【AI甲子園予想・第4日】青森山田は順当に勝つのか。8月8日4試合の勝敗・展開をガチ予想
夏の甲子園は8月8日、第4日を迎える。
第1試合は午前8時から遊学館-青森山田。
午後の部は13時30分から白樺学園-東日大昌平、16時から日本文理-大分商、18時30分から英明-関東第一が予定されている。
「AI甲子園予想」シリーズでは、単純に学校名や前評判だけで本命を決めない。
地方大会の後半力、投手層、接戦耐性、初戦の相性、そして相手が番狂わせを起こす具体的な条件まで考え、勝敗だけでなく途中展開も予想する。
そして第3日では、また一つ大きな反省材料が生まれた。
鶴岡東の後半力を評価して東海大甲府戦の勝利を予想したが、実際には東海大甲府が5-2で勝利。
健大高崎の勝利予想は7-1で的中した一方、後半力ランキング上位だった立命館宇治は、9回二死までリードしながら初出場・有明に3-6で逆転負けした。
これは非常に重要だ。
地方大会の後半力は確かに参考になる。
しかし甲子園初戦では、
「地方大会で後半に強かった」
ことより、
「甲子園という初めての環境で、最後のアウトまで普段通りプレーできるか」
の影響が想像以上に大きい。
立命館宇治は、地方大会では後半に何度も試合を決めてきた。
それでも甲子園では、あとアウト一つから逆転された。
今回から、地方大会データに加えて、
・初戦の入り
・先発投手の制球
・甲子園経験
・守備の安定
・相手投手との相性
をこれまで以上に重視する。
第1試合 遊学館-青森山田
8月8日 8時開始予定。
■勝利予想
青森山田
■予想スコア
青森山田 6-3 遊学館
■AI予測勝率
青森山田 67%
遊学館 33%
第4日で最も本命寄りに予想するのが青森山田だ。
ただし、遊学館も簡単に崩れるチームではない。
石川大会決勝では金沢に先行されながら逆転。
準決勝では小松大谷との打撃戦も勝ち切っている。
注目は南選手。
石川大会準決勝では2本の適時打、決勝では逆転への流れを作る2ランを放っている。
一方の青森山田で最も注目したいのは、背番号1の川久保昂直選手。
投手でありながらリードオフマンを務め、青森大会では打率.400。
決勝では救援登板もこなし、投打の両方でチームを甲子園へ導いた。
さらに青森山田打線は、地方大会で稲見抱夢選手ら複数の打者が高打率を記録。
特定の1人だけを抑えれば終わる打線ではない。
■遊学館の勝ち筋
遊学館が勝つなら、青森山田を序盤から打ち合いに付き合わせてはいけない。
理想は、
0-0
1-0
1-1
のまま5回へ入ること。
青森山田の攻撃力は高いが、地方大会決勝では弘前学院聖愛に3点を先行されている。
つまり、先に試合を動かせる可能性はある。
南選手の前に走者を置き、一発または長打で青森山田に追う展開を強いる。
これが最大の勝ち筋になる。
■青森山田の勝ち筋
青森山田は逆に、遊学館の「接戦に持ち込む力」を消したい。
川久保選手が1番として出塁。
中軸へつなぐ。
3回までに2点以上を奪う。
この形ができれば、遊学館は攻撃的に動かざるを得なくなる。
青森山田は地方大会で、圧勝だけでなく決勝の延長タイブレークも経験している。
先行しても、接戦になっても戦える点を評価した。
■試合展開予想
1回から3回。
遊学館が慎重に入り、青森山田も初見の投手をすぐには捉えきれない。
2回に遊学館が南選手の長打から1点を先制。
しかし3回、川久保選手の出塁を起点に青森山田が2点を奪って逆転。
3回終了時点は、
青森山田2-1遊学館。
4回から5回。
遊学館も1点を返し、2-2。
しかし青森山田が中軸の連打で再び勝ち越す。
5回終了時点は、
青森山田3-2遊学館。
6回以降。
青森山田の打線の厚みが出る。
遊学館の継投直後に走者をため、7回前後に2点を追加。
最後は6-3で青森山田が勝つと予想する。
■鍵となる選手
【青森山田 川久保昂直】
投手だけではなく、1番打者として試合の最初から関与する。
川久保選手が初回に出塁すれば、青森山田が早い段階で主導権を握る可能性が高い。
【青森山田 稲見抱夢】
青森大会では高打率を残し、決勝でも反撃の中心になった。
