公明、離脱――公明票の量・離脱度・行き先を考慮した議席シミュレーション
自公の選挙協力の解消が衆院選に対しておよぼす影響を、前回の記事では考えてきました。今回はそれを発展させた内容なので、まだの方は前回のほう(下)からご覧いただければ幸いです。
前回のシミュレーションでは、小選挙区の自民党の候補から公明票が離れた際の議席の変化に見通しをつけようとしたのでした。その際に離れる公明票の数としては、前回衆院選の比例代表における公明党の得票数をそのまま用いました。
しかし、もう少し踏み込んで考えていくならば、比例代表で公明党に入れた人のなかには、支持政党が特になく、今回だけ公明党に入れようと考えた人も含まれているはずです。そうした人たちは自公協力とは関係なしに小選挙区の投票先を選ぶので、「小選挙区は自民党に、比例代表は公明党に」という統制のとれた動きができる票の数は、公明党の比例票よりは少ないものとなるでしょう。今回のシミュレーションではこの点を考慮します。
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