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【CL愛知直前・S4総決算】ジュニアシティリーグ10会場80件 完全データ分析

この記事でわかること

  • GW最終週(5/2〜5/6)10会場80件の単週シェア・優勝率・決勝率の完全な内訳

  • S4総決算として、3月・4月・5月にまたがるシーズン4 全458件のジュニア環境最終Tier分類

  • フーディン急増の事実:当週シェア13.8%・優勝3件・決勝率45.5%で単週首位を奪取(前回04/29週末から+8.8pt)

  • ボムドラパルトの「決勝壁」:当週10件入賞でシェア2位だが優勝0件・決勝率10.0%という単週限定の異変

  • ドラパルトの効率1位:当週7件で優勝3件・優勝率42.9%・決勝率57.1%という入賞数より勝率で抜けた挙動

  • マスター環境との温度差:マスターでメガルカリオが爆進中、ジュニアでは当週6.2%で-2.5pt下落の対比

  • CL愛知(5/10-11)に持ち込む候補:当週TOP6+注目株3+環境外サプライズ2を、プレイ難度・推奨度の2軸で比較

  • 環境外優勝2件の意味:愛知でメガサーナイトが優勝・東京でボムフーディンが優勝したシティリーグの「一発勝負性」を象徴する事実

はじめに ─ なぜGW最終週を1本の記事で切り出すのか

5月2日から5月6日までのGW最終週は、ジュニアシティリーグS4(新レギュレーション「ニンジャスピナー」環境)の最終週でした。10会場で80件の入賞データが集まり、シーズン4の通算は458件で確定しました。同じGW期間で集計範囲を区切ると、04/29水曜(祝日・GW中盤)の72件+04/26の8件で前週は80件、当週も80件と、件数は同規模ながら直近4日大会の平均46件比で1.74倍の拡大規模です。日数を5日にまたいだ集計のため厚みがあり、シーズンの縮図を読みやすい週になりました。

会場内訳は8人会場×10で計80件です。10会場の地理的配置は東京5会場(TOC有明A/B/C/D・ドラゴンスター池袋)、愛知3会場(宝島高蔵寺A/B・宝島長久手)、神奈川1会場(ブックオフ溝ノ口)、福岡1会場(オレタン福岡天神)の4地域に集約されました。

当週の核となる発見は2つです。1つ目はフーディンが当週13.8%・優勝3件・決勝率45.5%でシェア・効率の双方で首位に立ったこと。前回04/29週末では5.0%にとどまっていたフーディンが、+8.8ptの急増を記録しました。2つ目は対照的にボムドラパルトが10件入賞でシェア2位ながら優勝0件・決勝率10.0%にとどまったことです。S4通算で16.4%(最多)・優勝15件(最多)を積み上げてきたボムドラパルトが、最終週に限っては勝ち切れない単週限定の異変を見せました。

第1章で当週80件の分析結果を示します。第2章以降では、S4総決算の458件全データから抽出した最終Tier分類、当週の単週Tier補正、月別シェア推移、開催4地域の地方別メタ、主要デッキ深掘り10選、親子で取り組む実用Tips、そしてCL愛知(5/10-11)まで、順を追って整理します。

筆者紹介
▼みると(父)
・WCS日本代表2回(2019/2022)
・CL宮城2025 TOP16
・EUIC2026 Day2
・シティリーグ2026 S3 優勝

▼れお(息子・新小5)
・EUIC2026 準優勝
・LAIC2026 TOP16
・CL横浜2026 TOP8
・CL愛知2026 TOP64
・CL福岡2026 TOP16
・CL大阪2026 出場
・シティリーグ2026 S4 優勝(5/6 神奈川 ブックオフ溝ノ口)



第1章:GW最終週80件のスナップショット

1-1. 開催規模と会場一覧

当週(2026/05/02〜05/06)に開催されたジュニアシティリーグは、東京・愛知・神奈川・福岡の4地域10会場・80件です。8人会場×10で計80件の構成は、04/29週末80件と同規模です。

開催日と会場は、5/2金曜の東京TOC有明A〜D・愛知の宝島高蔵寺A/B・福岡のオレタン福岡天神店の計7会場、5/3土曜の愛知 宝島長久手1会場、5/5月曜の東京 ドラゴンスター池袋店1会場、5/6火曜の神奈川 ブックオフ溝ノ口店1会場、合計10会場で構成されました。5/2金曜日の振替休日に7会場が集中し、5/3〜5/6の各祝日・休日に1会場ずつ開催されたGW型のスケジュールです。CL愛知(5/10-11)の直前週末ということもあり、ジュニアの参加層がCL本戦に向けて環境を読みに来る色合いの強い週末になりました。

1-2. 全体使用率TOP10

当週80件の使用率は次の通りです。デッキ大分類ベースで集計しています。

シェア1位はフーディン13.8%、2位ボムドラパルト12.5%、3位タイでドラパルト・タケルライコの8.8%という構造です。フーディンとドラパルト系(ボムドラパルト+ドラパルト)の比較では、ドラパルト系合計は17件・21.3%に達し、デッキ大分類でまとめれば依然として最大勢力です。ただしドラパルト系はボムドラパルトとボムなしドラパで勝ち筋がかなり異なるため、本稿では2大分類を別個に扱います。