遊学館が川久保選手を警戒しすぎると、後続が怖い。
【遊学館 南】
遊学館最大の長打ポイント。
青森山田の投手が四球を出した直後に南選手へ回る展開は避けたい。
■この試合の分岐点
遊学館が3回まで青森山田を1点以内に抑えられるか。
ここまでできれば遊学館にも十分勝機がある。
青森山田が3回までに3点以上なら、そのまま押し切る可能性が高い。
第2試合 白樺学園-東日大昌平
8月8日 13時30分開始予定。
■勝利予想
東日大昌平
■予想スコア
東日大昌平 4-2 白樺学園
■AI予測勝率
東日大昌平 56%
白樺学園 44%
ここはかなり迷った。
白樺学園は長打力。
東日大昌平は制球力と投手陣。
対照的なチーム同士の対戦だ。
白樺学園の注目は3番・遊撃の後藤選手。
北北海道大会決勝では本塁打を含む3安打を記録し、甲子園出場に大きく貢献した。
投手陣では左腕の玉手瑛斗投手、右腕の鎌仲賢吾投手らを使い分けられる。
一方、東日大昌平の中心は照沼佑崇投手。
福島大会では5試合に登板し、準決勝の聖光学院戦では9回2失点。
初出場校だが、春の東北王者・聖光学院を倒して甲子園へ来ている。
投手陣には白田夢真投手、緑川凰投手もおり、福島大会決勝では3投手を使っている。
■白樺学園の勝ち筋
白樺学園は東日大昌平の投手陣へ、単打を並べるより長打で試合を動かしたい。
東日大昌平は地方大会で四死球が非常に少なかった。
待っているだけでは走者が増えない可能性がある。
だからこそ後藤選手らがストライクゾーンへ来た球を一振りで仕留める必要がある。
3回までに2点。
これが白樺学園の理想になる。
■東日大昌平の勝ち筋
最大のポイントは「無料の走者を出さないこと」。
地方大会でも照沼投手らは制球を武器にしてきた。
甲子園初出場という緊張の中でも、その特徴を維持できるか。
白樺学園の本塁打は怖い。
ただしソロなら1点で済む。
四球の後に後藤選手へ長打を打たれる形だけは避けたい。
■試合展開予想
1回から3回。
白樺学園が積極的に振り、後藤選手の長打から1点を先制。
東日大昌平は照沼投手が粘って追加点を与えない。
3回終了時点は、
白樺学園1-0東日大昌平。
4回から5回。
東日大昌平が白樺学園投手陣の二巡目を攻略。
単打と犠打から2点を奪い逆転。
5回終了時点は、
東日大昌平2-1白樺学園。
6回から8回。
白樺学園が1点を返すが、東日大昌平も白田投手などへ継投。
7回か8回に2点を追加。
4-2で東日大昌平が逃げ切ると予想する。
■鍵となる選手
【東日大昌平 照沼佑崇】
初出場校が甲子園で勝つには、まずエースが試合を落ち着かせる必要がある。
初回を無失点なら、一気に東日大昌平ペースになる。
【東日大昌平 白田夢真】
照沼投手が暑さや甲子園の雰囲気で乱れた場合の保険になる。
複数投手を使えることは13時30分開始の試合では大きい。
【白樺学園 後藤】
一振りで予想を壊せる選手。
東日大昌平がこの打者の前に走者をためると危険だ。
■この試合の分岐点
東日大昌平の投手陣が四死球を3個以内に抑えられるか。
制球できれば東日大昌平。
甲子園初戦の緊張で四死球が増えれば、白樺学園の長打力が生きる。
第3試合 日本文理-大分商
8月8日 16時開始予定。
■勝利予想
大分商
■予想スコア
大分商 4-3 日本文理
■AI予測勝率
大分商 53%
日本文理 47%
第4日で最も悩んだカードだ。
日本文理は「打」。
大分商は「エース」。
非常に分かりやすい構図である。
日本文理は新潟大会6試合で平均10点以上、5試合で二桁安打、チーム打率4割。
4番・吉田流太選手は打率.632、1本塁打、10打点という圧倒的な成績だった。
1番の土屋太偉哉選手も、6試合中4試合で第1打席に安打。
最初から走者を出し、吉田選手へ回す形ができている。
投手陣では染谷崇史投手が中心。
夏の新潟大会では4試合17イニングで防御率1点台だった。
一方、大分商には今大会でも注目度の高い右腕・平田玲翔投手がいる。
188センチの長身から150キロを超える直球を投げ、ツーシーム、チェンジアップ、スプリットも持つ。
