公開」ボタンを押す

右上の「公開」ボタンが白くなれば (回答者用の画面が)公開されている状態です。

3. 最後に回答者用の画面のリンクを取得
最後に 右上のリンクボタンから 回答者用画面のURLを取得。
必要に応じてURLを短縮にチェックしてから「コピー」ボタンを押す。

これで回答者用画面のURLがクリップボードにコピーされた状態となったので、あとは メールや LINE、SNSなど に貼り付ければOK。
まずはこれが基本です。
「Google フォームに回答できるユーザーを細かく制御するオプションの追加」 の詳細
元々はベータ版で昨年からテストしていたようですが、約1年かかってようやく一般公開されたアップデートとなります。
GoogleWorkspaceだけでなく、無料のGoogleアカウントでも使える機能で、Googleフォームを使う全員に影響があります。
2024年12月3日から順次ロールアウトとのことで、現在はほとんどの人がこの機能を使えるようになっているかと思います。
自分のアカウントがアップデートされたかどうかは、Googleフォームを新規作成した時、右上のボタンが「公開」となっているかどうかで判断できます。

「公開」となっていたらアップデートが適用済みです。
Googleフォームに回答できるユーザーを制御できると 何が便利か?

これまでのGoogleフォームは、GoogleWorkspaceユーザーであれば 回答者を組織内(同じドメイン内)に限定することは出来ましたが、特定の部署やメンバーだけを指定して回答してもらうといった制御は出来ませんでした。

GoogleWorkspaceではなく、フリーのGoogleアカウント(Gmail)を利用していた場合、そもそも組織内という概念がないため、回答者を制限することは一切できませんでした。
もちろんGoogleフォームの回答URLをしらなければ、勝手に知らない人が回答することはありません。
ただ特定の人だけに回答してもらいたいフォームであっても、回答用のURLが流出してしまった場合は、本来回答して欲しくない人の回答を制限する方法はありませんでした。
今回のアップデートで Googleフォームの回答者を アカウントを指定、またはGoogleグループを指定して 制限することが出来るようになりました。

たとえば 無記名のアンケートを実施した際、それが本当に対象者が回答したのかどうか? これまでは判別することが出来ませんでしたが、今回のアップデートによって 無記名アンケートをGoogleフォームで実施した場合でも、確実に対象の人からの回答だけを集めることが出来るようになったってことです。
※フォームの回答者を指定する為には、回答者がGoogleアカウントを持っている必要があり、回答者はそのアカウントでログインした状態で回答する必要があります
便利なアップデートだけど一部で混乱が起きたっぽい
別にこんな機能いらないよって人も多いかと思いますが、今回は全ユーザーが新しいフォームにアップデートされ影響を受けます。
本来便利なアップデートなんですが、この新機能が追加されたことで Googleフォームの作成~回答用URLの取得・送信までの流れが変わってしまい、アップデートを知らないユーザーが混乱したケースがネット上で見受けられました。

これはアップデート後の新しい仕様が、「公開」と「共有」という2段階になったこと、さらに Googleフォームは過去にユーザーの操作ミスで情報流出が何度も発生しており、「公開」というボタンが(押したら回答内容まで公開されてしまうのでは?と)不安を抱かせてしまう為かと思います。
また、今回のアップデートは過去に作成済みのフォームには適用されず アップデート後に作成された(コピーも含む)フォームにのみ 適用となっている為、同じ自分が作成したGoogleフォームなのに 見た目や操作が違う!といった点も混乱の原因となっています。
加えて、GASのForms ServiceでGoogleフォームを生成していた場合はどうなるの~。といった不安の声も聞かれます。
このように 混乱や不安の声があり、一部の人は「どうやったら以前の(いつもの)表示に戻せるのか?」といった 質問をQAサイトに投稿していたり、さらにはフォームの「公開」を以前のような「送信」に戻せるといった、誤った情報を記載したサイトが広まっていたりもするんで
正しい情報を mirが noteにまとめておこうと思ったわけです。
新しい Googleフォームの 注意点まとめ
では、新しいGoogleフォームは旧フォームと、どのように違うのか?を見ていきましょう。
Point1 Googleフォームは 旧・新が混在している

