『悪魔城ドラキュラ -キャッスルヴァニア-』 第24話「世界を手に入れる」
一定の自由を許されたヘクターは、スティリア城内で秘密裏の行動を取りながら、悪魔精錬の準備を続ける。一方、レノーアはカーミラが世界の支配に固執する理由を聞かされる。その頃、トレバーたちはトゥルゴヴィシュテで魔物たちの襲撃に苦戦するが、ザンフィアたち王族の護衛に救われるのだった。
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シーズン4第2話は、前半ヘクター、後半トレバーが主役という二部構成。前シーズンは本当にまったくいいところのなかったヘクターですが、今回は、優雅に巨大な図書館で読書を楽しむなど、城内でかなり自由に振る舞う姿が描かれます。
それどころか、監視の目を盗んで、城のあちらこちらに何やら仕掛けを施したり、城内の吸血鬼を脅したりすかしたりして(この吸血鬼、カーミラの靴でナニをしたんですかね……)地獄の地図を探るなど、色々と企んでいる様子です。特に、前回登場したバーニーと魔法の鏡で通信して、ドラキュラの死について調べているところを見ると、その企みも察せられますが……
しかしヘクターの正業(?)は悪魔精錬士。人によって精錬に使う道具は違うようですが(アイザックはシーズン3でバンバン使っていたようにナイフ)、彼の場合はハンマーが必要ということで、その鍛造から始めていますが、本当なのかわざとなのか、なかなかうまくはいかない様子です。
そんなところに現れたレノーアは、もうお互いを知り尽くした男女そのものの際どい感じでヘクターと会話しますが、その中で彼女は彼女なりに苦労してきたこと、すでにカーミラの企ての中で外交担当の自分の居場所がないことに焦りを感じている様子を見せるのでした。
その後、一人カーミラの居室を訪れたレノーアは、カーミラが執拗に自分たちの帝国を広げようとする理由を尋ねます。その答えは、かつて自分を搾取し、様々なものを奪った愚かな男たちから、全てを奪い取るためというものでした。
上で触れたレノーアの過去も、男たちの戦に巻き込まれて辛酸を舐めてきたことを感じさせましたが、カーミラが自分と対等な存在として認めているのがレノーアたち女吸血鬼であることは(さらにいえばヘクターに異常にキツく当たるのも)、その辺りに理由があるのかもしれません。
しかし、そのカーミラ自身が自分が忌み嫌う男性的な行為に手を染めているという大きな矛盾を感じさせるのを何と評すべきか……
さて、所変わってこちらはトゥルゴヴィシュテ。前回、地下遺跡で吸血鬼たちと戦ったトレバーとサイファですが、廃屋を今夜の宿としようとしたところで、バーニーとラッコが操る魔物たちの襲撃を受けることになります。バーニーたちは文字通り高みの見物ですが、疲れ果てているトレバーたちは、モーニングスターをふっ飛ばされ、魔法も間に合わずと押され気味です。
いよいよ追い詰められた二人ですが――そこに現れたのは女戦士・ザンフィアと、二人の兵士。乱戦の中で兵士たちは命を落としますが、ザンフィアの助けでトレバーとサイファは、辛うじて生き延びるのでした。
さてこのザンフィアは、あのドラキュラ軍の攻撃を辛うじて生き延びた王族を護衛している戦士とのこと。トレバーとサイファも協力を申し出ますが、しかしすぐには信用できないと、彼女はその場を立ち去ります。残されたトレバーは命を落とした兵士の懐を探ると、そこにあった光る石をポケットに入れて――この辺り、いかにも歴戦の風来坊的ではありますが、そりゃーこういうことがあるからすぐには信用できないだろうなあ、と変に納得させられるのでした。
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