【短編小説】欲求に従って生きること
俺は地方の国公立大学の情報学部に通う大学生、シンジ。
今日も授業を終えたし、缶コーヒーを片手にヘッドホンをして、最近ハマっている音ゲーの曲を一人薄暗い部屋で聞いてる。

ずっと作曲をしたいと思いつつも、今日も一人暮らしのシェアハウスに帰っては音ゲーに向き合う。ここ最近、数ヶ月も作曲の作成ソフトに手をつけてないっけ。俺にとっては音ゲーが生き甲斐になりつつある。作曲も大事だが、生きるためにはそれ以上に、生きがいが必要だ。
欲求に従って生きること悪くないよな。三大欲求を満たすことで、人間はそもそも生きているって感じるじゃあねえの?大学出された課題も最低限、やればいい。理解は少し授業資料をネットで読めば回答できる。だから課題よりも作曲よりも、夢はあるけど、とりあえず生きるということを全うする。
でも、本当にこれで十年後満足してるんかなって最近思う。どっかの意識たかいyoutuberもたまにおすすめで出てくるけど、そいつは「十年後の自分が今の行動をどう思うかを判断して行動することが大切」なんて言ってたっけ。そんなん別にどうでもいいけど。でも、夢も実は欲求なんじゃねえのか?短期的なものを超えたでっけぇ欲求だよな。
ちょっとは手をつけてみるか。とはいえ、全く思いつかないしな。苦しいんだよ。この時間が。
そうだ、幼馴染の愛に電話するか。あいつは音大に通ってるんだっけ。スタイルも抜群で、ポニーテールがチャームポイント。少し電話したら、手をつけてみろって。何もいいアドバイスなんかくれやしねえな。まぁいいか。
でも、手をつけて、何かを書いてたら、少しつながってくる。少し手を動かしたら、そこからリズムがついて一気にかけてくんじゃねえか。慣性の法則ってやつか?楽しくなってきたぞ。弾みがついてる。
愛には感謝しておくか、、。そういえば、あいつとはもう10年の付き合いなんだっけ。あんなにマドンナ的存在だと、一緒にいるのも恥ずかしいくらいだぜ。今度、感謝に一緒に学食行って昼でも奢ってやるか。
「よ。久しぶり。こないだはふざけんなよ!?」
「あんたは本当に何も変わってないね。出来上がったんだからお礼のひとつくらい言ったらどうなの」
「つーかなんで知ってんだよ。お陰様で徹夜ですよ」
「はぁー。お礼言うところ間違ってるし」
・・・・
midpoint
そういえば、
「我々は律儀に生きることが必要。この時代だからこそ、綿密な計画と正しい根拠をもとにした法案の可決をすべきだ!」
選挙カーか。そういえば最近、参議委員選挙やってたっけ。うるせーなー。
律儀に生きることか...
そういえば俺は計画も倒れてるし、今思えば律儀に生きるなんてこと無かったっけ。 はぁ。なんかそんなことを考えてたら生きるのがめんどくなってきたなぁ。
一生懸命生きるってなんだよ。皆何をモチベーションに生きてるんだ?何を考えて生きてんだよ。先生にも愛想つかされてる。俺って一体何が面白くて生きてるんだ。
なんで俺は律儀に生きれない人間なんだ。目標を持っても失敗してばかりじゃねえか。目標よりも
2ターニング
そうか!結局、
フィナーレ
ファイナルイメージ
これは