先ほども書きましたが、Googleフォームの回答者の制御機能のアップデートが適用された後に 新規作成された、または 既存のフォームをコピーして生成した Googleフォームは 右上が「公開」となっている新しいフォームとなります。
しかし、アップデート前に作成された 既存の フォームの画面は、以前と変わらず 右上が「送信」となったままです。
つまり、Googleフォームは 旧・新 の2種類がある状態です。
フォームの質問作成手順は一緒ですが、回答者へURLを伝える手順が変わっています。
この点に注意しましょう。
アップデートのタイミング(日時)は、アカウントによってズレがあるのでなんとも言えませんが、
2024 年 12 月 3 日から段階的に展開(機能が利用可能になるまでに最大 15 日かかります)
となっているので、2024/12/03-2024/12/18 あたり でアップデートされる(既にされている)と思われます。
アップデート後は フォームを元の仕様に戻す方法はなく、新しく作成したフォームを正しく使う為にはしっかり新しい手順を理解する必要があります。
Point2 新フォームを初めて作成する時は 少しだけガイドが出る

一応、アップデート後に初めてGoogleフォームを新規作成すると、上のようなポップアップで「変更点」の通知っぽいものが出ます。
でも、具体的な説明や 変更があったことの説明になってないので、これじゃ 何を言ってるのかよくわからないですよねw
いかにも Google らしい、ユーザーフレンドリーとは言えない「俺様がアップデートしてやったんだから使いな」って感じ。
Point3 新しいフォーム画面はプレビューから回答できない & プレビューのURLを回答者に送ってはいけない

「公開」の使い方の前に、プレビューにも変更があったのでそちらに触れておきましょう。
フォームのURLを回答者に送る前に、プレビューで回答者側の画面を確認している人も多いかと思います。
新しいフォームも 右上の 目のアイコンからプレビューが開けます。
このプレビュー画面は 新・旧で少し変わりました。
新しいGoogleフォームのプレビュー画面の大事なポイントですが、
レイアウトを確認するだけのもの(回答時のテストはできない)
回答者にURLを伝えてはいけない
この2つです。
新しい フォームのプレビュー画面は

このようになっており、この画面が「プレビュー」であること、そして(公開ボタンを押していない場合)「公開されていない」ことが表示されます。
また、回答の入力や選択を試すことはできますが

最後の「送信」ボタンはグレーアウトして、押せないようになっています。これはフォームを「公開」していた場合も同様です。
旧フォームのプレビュー画面は、そもそも「公開」という概念がないですし、完全に回答者に送信する画面と同じ見た目になっています。

普通に回答して 送信もできます。

旧フォームだったら、このプレビューモードで 自分で試しに回答を2,3入れてみて挙動を確認することが出来ましたし、プレビューのURLを回答者に 回答用URLとして伝えても問題なかったわけです。
しかし新フォームではこれはNGです。
この挙動の違いは、プレビュー画面のURLが 新・旧で違うことに起因しています。
まず、前提として Googleスプレッドシート や Googleドキュメントと違って、Googleフォームは 編集者用のURL(ファイルID)と回答者用のURL(ファイルID)があります。
回答者は回答者用のURLから、編集者用のURLは知ることは出来ません。
※一時、Google側のミス?で フォームを URLを知っていれば誰でも編集可能と設定していた場合、フォームの回答者がGoogleアカウントにログインした状態で 回答用の画面を開くと、Googleドライブ内に編集用のフォームが表示されてしまうという問題がありましたが、現在は解消されています。
で、旧フォームの場合は

このように プレビュー画面の URLは
https://docs.google.com/forms/d/e/【公開用フォームID】/viewform
となっているのに対して、新フォームでプレビューを押した場合は、

プレビューも 編集画面のIDが使われており
https://docs.google.com/forms/d/e/【編集用フォームID】/preview
となっています。
つまり、旧フォームと同じ感覚でプレビューのURLを回答用URLとして回答してもらう人に伝えても

