桃の節句の本質
― 桃の節句は「祈りを思い出す日」
桃の節句。
お雛様を飾る日。
華やかで、可愛らしくて、
どこか少し切ない日…
でも、この行事のいちばん奥にあるものは
「幸せな結婚」でも
「形式を守ること」でもありません。
もともとは
人の穢れや厄を人形に託して流す
身代わりの祈りから始まったようです。
あなたが
無事に生きられますように。
健やかでありますように。
ひな祭りの歌は、なぜ少し切ない
ひな祭りの定番曲
うれしいひなまつり
私は小さい頃、この歌が嬉しいどころか
悲しい歌としてこころに染み込んでいた。
家庭環境がの問題もあるけれど
どこか切ない感じがしていた…
作詞は
サトウハチローさん。
明るい歌のはずなのに、
どこか胸の奥がきゅっとなる。
祝っているのに、
なぜか泣きそうになる。
それはきっと、
守りたい存在への愛が
歌の中に静かに流れているから。
亡き姉への鎮魂歌という説もあるようです。
サトウハチローさんは
複雑な家庭環境への想いを多くの作品に込めた人だったとのこと…。
だからこの歌は、
「楽しい」だけで終わらない。
愛は、いつも少し切ない。
「早く片付けないと嫁に行けない」
そんな言葉を言われたことがある人もいるかもしれません。
でも、それは俗説。
人生の結果と結びつく根拠はありません。
雛人形は
未来を決める道具ではない。
あなたの価値を測るものでもない。
ただ、
「あなたは守られている」という象徴。
形が変わっても、祈りは消えない
家庭の形が変わるとき。
寂しさもある。
揺らぎもある。
でも、桃の節句の本質は
「整った形」を祝うことではない。
どんな状況でも、
あなたが
あなたを大切にすること。
子どもたちが
愛されていると感じられること。
それがあれば、
もう祈りはちゃんと届いている。
お雛様は
“良い人生を約束する飾り”ではない。
「あなたはここにいていい」と
静かに教えてくれる存在。
桃の花が咲くころ、
外側の条件ではなく
内側のあたたかさを思い出す。
それが、
桃の節句のほんとうの意味🌸
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