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高齢労働者の労災はなぜ増えるのか?厚労省第14次労働災害防止計画から考える

日本では少子高齢化が進み、65歳を超えて働く人も珍しくなくなりました。

経験豊富な人材が活躍できることは企業にとって大きな強みです。一方で、高齢労働者の増加に伴い、労働災害への対応はこれまで以上に重要な課題となっています。

高齢労働者の労災で多い事故とは

高齢労働者の労災では、転倒や腰痛などが大きな課題とされています。

加齢に伴う身体機能の変化だけが原因ではありません。

床の段差や滑りやすい場所、無理な作業姿勢、重量物の取り扱いなど、職場環境が事故につながるケースも少なくありません。

つまり、「年齢の問題」と片付けるのではなく、「安全に働ける職場づくり」という視点が重要になります。

第14次労働災害防止計画が目指すもの

厚生労働省の「第14次労働災害防止計画」では、転倒災害や腰痛予防など、高齢労働者への対策が重点項目の一つとなっています。

また、事故が起きてから対応するのではなく、リスクを事前に把握し、災害を予防する考え方がより重視されています。

企業には、安全衛生教育や作業環境の改善、身体的負担を軽減する取組など、さまざまな対策が求められています。

人手不足の時代だからこそ

2040年に向けて労働力人口の減少が見込まれる中、高齢者の活躍は社会にとって欠かせないものになるでしょう。

だからこそ、「長く働いてもらう」だけでは十分ではありません。

安心して、健康に、安全に働き続けられる職場づくりが、これまで以上に重要になります。

今後は、産業医や保健師だけでなく、理学療法士など医療専門職との連携にも注目が集まるかもしれません。

働く人の健康を支える仕組みは、これからどのように進化していくのでしょうか。

引き続き、関連する動向にも注目していきたいと思います。

参考リンク


厚生労働省 第14次労働災害防止計画(概要・PDF)
https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001287207.pdf

厚生労働省 労働災害防止計画について(第14次労働災害防止計画)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000197308.html

厚生労働省 高年齢労働者の安全衛生対策について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/anzen/newpage_00007.html

厚生労働省 労災補償https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/rousai/index.html

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