公開前は このような表示となり 、回答者はフォームが開けません。
仮に「公開」した後のプレビュー画面のURLを伝えた場合は

回答は出来ますが、URLが
https://docs.google.com/forms/d/【編集用フォームID】/viewform?edit_requested=true
となっており、右下に「編集権限をリクエスト」という表示が出てしまいます。
さすがにこんな人はいないと思いますが、仮に フォームを複数人で運用していて 編集者ビューを 「リンクを知っている全員」としていた場合は

回答者は送られてきたプレビュー用のURLを少しいじるだけで、フォームの編集用画面を開き、他の人の回答が全て見れる状態となってしまいます。
こうなるとセキュリティ事故で大問題です。
とりあえず、新フォームのプレビュー画面は、レイアウト確認専用と考え、回答者には送らないように注意しましょう。
Point4 新Googleフォームの「公開」とは?

本題の 新しいGoogleフォームの「公開」とはなんなのか?
これは押したからといって、編集画面や収集した回答が「公開」されてしまうわけではありません。
「公開」ボタンは フォームの回答用ページがアクティブになるボタン と考えると良いです。
つまり「公開」してない場合は、回答ページのURLを知っていても誰も回答画面を表示できない(回答できない)ってことです。
右上の「公開」を押すとフォームの公開設定のダイアログが立ち上がり、ここで回答者を制御(指定)できます。

初期設定は リンクを知っている全員となっています。
つまり、このまま ダイアログの「公開」を押してリンクを取得、このURLをメールや SNSで回答者に送れば、今まで通りの使い方 が出来るってことですね。

公開状態になると 右上の 「公開」ボタンが白くなり パラメーターみたいな表示が付きます。

この「公開ボタン」の色合いで 現在公開中か非公開か 判別できます。
ちなみに「公開」前に リンクボタンを押してURLを取得しようとすると

このように「フォームは非公開になっています。(リンクを伝えても非公開だから誰も回答できないよ)」という通知がでます。
実際、非公開状態の場合は、回答用リンクをオーナー(自分)が開いても

このように見ることが出来ません。
つまりフォームの挙動をテストする為に、自分で2,3件ダミーで回答を入れてテストするにしても、一旦「公開」しないと オーナーが回答時の挙動テストも出来ないってことです。
わかりにくいですね。
Point5 公開の停止は 3点リーダーのメニューから
公開済みの状態で、再度「公開」ボタンを押すと

「公開済みオプション」というタイトルのダイアログが立ち上がり、
回答を受付中 の ON/OFF
回答者 の管理
リンクを取得ボタン
が表示されます。
ん?「公開の停止」がないですね。
「公開の停止」は 公開ボタンで開くダイアログ内ではなく、右の ︙ 3点リーダーから開くメニュー内の

ここにあります。

公開を停止して、右上の「公開」ボタンの色が変わったのがわかりますね。
ちなみに 旧フォームと 新フォームで 「公開を停止」以外も

若干メニューが変わっていますが、大きな変更はありません。
※HTMLを埋め込むは 旧フォームだと 送信ボタンを押したダイアログで取得できます。
Point6 回答を受付中の ON/OFFボタンの位置が変わった

公開した後に、公開ボタンを押して表示される「公開済みオプション」のダイアログ。
この中に 「回答を受付中」の ON/OFFの切り替えがあります。
旧フォームだと回答タブにあったんですけど、場所が変わったんですね。

まぁ公開してなかったら、そもそも回答は受付られないんで、表示場所の変更も仕方ないとは思いますが、これもわかりにくいかも。

回答の受付を中止した後の 回答者用ページに表示させるメッセージが設定できる点は一緒ですね。
Point7 回答者を制限してフォームを使う
ここまでは、旧フォームと同じ使い方で回答用URLを知っていれば 誰でも回答できる設定について確認してきました。
ここからは アップデートで追加された 回答者を制限する機能を見ていきましょう。

公開後に、再度「公開」ボタンから「公開済みのオプション」のダイアログを立ち上げ、回答者が リンクを知っている全員になっているので、「管理」をクリックします。

すると、このような Googleドライブでお馴染みの共有設定の画面に近いダイアログが表示されます。
このダイアログは 右上の 人マークの「共有」アイコンから直接開くこともできます。

