ぶった斬るシリーズ 第100弾 『新章プロローグ』
♦️プロローグ
その日も、私はいつものようにnoteを書いていた。
タイトルは、
「ぶった斬るシリーズ 第100弾」
ここまで続くとは思っていなかった。
社会のこと。
人のこと。
街のこと。
見たもの、感じたことを、
言葉にしてきただけだ。
ミリム
「さて……100本目、何を書くかね」
コーヒーを一口飲んだ、そのときだった。
画面がふっと揺れる。
文字が一瞬だけ歪む。
そして――
白い光が、画面から溢れた。
ミリム
「……え?」
次の瞬間。
机も、
椅子も、
部屋も、
すべて消えていた。
目の前に広がっていたのは、
見たことのない都市だった。
高い塔。
空を走る光。
静かな巨大な街。
ミリム
「……どこだ、ここ」
そのとき、後ろから声がした。
ルシアン
「ようこそ」
振り向くと、少年が立っていた。
落ち着いた目。
まだ若いが、妙に堂々としている。
ルシアン
「私はルシアン。レガリア観測機関の代表です」
私は眉を上げる。
ミリム
「観測機関?」
ルシアン
「あなたが魔王ミリムか」
私は肩をすくめた。
ミリム
「いやー、私は魔王ミリムが好きなただのファン。自称note作家Mirimですけど?」
ルシアン
「あなたの記事は読ませてもらいました」
私は窓の外を見る。
遠くには、いくつもの世界が浮かぶように見えている。
ミリム
「なるほどね!つまり社会科見学ってことか」
ルシアン
「その通りです。私があなたを呼び寄せました」
私は息をついた。
ミリム
「まあいいか。変なもの見つけたら、ぶった斬るけどね!魔王じゃないけどね!」