1-3. 上位の数値

当週上位デッキの「事実1〜事実5」を整理します。

事実1:フーディンが単週TOPを奪取

フーディンは11件で当週シェア13.8%、優勝3件・準優勝2件・ベスト4 3件で決勝率45.5%・TOP4率72.7%。優勝3件は単独首位で、優勝率27.3%・決勝率45.5%という「シェアと効率の両立」を達成しました。S4通算では8.1%(4位)・決勝率29.7%だったフーディンが、当週に限ってはシェア+5.7pt・決勝率+15.8ptという大幅な上振れを見せています。

事実2:ボムドラパルトの決勝壁

ボムドラパルトは10件で当週シェア12.5%、優勝0件・準優勝1件・ベスト4 3件で決勝率10.0%。S4通算では16.4%(最多)・優勝15件(最多)・決勝率33.3%という圧倒的な実績を持つデッキが、当週に限っては奮いませんでした。当週準優勝のボムドラパルト(5/2 福岡 オレタン)の決勝相手はガブリアス、ベスト4の3件は東京TOC有明A・C と福岡で、各会場でフーディンやドラパルトに先行されてサイドレースを取り切れなかった構図です。

事実3:ボムなしドラパルトの優勝率42.9%

ボムなしドラパルトは7件・優勝3件・優勝率42.9%・決勝率57.1%。シェアは3位タイの8.8%と中位ながら、入賞すれば半数近くが優勝に到達する効率の高さを示しました。当週優勝のドラパルトは5/2 東京TOC有明Cの「こうき」選手・5/3 愛知 宝島長久手の「ねね」選手・5/6 神奈川 ブックオフ溝ノ口の「れお」選手の3名で、東京・愛知・神奈川の3地域に分散しています。

事実4:ピッピ・ガブリアスの少数優勝

ピッピは4件で1優勝(5/2 東京TOC有明D「そうた」選手)、ガブリアスは2件で1優勝(5/2 福岡 オレタン「じしゃく」選手・大樹型)。どちらも入賞数は中位ですが、上位会場で優勝までたどり着いており、「中位シェア・優勝あり」の典型的な伸び筋です。

事実5:環境外2件の優勝

S4通算で5月以前の入賞が0件だったメガサーナイト(5/2 愛知 高蔵寺A「さなと」選手)とボムフーディン(5/2 東京TOC有明A「あきと」選手)が、それぞれシティリーグ優勝を果たしました。S4の最終週で初めてシーズン入賞かつ優勝という成果を残した形で、シティリーグの一発勝負性を象徴する事実です。

1-4. 10会場の優勝デッキ一覧

10会場の優勝デッキを地理順(東京→神奈川→愛知→福岡)に並べると、東京は5/2 TOC有明Aがボムフーディン(あきと選手)・TOC有明Bがフーディン(カレイ選手)・TOC有明Cがドラパルト(こうき選手)・TOC有明Dがピッピ(そうた選手)、5/5 ドラゴンスター池袋がフーディン(DAICHI選手)。神奈川は5/6 ブックオフ溝ノ口がドラパルト(れお選手)。愛知は5/2 宝島高蔵寺Aがメガサーナイト(さなと選手)・高蔵寺Bがフーディン(じゅんじゅん選手)、5/3 宝島長久手がドラパルト(ねね選手)。福岡は5/2 オレタン福岡天神がガブリアス(じしゃく選手・大樹型)です。

10会場の優勝デッキ分布は、フーディン系が4会場(フーディン3会場+ボムフーディン1会場)、ドラパルトが3会場、ピッピ・ガブリアス・メガサーナイトが各1会場ずつ。

フーディン系が10会場中4会場(40.0%)を制した構図は、S4通算で同シェアが8.1%(フーディンのみ・8件)だったことを考えると突出した結果です。一方でボムドラパルトが10会場で1度も優勝していない事実は、当週の単週としては象徴的なズレと言えます。

1-5. 第1章までの数字で言える3つのこと

事実1:フーディンが当週シェア・効率の両軸で首位

11件で13.8%・優勝3件・決勝率45.5%。S4通算決勝率29.7%との差分は+15.8ptで、単週としての伸びは明確です。CL愛知に向けた直前の動きとして、フーディンの警戒度が一段上がりました。

事実2:ボムドラパルトは決勝壁・S4通算最多優勝の調整局面

S4通算で15優勝・優勝率20.0%・決勝率33.3%を積み上げたボムドラパルトが、最終週に限って優勝0件・決勝率10.0%。シェアは12.5%で2位を維持しましたが、各会場の決勝で1勝もできていません。CL愛知前夜の調整週として、ミラー対策・ヨノワール+カースドボムのサイドプラン詰め切り・アンフェアスタンプの打ちどころ整理など、改めて練度勝負の段階に入ったことを示しています。

事実3:環境外2件の優勝はシティリーグの一発勝負性を象徴

メガサーナイト・ボムフーディンというS4最終週まで未入賞だった2デッキがそれぞれ優勝。シティリーグは1回の参加で結果が決まるため、母数の少ないデッキが特定会場で刺さる場面が確実に存在します。CL愛知本戦は長丁場ですが、シティリーグ的な「サプライズ優勝」は当然起こり得る、というファクトを念頭に置く必要があります。



第2章:S4総決算 458件 全体メタ分析

2-1. 通算使用率TOP15

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