一般的な Googleドライブの共有設定と違うのは、

編集者ビューと回答者ビューがあって、それぞれ設定できる点でしょうか。
編集者ビューの方は、基本的には制限付きのまま触れないことをお勧めします。
回答者を制限(指定)する場合は、この回答者ビューを「リンクを知っている全員」から「制限付き」に変更します。

その上で、上の検索ボックスに 回答者の Googleアカウント、またはグループアドレスをセットして

回答者 権限として 通知にチェックが付いた状態で メッセージを入れて送信。
または 「通知」のチェックを外して「共有」としてから

リンクを取得して 別途、Chatスペースや SNSで伝えるといった手順で、指定した回答者だけが回答可能なフォームとなります。

公開前に 共有アイコンから 回答者を指定することも出来ますが「通知」のチェックボックスがグレーアウトして 相手にこのままフォームの回答用URLを発信することが出来ません。
公開前に回答者を共有した場合は、その後で「公開」をする必要があります。

先に回答者を指定した場合は、公開ボタンを押すと このような画面になるので、ここで相手へのメッセージを入れて 「公開して通知」とすればOKです。
初期の「公開」状態はフォームの生成方法によって変わる
新しいGoogleフォームは「公開」が重要で、「公開」しないと 誰も回答が出来ない(使い物にならない)、ということがわかりましたね。
では、この「公開」の初期値はどうなっているか?
これが、実はフォームの生成方法(コピー方法)によって変わるんです。
新規作成したフォームは 初期値は「非公開」状態

Googleフォームの新規作成方法は、Googleドライブ上で+新規作成ボタン(または右クリック)からフォームを生成する方法、そしてフォームのホーム画面 https://docs.google.com/forms/ から新規作成する方法の2通りあります。

どちらの方法でも 新規作成した場合は、初期値は非公開(公開ボタンに色が付いている状態)となります。
一方、新規作成ではなくフォームをコピーして生成した場合は、コピー方法によって「公開」の初期状態が違うのです。
フォームの画面上でコピーして作成したフォームは「非公開」状態
Googleフォームのコピー方法は大きく3つの方法があって、一つはフォームを開いた状態からコピーする方法です。

「コピーを作成」を選択すると

フォームのファイル名、保存先のフォルダ、「同じユーザーと共有する」か?を設定した上で コピーが作成できます。
このコピー時の設定は公開状態には影響せず、 Googleフォームのメニューからコピーで生成されたフォームは

初期値は非公開状態となります。

これは コピー元のフォームを 公開に切り替えてからコピーした場合、旧フォームからコピーを作成した場合、いずれの場合での「非公開」状態でコピーしたフォームが生成されます。
Googleドライブ上でコピーして作成したフォームは「公開」状態
2つ目のコピー方法、Googleドライブ上で 元になるフォームを右クリックして「コピーを作成」とした場合はどうか?

この場合は コピーで生成されたフォームの初期値は「公開」となります。

元になるフォームが公開でも非公開でも、旧フォームでも、Googleドライブ上でコピーして生成したフォームは初期値が「公開」となります。
ただ少し挙動が複雑で、
・元になるフォームが「非公開」となっている場合
・「公開」状態の新フォームもしくは旧フォームで
回答の受付を停止している場合
は、コピーで生成されたフォームは「公開」だけど回答の受付を停止している状態で生成されます。

とりあえず 旧フォーム、もしくは「公開」状態で回答受付中の新フォームをGoogleドライブ上でコピーを生成すれば、コピーで生成されたフォームは、回答者用のURLを取得してすぐに使えるってことですね。
フォームとリンクしたスプレッドシートをコピーしてセットで生成されるフォームは「公開」状態
Googleフォームの3つ目のコピー方法は、コピー元のGoogleフォームとリンクしているGoogleスプレッドシートファイルの方をコピーする方法です。
Googleフォームの回答をスプレッドシートにリンクしていた際、フォームをコピーしても Googleスプレッドシートはセットでコピーされませんが、
Googleスプレッドシート側をコピーした場合は、リンクしているフォームもセットでコピーが生成されます。