しかも2番打者として打線にも入る二刀流だ。
■日本文理の勝ち筋
平田投手を一人で攻略しようとしないこと。
1番・土屋選手から粘る。
ファウルで球数を増やす。
吉田選手の前に走者を置く。
150キロの直球を打ちに行きすぎると、縦の変化球に崩される可能性が高い。
日本文理が平田投手に5回まで80球前後を投げさせられれば、後半に大きなチャンスが出る。
■大分商の勝ち筋
平田投手が日本文理の「最初の一巡」を抑えること。
日本文理は初回から勢いに乗るタイプだ。
土屋選手が出塁。
中軸へつながる。
吉田選手が返す。
これを初回からやられると、大分商は苦しい。
逆に3回まで1失点以内なら、日本文理打線にも焦りが出始める。
そして平田投手自身が2番打者として攻撃にも関与できる。
■試合展開予想
1回から3回。
日本文理が土屋選手の出塁から1点を先制。
しかし平田投手が吉田選手との2打席目から対応し、追加点を防ぐ。
大分商も平田選手の出塁から1点。
3回終了時点は1-1。
4回から5回。
日本文理が吉田選手の適時打で2-1。
大分商もすぐに追いつく。
5回終了時点は2-2。
6回以降。
平田投手と日本文理投手陣の我慢比べ。
7回、大分商が四球と犠打から1点を勝ち越す。
日本文理が8回に追いつくが、9回に大分商が再び1点。
4-3。
大分商の1点差勝利を予想する。
■鍵となる選手
【大分商 平田玲翔】
この試合そのものと言っていい存在。
投球だけでなく2番打者としても関与する。
平田投手が7回まで3失点以内なら、大分商をかなり有利と見る。
【日本文理 吉田流太】
地方大会打率.632。
平田投手にとって最大の難敵。
走者なしで迎えられるかが重要だ。
【日本文理 土屋太偉哉】
吉田選手以上に、試合の流れを左右する可能性がある。
初回の第1打席に注目したい。
【日本文理 染谷崇史】
打線が注目される日本文理だが、大分商を3点以内に抑えれば十分勝てる。
投手戦へ対応できるか。
■この試合の分岐点
平田投手が日本文理の1~4番を最初の一巡で何人出塁させるか。
1人以下なら大分商。
3人以上出せば、日本文理打線が一気につながると予想する。
第4試合 英明-関東第一
8月8日 18時30分開始予定。
■勝利予想
関東第一
■予想スコア
関東第一 5-3 英明
■AI予測勝率
関東第一 61%
英明 39%
第4日のナイターは非常に面白い。
関東第一を本命にするが、英明には「負け試合をひっくり返す力」がある。
英明は香川大会準決勝と決勝を、いずれも終盤に追いついて延長タイブレークで勝利。
左腕・冨岡琥希投手と右腕・松本倫史朗投手の2人を軸に戦える。
打線では吉川選手が地方大会打率.522。
準々決勝以降だけで15打数10安打と、終盤になっても状態を落とさなかった。
一方の関東第一には、非常に魅力的な投手陣がある。
3年生左腕・石井翔投手に加え、2年生の髙橋友朔投手。
髙橋投手は最速150キロ。
東東京大会準決勝では7回参考ながらノーヒットノーランを達成し、夏の地方大会では計9イニングで被安打0、13奪三振だった。
打線の中心は主将の井口選手。
東東京大会では打率.609、15打点。
決勝でも先制打を含む3安打を放っている。
■英明の勝ち筋
英明は、関東第一の投手陣を「攻略」するより、先に降ろすことを考えたい。
石井投手、髙橋投手とも能力が高い。
早打ちすると、そのまま9回まで抑えられる可能性がある。
ファウル。
四球。
バント。
盗塁。
投手に投球以外の仕事を増やす。
そして5回まで2点差以内。
英明が地方大会で何度も作った「終盤逆転」の条件へ持ち込みたい。
■関東第一の勝ち筋
英明に終盤の物語を作らせないこと。
香川大会の英明は、負けていても最後まで試合を終わらせなかった。
だからこそ関東第一は、1点リードで安心してはいけない。
井口選手を中心に、6回までに3点以上を奪いたい。
投手も石井投手一人へ任せる必要はない。
髙橋投手という強力なカードを使い、英明打線に同じ球筋を3巡見せない選択もできる。
■試合展開予想
1回から3回。
関東第一が石井投手、英明が冨岡投手と予想。
