ブラジルの雑記 | 食べ物編 | 海外ひとり旅
2026年2月3日から世界を東回りしており、ペルー、ボリビア、ブラジル、スイスと来て、今はチェコ・プラハのホステルのキッチンでこれを書いている。
できるだけリアルタイムでnoteを更新しようと思っていたが、少しずつ経験や思考を文章にするのが大変になってきた。
何らかの出会いや発見をした時、心は動くが、思考はぼんやりと広く浅く頭を巡る。いつもなら時間をかけてその散文的な考えを深めようとするのだが、今回はすぐに新たな経験が畳みかけてくるのでその暇がない。若干キャパオーバーになっているのだろう。
ということで、今回はライトに書けるブラジルの食べ物の話。
ブラジル料理は、ポルトガル、アフリカ、先住民の食文化が融合した、多様でカラフルな料理です。黒豆と肉を煮込んだ「フェジョアーダ」や、岩塩で焼く「シュラスコ」が代表的な国民食です。米、豆、キャッサバ芋(マンジョッカ)が主食で、地域差が大きく、トロピカルフルーツやアサイーも豊富。
私は、国内旅行をする時は何よりも食べることを主眼に置くが、今回の旅行では食に重きを置いていない。
理由は、円安のあおりと、特段食事に期待していないから(最後に行くトルコとタイはさすがに楽しみだが)。
そのため、外食ではなく、スーパーで具沢山のサンドウィッチや高たんぱくのヨーグルトを買って済ませることも多い。
なおブラジルの一般的なレストランでは飲み物含め35~50レアル(1000円~1500円)で、日本より若干安いくらいか。
一人分の量は多い。ブラジル人は成人の6割超が過体重だそうだが、そりゃこれ普通に食べてたら太るな、という内容だった。
牛フィレ肉のステーキ チーズ掛け

リオデジャネイロ/ポン・ヂ・アスーカルのふもとにある、ロケーション最高のレストランで食べたブラジル最初の一皿。
『チーズ掛け』なんてメニュー名では無いが、そう言わざるを得ないビジュアル。牛肉が柔らかくジューシーで、チーズと甘い玉ねぎのソテーと共にこんがり焼いたパンに乗せて食べると最高に美味しい。ハウスビールもキンキンに冷えており、75レアル(2,250円)と少し高いが大当たりだった。
Pastel de Nata(ポルトガルのエッグタルト)とカフェラテ

リオのイパネマ海岸にあるボサノバの聖地『Garota de Ipanema』で食べた一品。ここはステーキが有名なのだが、その時はお腹が空いておらず、カフェメニューにした。
エッグタルトはポルトガルの伝統的なお菓子で、ブラジルでも良く見かけた。この店のは甘味が強く、卵の香りはそこまで。カフェラテが苦くて助かった。本場ポルトガルでも試してみたい。
シンプルな肉の煮込み定食

サンパウロのパウリスタ近く、seu joao(あなたのジョアン?)という
レストランで食べた、普通の肉の煮込み。
大量の牛肉と、玉ねぎ、ジャガイモ、人参を塩味で煮込んで、フライドポテト、ご飯を添えてある。
右のボウルはフェイジャオ(豆)で、塩とニンニク風味でインゲン豆を煮た、ブラジルの味噌汁みたいなド定番メニュー。肉はホロホロでやはり美味しい。それ以外はぼちぼち。
UDON JINBEIの肉うどん

東洋人街のリベルダージで食べた日本食。以前たまたま大阪で話す機会があった、ブラジル日系人の女性の弟さんが営んでいると聞き行ってみた。
人気店のようで、20分くらい待って入店できた。スタッフに聞いてみると、オーナーは今日は居ないとのことで残念。
うどんは麺がちょっとだけボソッとしていたが、全く違和感もなく、味は美味しかった!値段は40レアル(1200円)でやや高め。しかしあの辺りに日本料理店は多いが、この店が一番並んでいたかも。
※トップ画像はリベルダージの日本庭園で売られていた日本食。というか、日本食をベースにした別のジャンルと言えよう。
Pastel(パステウ、ブラジルの代表的な軽食)

