【S4第5週・4/18週末】ジュニアシティリーグ15会場96件 完全データ分析
この記事でわかること
2026/04/18に開催されたシティリーグ15会場96件の全データ
ジュニア環境における上位Tierデッキ(S〜C)の現在地と優勝率・決勝進出率の全数値
ボムドラパルトが「使用率17.7%・優勝率35.3%」を記録した単週で突出した数値の内訳
メガルカリオexが「使用率2位・優勝率10.8%」で成績が伸び悩んだ背景として考えられる要因
地方ごとに異なるメタ分布の実態(同じ国内でも勝つデッキが違う)
親子で取り組むデッキ選択・練習の優先順位
5月以降のTier変動予測とウォッチリスト
はじめに ─ なぜ04/18週末を1本の記事で切り出すのか
S4(2026年3月開幕)が折り返し地点を迎えた2026/04/18、北海道から沖縄まで全国15会場でシティリーグが同時開催された。ジュニア部門の入賞データだけで96件が積み上がり、これはS4通算298件のうち約32%を占める。04/18以前の開催は4開催週で202件(平均50.5件前後)で、本週は通常開催週の約2.4倍の規模となり、ジュニア環境の現在地を1週間分のデータで立体的に切り出すには十分な厚みがある。
参加者規模で見ると、入賞8件の会場が9会場(参加者32人以下のレギュレーション)、入賞4件の会場が6会場(参加者16人以下のレギュレーション)の構成。8人会場9つ × 8件 + 4人会場6つ × 4件 = 96件で計算が一致する。
本記事では、この04/18週末の96件をベースに、S4通算298件・S3通算343件と突き合わせて、ジュニア環境のTier像と各デッキの強弱を全数値で検証する。
ボムドラパルトが単週で使用率17.7%・優勝率35.3%を記録する一方、使用率2位のメガルカリオexは優勝率10.8%にとどまる。さらにロケット団のミュウツーexはジュニアで決勝率50.0%(12件中6件決勝進出)を記録し、シェア中位デッキの勝率上位という構図が見える。これらを96件+通算298件の数字で整理する。
記事の前半(第1章まで)は無料公開、第2章以降の深掘り(Tier像・ギャップ分析・地方別マップ・主要デッキ深掘り・実用Tips・5月予測)は有料エリアで提供する。
筆者紹介
▼みると(父)
・WCS日本代表2回(2019/2022)
・CL宮城2025 TOP16
・EUIC2026 Day2
・シティリーグ2026 S3 優勝
▼れお(息子・新小5)
・EUIC2026 準優勝
・LAIC2026 TOP16
・CL横浜2026 TOP8
・CL愛知2026 TOP64
・CL福岡2026 TOP16
・CL大阪2026 TOP32
当事者の親子視点で、独自集計・分析しています。