これはGoogleドライブ上でのコピーだけでなく、

リンクしているスプレッドシートを開いて、メニューのファイルからコピーを作成とた場合も、同じように フォームがセットでコピーされます。
この場合のコピーで作成されたフォームの「公開」の初期値は、Googleドライブ上でフォームをコピーした時と完全に一緒です。
「回答の受付」のON/OFFの初期値についても完全に同じ挙動となっています。
GASでGoogleフォームを新規生成した場合は「公開」状態
GASの Form Serviceには、特に今回のフォームの「公開」「非公開」を制御するクラス、メソッドは追加されていません。(2024年12月15日 現在)
じゃあ、今までフォームの生成から回答用URLのメール発信までを自動化していた場合はどうなるの??
と気になる人もいるでしょうが、GASでGoogleフォームを新規作成した場合は初期値が「公開」となっており、今まで通り使えるようです。
👇こちらのサイトのコードを拝借して フォーム(テスト)を生成してみましたが
スプレッドシートのコンテナバインドスクリプトとして、コードを実行すると

このように「公開」状態で フォームが新規作成されました。
これなら getPublishedUrl() で回答用ページのURLを取得すれば、そこから回答ができるんで、GASでフォーム生成から対象者へメール送信までを自動化していた人も今まで通り使えますね。
Googleフォーム生成時の 「公開」と「回答受付」の初期値まとめ
検証結果をまとめると

こんな感じになりました。とりあえず GASでの生成は従来通りですが、手動で新規作成した際、コピーで作成した際は 「公開」と「回答受付」の状態はしっかり確認した方が良さそうです。
ポイントをおさえれば、新しいフォームの「公開」も怖くないです!
設定毎の回答者URLを開いた時の画面を確認しよう
フォームの設定ごとの回答者側の画面も確認しておきましょう。
「公開」していない状態の 回答者URLを開いた場合

先ほども書きましたが、公開していない場合は オーナーですら回答者URLを開こうとしても 上のような画面になります。
フォームのタイトルも見れないので、もっとも制限されたセキュリティレベルが高い状態といえます。
リンクを知っている人は誰でも回答できる設定で「公開」した場合

初期値のまま「公開」とした場合は、Googleアカウントのある・なし(ログインしている・していない)に関わらず、リンクを知っていれば誰でも回答ができます。
いままでのフォームと同じですね。
リンクを知っている人は誰でも回答できる設定で「公開」したフォームの回答の受付を中止している場合

このように回答の受付をオフに設定した場合、回答者画面は

このようになります。
質問項目は見れないものの、旧 Googleフォームだと「非公開」という設定が無いため、フォームを削除しない限り 永遠にこのページがネット上に残り続けたわけですね。
このページからオーナーに連絡を取ったり、回答者ページにたどりつく方法はありませんが、GoogleWorkspaceの場合は

このように 企業名が フォームに表示されてしまうので、旧フォームだと これがずっとネット上に残るった状態で良いのか?という懸念がありました。
新しいフォームでは「公開」を停止できるようになったので、セキュリティ面では良い改善なのかなと思います。
回答者を制限したフォームの回答者リンクを 回答者に指定していない人が開いた場合
それでは新機能である 回答者を制限したフォームを回答者以外が開いた場合はどうでしょうか?

Googleアカウントで回答者を指定しているので、Googleアカウントでログインしていない人が開いた場合は、まずログインしろって画面になります。
ログインしても、回答者以外のアカウントだったら

