ネガティブを書けなかった私のジャーナリング
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このテーマは、先日の3行日記にも少し書いたのですが、あらためて整理しておきたくなりました。
去年、私は「ダメだったこと」を書くのが苦手でした。
昨年使っていた「自律神経を整える手帳」には、毎日3行日記を書く欄があります。
順番は決まっていて、
・今日いちばんダメだったこと
・今日いちばん良かったこと
・明日必ずやりたいこと
この3つを書く仕組みでした。

「今日いちばんダメだったこと」という欄があります。
ポイントは、最初に「ダメだったこと」から書くこと。
ネガティブな感情を持ち越さず、気持ちを整理するためのメソッドだそうです。
でも私は、この「ダメだったこと」という言葉がどうしても好きになれませんでした。
毎日その言葉を見るだけで、少し気持ちがざわつくのです。
「ダメだったことなんてないのに」
そう思ってしまう。
無理に書いたとしても、すぐに打ち消してしまいます。
「こういうことはあったけれど、でも結果的には良い側面もあった」
「トータルで見たら、別にダメではない」
そんなふうに、ポジティブで上書きしてしまうのです。
当時の私は、それが前向きな考え方だと思っていました。
その後に読んだ「書く瞑想」という本でも、
まず気分が下がったことを書き、そのあと気分が上がったことを書く、という方法が紹介されていました。
今年に入ってもう一度実践してみたのですが、やはり最初の「気分が下がったこと」がなかなか書けません。
そもそも思い浮かばない日も多いのです。
そこで先日、その本をもう一度読み返してみました。
なぜネガティブな感情を書く必要があるのか、どこかに書いてあった気がしたからです。
読み返してみてようやく少し理解できた気がしました。
ネガティブを書くのは、自分を責めるためではなく自分を理解するため。
気分が下がった出来事の中には
「本当はどうしてほしかったのか」
「何が嫌だったのか」
そんな自分の本音が隠れていることがある。
自分の課題やそれを変えるヒントが含まれていることもある。
そして、「嫌いなこと」を明確にすることで「好きなこと」が見えてくることもある。
また、ネガティブとポジティブ、両方を感じることで自分の感情の全幅をきちんと受け取ることができる。
感情全体を感じ取ることができる。
書くことで感情が可視化され、少し距離をとって眺められるようになる。
書くことで自分の内から答えが出て、ネガティブな感情が浄化されることもある。
つまり、ネガティブを書くことは、
不安や怒りを抱え込むのではなく、外に出して整理するための行為だったのです。
私はこれまで、できるだけ良い方に考えることが大切だと思っていました。
でも、もしかするとそれは、解決できるはずのことを見ないままにしていただけなのかもしれません。
そう気づいたあと、不思議なことが起きました。
去年あんなに嫌だった「ダメだったこと」という言葉を見ても、もう嫌な気持ちがしなかったのです。
去年は避けていた言葉なのに、今はそれをそのまま受け取れる気がします。
書くということは、自分を変えるためというより
自分を少しずつ理解していく作業なのかもしれません。
ほんの少しだけ、前に進めた気がしています。
去年は見るのも嫌だった言葉。
ページを開く前に、ペンで消してしまうこともありました。
それをそのまま受け取れるようになるまで、
ちょうど1年かかったみたいです。
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