投手戦になる。
2回、関東第一が井口選手の適時打で1点を先制。
3回終了時点は、
関東第一1-0英明。
4回から5回。
英明が吉川選手の安打を起点に1-1。
しかし関東第一も下位打線から好機を作り、再び2-1。
5回終了時点は、
関東第一2-1英明。
6回から7回。
関東第一が投手交代。
髙橋投手の速球で英明打線のタイミングを変える。
打線も井口選手らが追加点を奪い4-1。
8回から9回。
ここから英明が粘る。
四球と安打で2点を返し4-3。
ただし今回は関東第一が最後にもう1点追加。
5-3で勝利すると予想する。
■鍵となる選手
【関東第一 髙橋友朔】
2年生ながら最速150キロ。
英明の終盤の反撃を止めるカードとして、何回から投入されるかに注目したい。
【関東第一 井口】
打率.609、15打点の主将。
英明投手陣が最も走者を置いて迎えたくない打者だ。
【英明 吉川】
準々決勝以降15打数10安打。
強豪投手相手でも一人で得点機を作れるかが鍵になる。
【英明 冨岡琥希】
左腕エース。
関東第一を序盤から自由に打たせず、5回まで接戦へ持ち込めるか。
■この試合の分岐点
6回終了時点で英明が2点差以内にいるか。
2点差以内なら、英明の地方大会での逆転経験が生きる。
関東第一が3点以上リードしていれば、石井・髙橋の投手層で押し切ると見る。
【AI甲子園予想・第4日】予想まとめ
【第1試合】
遊学館-青森山田
勝利予想:青森山田
予想スコア:6-3
予測勝率:67%
【第2試合】
白樺学園-東日大昌平
勝利予想:東日大昌平
予想スコア:4-2
予測勝率:56%
【第3試合】
日本文理-大分商
勝利予想:大分商
予想スコア:4-3
予測勝率:53%
【第4試合】
英明-関東第一
勝利予想:関東第一
予想スコア:5-3
予測勝率:61%
■最も自信がある予想
青森山田。
打線の厚み、投手の選択肢、甲子園経験を総合評価した。
ただし遊学館が3回まで1失点以内なら、想定以上の接戦になる。
■今回の波乱予想
大分商。
日本文理は地方大会で圧倒的な打力を見せた。
それでも、150キロ超の平田投手という「1試合を支配できる投手」がいる大分商を選ぶ。
高校野球の一発勝負では、平均的な打力より一人の好投手が勝敗を変えることがある。
■最も危険な本命
関東第一。
本命評価は関東第一。
しかし英明は香川大会準決勝、決勝を連続で延長タイブレーク勝ちしている。
8回までリードしていても安心できない。
■第3日から修正したこと
鶴岡東と立命館宇治を外したことは、今回の予想にも反映した。
地方大会の後半力は重要。
しかし、
「甲子園でも同じように後半に強い」
とは限らない。
特に初戦では、
・甲子園のマウンド
・大観衆
・守備の緊張
・初めて対戦する全国級投手
・あとアウト一つという心理
が加わる。
そこで今回は、
地方大会後半力の評価を少し下げ、先発投手の最大値と甲子園経験を上げた。
この修正が第4日の的中率へどう影響するのか。
そこも検証したい。
■試合後に確認する8項目
・遊学館は3回まで青森山田を1失点以内に抑えたか
・川久保選手は初回に出塁したか
・東日大昌平の四死球はいくつだったか
・後藤選手の前に走者がいたか
・平田投手は日本文理の上位打線一巡目を抑えたか
・吉田選手は走者ありで何打席迎えたか
・英明は6回終了時点で2点差以内だったか
・関東第一は髙橋投手を何回から使ったか
■結論
第4日の勝利予想は、
青森山田。
東日大昌平。
大分商。
関東第一。
この4校とする。
青森山田は総合力。
東日大昌平は制球力。
大分商は平田投手という最大値。
関東第一は投手層。
それぞれ違う理由で本命にした。
地方大会から続けているAI予想は、当てることだけが目的ではない。
外れたとき、
「なぜ外したのか」
までデータとして残す。
第3日の立命館宇治-有明のような試合を、次は事前に拾えるか。
そのために予想方法そのものを、毎日アップデートしていきたい。
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