第1章:04/18週末96件のスナップショット
1-1. 開催規模と会場一覧
2026/04/18、シティリーグは全国15会場で開催された。会場規模ごとの内訳は以下の通り。
入賞8件会場(参加者32人以下レギュ):9会場
千葉:ポケモンセンタートウキョーベイ
大阪:シティ出張版in大阪A
大阪:シティ出張版in大阪B
大阪:シティ出張版in大阪C
大阪:ポケモンセンターオーサカ
宮城:ポケモンセンタートウホク
愛知:ポケモンセンターナゴヤ
神奈川:ポケモンセンターヨコハマ
福岡:ポケモンセンターフクオカ
入賞4件会場(参加者16人以下レギュ):6会場
北海道:ポケモンセンターサッポロ
広島:ポケモンセンターヒロシマ
東京:ポケモンセンタースカイツリータウン
東京:ポケモンセンタートウキョーDX
沖縄:ポケモンセンターオキナワ
石川:ポケモンセンターカナザワ
入賞件数の合計:72件 + 24件 = 96件。
1-2. 地方別の開催規模
96件を8地方に分けると、地理的な開催のばらつきが見える。
近畿 32件(4会場・全体の33.3%)
関東 24件(4会場・全体の25.0%)
中部 12件(2会場・全体の12.5%)
九州+沖縄 12件(2会場・全体の12.5%)
東北 8件(1会場・全体の 8.3%)
北海道 4件(1会場・全体の 4.2%)
中国 4件(1会場・全体の 4.2%)
四国 0件(開催なし)
近畿だけで32件、関東を合わせると56件で全体の58%。本週末は西日本(近畿4・中国1・九州+沖縄2)が48件、東日本(北海道1・東北1・関東4・中部2)が48件で、ちょうど半々の分布となった。四国はこの週末の開催がなく、地方単位での参考データはない。
1-3. デッキシェアTOP15
96件のデッキ別内訳を、件数とシェア率で並べる。
1位 ボムドラパルト 17件 / 17.7%
2位 メガルカリオex 13件 / 13.5%
3位 フーディン 8件 / 8.3%
3位 ドラパルトex(ボムなし型) 8件 / 8.3%
5位 マリィのオーロンゲex 6件 / 6.2%
6位 タケルライコex 5件 / 5.2%
7位 シロナのガブリアスex 4件 / 4.2%
8位 リーリエのピッピex 3件 / 3.1%
8位 ロケット団のミュウツーex 3件 / 3.1%
8位 おまつりおんど 3件 / 3.1%
8位 Nのゾロアークex 3件 / 3.1%
8位 メガゲッコウガex 3件 / 3.1%
8位 ボムゲッコウガ 3件 / 3.1%
14位 メガフシギバナex 2件 / 2.1%
14位 イワパレス 2件 / 2.1%
合計15位までで83件、残り13件がそれ以下のデッキ(11種類)に分散している。トップのボムドラパルトと2位メガルカリオexだけで30件を占め、シェアの集中度は上位2デッキに偏っている。
1-4. 15会場の優勝デッキ一覧
15会場の優勝者がそれぞれどのデッキを使ったかを、地理順に並べる。
04/18 北海道:ポケモンセンターサッポロ → ボムドラパルト
04/18 宮城:ポケモンセンタートウホク → イワパレス
04/18 千葉:ポケモンセンタートウキョーベイ → Nのゾロアークex
04/18 東京:ポケモンセンタースカイツリータウン → フーディン
04/18 東京:ポケモンセンタートウキョーDX → メガゲッコウガex
04/18 神奈川:ポケモンセンターヨコハマ → スピアー
04/18 石川:ポケモンセンターカナザワ → ボムドラパルト
04/18 愛知:ポケモンセンターナゴヤ → ボムドラパルト
04/18 大阪:シティ出張版in大阪A → メガスターミーex
04/18 大阪:シティ出張版in大阪B → ロケット団のミュウツーex
04/18 大阪:シティ出張版in大阪C → メガルカリオex
04/18 大阪:ポケモンセンターオーサカ → ボムドラパルト
04/18 広島:ポケモンセンターヒロシマ → メガフシギバナex
04/18 福岡:ポケモンセンターフクオカ → ボムドラパルト
04/18 沖縄:ポケモンセンターオキナワ → ボムドラパルト

15会場で優勝したデッキは合計10種類。ボムドラパルトが6会場(北海道・石川・愛知・大阪オーサカ・福岡・沖縄)を独占、残り9会場で9種類のデッキが各1優勝という構成になる。
1-5. 第1章までの数字で言える3つのこと
ここまでの96件+優勝デッキ10種類のデータから、現環境について以下の3点が確実に言える。
1点目:ボムドラパルトの単週優勝率は35.3%(17件中6優勝)
S4通算でも優勝率22.0%(50件中11優勝)で、最上位相当の数値が出ている。本週末はその通算優勝率をさらに上回る水準で、4月に入ってシェアが上昇している。
2点目:優勝デッキは10種類に分散している
ボムドラパルトが6会場を独占した一方で、残り9会場では9種類の異なるデッキが優勝した。最上位デッキが支配する環境ながら、中位〜下位Tierが偶発的に頂点を取るバラつきの大きい構造がジュニアの特徴である。
3点目:環境外デッキの単独優勝が3件出ている
宮城のイワパレス・神奈川のスピアー・広島のメガフシギバナexは、シェア率では下位ながら単独優勝を獲得した。サンプルが少ない母数で結果を出すデッキの存在は、シティリーグの一発勝負性を象徴している。
ここから先は有料エリア。第2章以降では、この96件の数字をS4通算298件と突き合わせ、「単週で勝ったデッキ」と「シーズンを通して勝ち続けているデッキ」のズレを明らかにしながら、ジュニア環境のメタ構造に踏み込む。第5章では8地方それぞれのメタ分布、第6章では主要9デッキ+環境外サプライズ優勝3デッキのワザ・特性・勝ち筋・苦手相手まで踏み込んで深掘りし、第7章で親子向けの実用Tips、第8章で5月以降のTier変動予測まで提示する。

第2章:S4通算298件で見るTier像
2-1. S4通算の母数とこれまでの累計
S4は2026/03/15〜2026/04/18までで298件のデータが積み上がっている。1週間(04/18週)で96件なので、それ以前の4開催週で202件、平均すると週50.5件前後。本週末の96件は通常開催週の2.4倍規模で、S4通算データに対して約32%のインパクトを持つ。
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