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『悪魔城ドラキュラ -キャッスルヴァニア-』 第31話「決着のとき」

 孤軍奮闘するアルカードのもとに駆けつけるトレバーとサイファ。三人は次々と吸血鬼たちを倒すが、サンジェルマンの前ではヴァーニーが死神の正体を現し、ドラキュラを復活させてこの世に死を撒き散らそうとしていた。すんでのところで儀式を阻んだトレバーは、死神に単身戦いを挑む。

作品のまとめ記事はこちら。

 押し寄せる魔物たちを相手に引き続き奮戦を繰り広げるアルカードですが、まさに多勢に無勢としかいいようのない状況で、難民たちも絶体絶命。もはや絶望的な状況になった時、立ち尽くすアルカードの横を奔っていくのは――一条の鞭と、炎の渦! 前回、ヴァーニーを追って魔法の鏡に飛び込んだトレバーとサイファがここに見参、ついに再会した三人の反撃が始まります。

 炎と氷、さらに時には電撃を放つサイファの雑魚キラーぶりも健在ですが、トレバーも前回から使い始めた十字剣を巨大手裏剣のように飛ばして当たるを幸い薙ぎ倒します。アルカードもマントを翼に変えての飛翔、狼に変じての高速ダッシュとらしさ全開で、三人は瞬く間に広間の敵を一掃。前回火炎が暴発して死んだかと思われたゲーゴスも、ブランクを感じさせない三人の連携で今度こそ粉砕されます。

 その後、それぞれ城内の残敵排除に移った三人。トレバーが壁の中を移動しながら襲ってくる包帯カギ爪の魔物、アルカードが瞬間移動を連続しながら斧を投げてくるヴァイキング風の魔物という、それぞれ(たぶん)本作オリジナルながら妙にキャラの立った相手にちょっと苦戦したものの、入り込んだ魔物を一掃した三人は、グレタとの挨拶もそこそこに、サンジェルマンのもとに向かいますが、その途中の時計台で五人の吸血鬼――この襲撃の指揮官のドラガン、そしてスティッチィウイッチィ、ヘルドール、ダスターバスター、キャストスペルの四人――が待ち受けます。

 アルカードは針のような槍と無数の糸を放つスティッチィウイッチィと、トレバーは大量の人骨を放つヘルドールと針状に変化する液体を武器にするダスターバスターと、サイファは炎と電撃を武器にするキャストスペルと対決しますが、相手の特殊能力に三人は窮地に陥ります。
 しかし、ここで物を言うのがチームワークです。自分を封じる相手に正面から反撃するのではなく、仲間を封じる相手に横から攻撃する――そんな手で互いを解き放ったトレバーたちは四人組を一蹴します。

 そして残るドラガンにはアルカードとサイファが対峙。フレイルというより鎖が長すぎてほとんど鎖分銅の得物を振り回すドラガンは、ダメージを受けるたびに脱衣していくという謎仕様。さらに切れた腕を引きちぎって投げつけるという攻撃を仕掛けてきますが、二人には及びません。正面から文字通りの大火力に晒された上に、後ろからサイファの電撃で加速したアルカードの一閃を受けて、さしもの強豪も両断されるのでした。

 ついにサンジェルマンのもとに辿り着いた三人ですが、そこでは想像を絶する事態が発生していました。実は一足先に現れたヴァーニーの正体は、無限回廊の錬金術師であり、そして死神――無限回廊は操れても地獄には力を及ぼせないという死神は、サンジェルマンを操っていたのです。
 その死神の狙いこそはドラキュラ復活。彼(?)は、レビスの体の中にドラキュラとリサの魂を押し込め、その苦悶と怒りから今度こそドラキュラに人類を滅ぼさせ、自分はそこから「死」を喰らおうとしていたのです。

 そしてもはや引き返せないサンジェルマンは、ついにドラキュラ夫妻の魂をレビスに宿させた時――ひたすらにトレバーが振るっていたモーニングスターが結界を突き破ります。そしてトレバーは聖水と十字剣でレビスを粉砕、その爆発の中で、前非を悔いながらサンジェルマンは力尽きるのでした。

 爆発の後、死神の力か、その場が異界と化したように、周囲から切り離された死神とトレバーの周囲。下に取り残されたサイファに愛を告げると、トレバーは一人死神に対峙します。
 これまでなく巨大かつ強大な敵に幾度となく叩きのめされながらも立ち上がり、凄まじい気合から、鞭と十字架のアイテムクラッシュの複合技のような巨大な炎の十字架連打で死神を追い詰めるトレバー。そして彼は周囲の浮遊する足場を駆け上った末に、かつてトゥルゴヴィシュテの地下で拾った魔法の短剣を死神の頭に一撃!

 凄まじい光の後、爆縮して消える死神。そしてトレバーもその光の中に……


 ラスト一話前に相応しく、冒頭からラストまでひたすらバトルの連続だった今回。特にラストの死神との戦いは、だんだん超作画に近いラフさになっていくのが(さすがに演出だと思いますが)、凄まじい迫力を感じさせます。
 確かにいきなり全ての黒幕の死神登場はさすがに驚きますが、存在自体はこのシーズン冒頭から仄めかされていましたし、ヴァーニーがドラキュラの一の部下を名乗っていたのも納得ではあります。やっぱり無限回廊を操れても、地獄に力が及ばないのは不思議ではありますが……


作品のまとめ記事はこちら。


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