伝統行事に物申す!キムチ漬けの未来を妄想してみた
週末、義実家総出でのキムチ漬けをしてきた。
今回の白菜の数は70株と(例年なら100株以上ある)いつもよりは全然負担が軽そうに思えたのだが、読みが甘かった…。
なんせ、とにかく、どえらく大変だったのだ!!
現在はその代償である腰痛と筋肉痛に襲われており、正直本日は使い物にならない(笑)
キムチ漬けをしている最中、痛む腰を抱えつつふと「キムチ漬けってこのままでいいのかな?」と疑問に思ったのだ。確かにキムチ漬けは伝統的でいい行事だとは思うけど、あまりにもアナログ式で忙しい現代社会と剥離している。
今回はキムチ漬けをしながら考えたこと、ズバリ「キムチ漬けの近代化と未来、そして明日はどっちだ?」という妄想の話しをしたいと思う。
キムチ漬けは世界遺産!しかし現代人の生活にはどうなのよ?問題

キムチ漬けは2013年にユネスコに世界無形文化遺産として登録されており、韓国人にとって冬に入る前の欠かせない行事だ。
この時期に1年分の白菜キムチを漬けるので、通常はどの家庭でも大量のキムチ漬けをする。もっとも昔は冬に食べるための野菜を保存しておく意味も大きかったしね。じゃないと極寒の韓国では寒すぎて作物取れないし、食べるものがなかったから。
そういうことで、キムチ漬けは民族的にも無くてはならない行事だと思う。だけどね、現代社会を生きる人々の生活スタイルにはあまりにもフィットしない。
まずキムチ漬けは基本的に土日の週末を犠牲にして作業を完了させる。基本的に力仕事ばかりなので、体力勝負なのだ。あと作業のほとんどが中腰状態で行われるので単純に腰がタヒぬ。簡単に作業の内訳を説明すると、
・白菜収穫
・白菜を2つに切る
・白菜の塩漬け作業
・塩漬け白菜を3回水洗いしてから、水切りの為に並べる
・水切りした白菜の葉っぱの間に唐辛子ペースト(ヤンニョム)を塗る
とまあ、こんな感じなのですが、姿勢がホント辛いのよ…。
基本的に会社勤めしている人々ばかりな現代社会。週末が唯一の休息日なのに、その貴重な土日をすべてをキムチ漬けという力仕事にオール・インしなければならない。
もちろん会社勤めしている人たちは普段から力仕事している人たちではないと思うので、キムチ漬けの翌日に代償(腰痛、筋肉痛)が出現。月曜日の仕事に響いてしまう。
さらに、キムチ漬けのために親族の予定を合わすのも一苦労だ。
キムチ漬けはもちろん一人でもできるけど、前述した通り体力勝負なのでひとりでやったら確実につぶれる、おもに腰が(笑)
だから可能な限り大人数でやったほうがいいので、事前に”キムチ漬けだよ、親族集合!”と号令がかかる。しかし、忙しい現代人。はっきり言って予定がなかなか合わない。
キムチ漬けは親族みんなが顔を合わすいい機会にはなるけれど、前々から入っていた予定をキムチ漬けのために断らなければならないなんてこともしばしば発生する。大事な予定の場合、どうしてもキムチ漬けの方を欠席せざるを得なくなり、気まずくなったりもする。
「もっと負担を軽くして効率化したほうがいいんじゃないのか?」私は白菜を水でじゃぶじゃぶ洗いながら考えていたのだ。このままじゃいけない、と。
キムチ漬けロボットが登場する未来!?

天下のサム◯ンさん、よかったら「家庭用キムチ漬けロボット」開発してくれませんか?韓国の主婦をはじめ、キムチ漬けをしなければならない人たちが待望していると思います。私もあったら絶対買うもん!
たとえば、スイッチひとつで白菜の収穫から塩漬け、唐辛子ペースト(ヤンニョム)塗りまで全部やってくれる夢のロボット。特に塩漬けや白菜の水洗いは体力がいるから、アンドロイド型で力持ちなタイプが良さそう。
家族の好みまで覚えてくれて、唐辛子ペースト(ヤンニョム)の味付けも「去年はピリ辛のデータでしたが、今年もピリ辛でいきますか?」なんて逆提案してくれたら、めっちゃ有能!各家庭の「オモニ(母)の味」を記憶させておけば、いつでもどこでも「我が家のキムチ」を再現できるかもしれない。
多分キムチ漬けロボットの登場で「キムチは親族一同がこころを込めて作るからいいんだ!」なんていう頑固オヤジ的な輩が登場しそうですが、そんな意見は無視です。
逆にキムチ漬けロボットが活躍してくれるからこそ、キムチを作ってもらっている間の空いた時間でみんなで肉焼いて食べたり、遊んだりと家族の交流時間が生まれるわけですよ。いいじゃないですか!
とまあ、こんなことを妄想したところで家庭用キムチ漬けロボットが本当に登場する未来が来るかなんて誰にもわからないんですけどね(笑)
今は、このキムチ漬け後遺症ともいえる筋肉痛と腰痛が早く良くならないかな〜なんて思いつつ、キムチ漬けの伝統を守りながらも、もっと現代社会にフィットした負担にならないようなシステムの登場を心待ちにしたいと思うのでした。まる。