このように「アクセス権が必要です」と表示され フォームは開けません。
この画面には フォームのオーナーの情報は表示されませんし、これで回答者URLが仮に流出しても、対象者以外の人が回答することを防げますね。
新しいフォームは、回答受付を終了してから一定期間は 「回答の受付」をオフとして 回答受付していない画面を表示、その後しばらくしてからは 回答を「非公開」としてネットに痕跡を残さない。
このような運用が良さそうです。
2024年フォーム変更のまとめ
今回は 2024年12月のGoogleフォームのアップデート、「回答者を制限する機能」に伴う仕様変更 についてまとめました。
最後に おさらいと、その他のアップデートについて触れておきます。
Googleフォーム「回答者を制限する機能」まとめ
1.Googleフォームは 2024年12月にアップデートがあり、フォームの回答者を制限できるようになった(回答者がGoogleアカウントを所持している必要あり)
2.アップデートされた新しいフォームは、アップデート後(2024年12月上旬ごろ)以降に新しく作成されたフォームのみで、それ以前に作成済みのフォームは古い仕様のまま。旧・新の両方のフォームが混在している。
3.旧・新は 右上のボタンが 送信(旧) か 公開(新) かで、見分けられる。
4.「公開」ボタンは、フォームの回答用ページのURLがアクティブになるボタン であり、収集した回答が公開されてしまうわけではない。(言ってしまえば、旧フォームは ずっと公開状態で公開停止が出来ないので改善されたと考えよう)
5.いままで通り、回答URLを知っている人が誰でも回答できるフォームとして使う場合は、「公開」してから「リンクを取得」して回答者リンクを伝えるだけ。
6.回答者を制限してフォームを利用する場合は、先に公開してから 共有設定で回答者ビューを制限して、アカウントを指定して回答者として共有、通知する。先に共有した場合は、公開ボタンから 通知できる。
7.回答の受付を停止は、公開ボタンで開くダイアログ内にある。
8.「公開」の初期状態は、フォームの作成方法によって変わる
9.GASで生成したフォームは初期状態が「公開」となっており、これまで通り使える
最初は違和感がありますが、慣れれば問題なさそうですね。
その他のアップデート:新しい質問タイプ「評価」

2024年10月のアップデートで質問タイプに「評価」が加わっています。これは ☆ や ♡ で、回答者が 3段階~10段階で 評価をつけれるものです。(食べログと違って ☆3.5みたいな 小数の評価点はない)
フォームを使って感想や満足度をリサーチするケースも多いかと思うので、これは便利ですね。
回答の概要では、このように平均値が 選択した絵文字で表示され、各回答の集計は 棒グラフ表示となります。

スプレッドシートに出力した場合は、

このようにただの数値となって少々味気ないですが、テーブルで列の型から
列の型を編集する > スマートチップ > 評価

と設定しておくことで、新しい回答が入った時も自動で 評価チップとすることができます。

ちなみに この「評価」質問は、既にGAS対応済みで addRatingItem() で評価質問を追加、RatingItemクラスで設定することが可能です。
その他のアップデート:Googleフォームをスプレッドシートにリンクした際、自動でテーブル形式に

Googleフォームは 回答をリアルタイムで スプレッドシートに書き込む(同期する)ことが出来ます。
初期設定ではGoogleスプレッドシートと連携されていません。
回答タブから「スプレッドシートにリンク」をクリックすると、「回答の送信先を選択」というダイアログが表示されるので、初期値で選択されている「新しいスプレッドシートを作成」のまま 「作成」を押して リンクさせる必要があります。
そうすると、フォームのファイル名の後ろに (回答)が付いたスプレッドシートが生成されます。

2024年8月のアップデートで、現在は Googleフォームをリンクしたスプレッドシートは自動で テーブル形式となります。
通常の表示形式に戻すこともできますが、テーブルとしてのメリットを享受できるので、テーブル機能を理解してこのまま使ってみることをお勧めします。
Googleフォーム を上手に活用しよう!
これ以外にも AppSheetとGoogleフォームの連携(GoogleWorkspaceが対象)などのアップデートもあり、Googleフォームはどんどん進歩しています。
ただ、フォームツールとしては Googleフォームと比べ 今まであまり浸透していないかった Microsoft365の Microsoft Forms も今年はやる気を出してきて、だいぶ使い勝手が上がって きています。
Googleフォームも さらに改良されていくことを期待したいですね!
Googleフォームの活用術に関しては、Googleスプレッドシートとの連携について書いた記事が中心ですがmirの noteの中でも触れており、こちらのマガジンでまとめております。
是非チェックください!
次回はまたスプレッドシートネタを予定しています。
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