小麦粉の生地の中に肉やチーズなどの具材を入れて揚げたもので、その辺の屋台や店で売っている、非常にポピュラーな軽食だ。
これは鶏とクリームチーズの詰め物で、注文したらその場で揚げて食べさせてくれた。油っこくて香ばしく、背徳的な味だった…!
これ以外に、中身のバリエーションがたくさんあった(日本風、というメニューでしめじとシイタケ入りのもあった)。太る要素しかないが、毎日でも食べたいものだった。
Coxinha(コシーニャ、ブラジルの代表的な軽食)

パステウ同様、ブラジルで人気のある揚げ物。2回食べたが、どちらも長距離バスの売店で買いバスで食べたので写真はなく、これはイメージ画像。 コシーニャとはポルトガル語で『小さな腿(もも)』を意味する。鶏もも肉の形をしていて、生地は少し甘く、ふわっとした食感。中身はこれまた鶏とチーズが定番で、あまじょっぱさが食欲をそそり、もちろん美味しい。
ブラジル定番の朝食

3つのホテルで朝食を食べたが、メニューはほぼ一緒だった。
果物(スイカ、メロン、パパイヤ)、ハム、チーズ、卵、ソーセージとベーコン、パン、乳製品とジュース。
必ずポン・ヂ・ケージョ(チーズのパン)がある。キャッサバ粉を使いもちもちした味の濃いチーズパンで美味しかった。
アサイー

写真映りがひどいが、サントス海岸で人生初のアサイーを食べた。ハワイっぽいイメージがあるが、ブラジルのアマゾンが原産なのだ。
アサイー自体は甘くなく、バナナと混ぜてペーストにして食べるのが一般的。バナナ、ココナツミルク、グラノーラが乗っており、爽やかでコクのあるジェラートみたいで美味しかった。
このサイズで16レアル(480円)。海の家価格なのでちょっと高めだが、街中では300円くらいで食べられるところもあるらしい。日本ではやたらと高い印象だが、美味しいので人気があるのも納得した。
ピラティアのソテー キャッサバ・ピラフ添え

ブラジルで唯一食べた魚が淡水魚のピラティア。あの大きい魚だが、ごく一般的に食べられている。臭みはほぼなく、薄く塩味がついていて、この量はちょっと飽きたが全部食べられた。
添えられたキャッサバのフライもほぼ香りがせず、ポテトフライって美味しいんだな…と感じる。
ピラフが添えられているが、私は南米の白ご飯があまり口に合わず、肉、ネギ、チーズなどで薄く味付けされたこのピラフを選んで食べていた。
全体的にぼんやりした味の一皿だった。
Feijoada(フェイジョアーダ、豆と肉の煮込み)

ブラジルを代表する伝統料理。出国する日の午前中にやっと食べることが出来た。
というのも、ブラジルでは「フェイジョアーダの日」というのがあり、水曜日と土曜日にしか出さない店が多いのだ。
家庭では週末に食べることが多いらしい。手間暇かけて大量のフェイジョアーダを作り週の中日と週末にゆっくり食べる、みたいなことだろうか。
私はそのことを知らず、違う曜日にレストランに行き、メニューにあるのに出せないと言われてがっかりし、いつでもフェイジョアーダを食べられるレストランを探して、高級住宅街であるジャルジン地区のBokinha Restauranteという店に行った。
フェイジョアーダにはもりもりに豚肉、ホルモン、ソーセージが入っており、加えて副菜もすごい。
揚げソーセージ、揚げバナナ、ポークステーキ、チチャロン(豚バラをカリカリに揚げたもの)、ケールのニンニク炒め、オレンジ、フェイジャオ、白ご飯、パン、そしてブラジル定番カクテルのカイピリーニャも。これで一人前である。
6000円近くしたが、とても美味しかった。
見た目は黒いが味はまろやかな塩味でコクがあり、白ご飯(ここは唯一美味しかった)と良く合う。
お腹いっぱいでもついもう一口…と癖になる味で、カイピリーニャも飲み干し、満腹になるまで食べた。それでも副菜は半分ちかく残してしまった。
以上、書き出してみると、結構食事を楽しんでいたことに気づく。
その後のスイスでは、あまりの物価の高さにほぼスーパーで済ませてしまっていた。プラハは物価も少し落ち着くので、久しぶりに温かいご飯を食べたいなと思う。
