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結局、死の経過は2パターンでしょうか?その①

 前回『死のかたち』で書きましたが、人の死の経過には4パターンあります。

 ただ、よく考えてみると、結局は2パターンなのかと思います。
・急に亡くなる、”急性期医療等における急性型”
・悪くなったり、良くなったりを繰り返していく、”高齢者等の慢性型(呼吸不全等)”
 この2パターンです。
 急性パターンは、そんまんまだと思いますけど、その他のパターンは、治療方法が進歩してくると、やっぱり、急性増悪と改善を繰り返すようになり、”高齢者等の慢性型(呼吸不全等)”パターンになるのかと思います。

 今回は、”がん等の亜急性型(右上の緑グラフ)”の経過について、考えてみようかと思います。

 がんの治療方法としては
・手術
・放射線
・薬物(いわゆる抗がん剤)
があります。
 この、薬物療法は最近でかなり進化していて、
 従来からある、がん細胞を殺してその副作用として髪の毛が抜けるような細胞障害性抗がん薬以外にも、がん細胞に出現している主な分子を攻撃する分子標的薬、ホルモンによって成長するがんに対するホルモン療法(乳がん、前立腺がんなんか)、免疫を活性化させがん細胞を排除する免疫チェックポイント阻害剤などがあり、血液のがんだけでなく、手術ができないような他の臓器のがんでもかなり効果があります。

 そうなってくると、
 がんの治療中にほかの病気、肺炎だったり、心血管系の病気になることもあります。
 そういう時には、その病気に応じた治療を行うわけですが、それらが回復しても、元々のがん自体はそこにあるので、がん自体が進行していくときには、結局全体としては、”高齢者等の慢性型(呼吸不全等)”パターンと同じ感じになるのかと思います。

 次回、高齢者等の慢性型(フレイル、認知症等)(右下黄色グラフ)パターンを考えてみようかと思います。


ちなみに、がん関係の情報はこちらにしっかりまとまっています。

国立がん研究センターがん情報サービス

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