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そして、糖尿病の診断

 前回、糖尿病診断に必要な血糖値を測る指標のうち、1〜2ヶ月の血糖値の平均がわかるHbA1cを説明しました。

 今回は、いよいよこれらを使って糖尿病の診断をしましょう

 糖尿病の診断基準は実は結構、わかりやすくて、いろいろ匙加減する余地が無く、決まっていて次の①~③の内、どれかに当てはまれば糖尿病です。

その①
 血糖値が次のような糖尿病型であることを、2回以上確認する。
・10時間何も食べない時の血糖値(空腹時血糖値)が、126mg/dL以上
・食事とは関係なく測った血糖値(随時血糖値)が、200mg/dL以上
・75gブドウ糖負荷試験で負荷後2時間値が、200mg/dL以上

その②
・その①のどれかを1回以上確認➕HbA1cが、6.5%以上を1回以上確認
 ちなみに、HbA1c2回では、診断できません。

その③
・その①のどれかを1回以上確認➕慢性高血糖の症状(糖尿病性網膜症、多飲、多尿、体重減少)がある。
 です。

 ところで、サラッと書いた「75gブドウ糖負荷試験」はどんなものかというと、
①75gのブドウ糖水を飲む(香料の無い砂糖水です)
②飲む前、飲んだ後30分、60分、120分の血糖値を採血する。
という検査です。
 やる事は、単純です。
 ちなみに、糖尿病じゃない人がやっても、血糖値の上がりやすさ、下がりやすさ、その他インスリンも同時に測れば、インスリンの分泌能力、糖尿病の成りやすさ、なんかも分かる結構良い検査です。

 こんな感じで、糖尿病の診断をしますが、実はこの診断は「血糖値が慢性的に高い」というのを確認しただけで、じゃあ、なんで高いの?は調べていません。

 なので、次回、糖尿病になる原因を考えてみます。

糖尿病についてです。
国立健康危機管理研究機構
糖尿病情報センター

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