「それじゃ食っていけないよ」と言われた夢が、今になって支えてくれてる話
中学生まで、私は本気で思ってた。
将来はイラストレーターになるんだ、って。
四六時中、絵を描いていた。
授業中も、ノートのすみに小さな人物を描いて、
家に帰れば机に向かい、夜まで何かしら描いてた。
あの頃の私は、
誰にも見せなくても、評価されなくても、
ただ描くことが「普通のこと」だった。
でも、高校生になった頃から、少しずつ熱が冷めていった。
学校生活のリズムにのまれて、
「受験」とか「将来性」とか、そういう言葉が周りに増えてきて、
描く時間が減った。
そして、ある日誰かに言われた。
「それじゃ食っていけないよ」って。
その一言で、
「じゃあもう、やめとくか」って、
自分でも気づかないくらい、そっと夢から降りたんだと思う。
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