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【AI甲子園予想・第9日】第8日3戦3勝。佐野日大の波乱も的中したAIが8月13日の4試合を予想


「総合力なら神村学園。」

おそらく、そう考えた人は多かったと思う。

しかし前日のAI予想では、

佐野日大53%-神村学園47%。

ほぼ五分としながらも、佐野日大を勝利予想にした。

理由は学校名でも前評判でもない。

甲子園初戦で9回完封した投手力を中心に、

「神村学園の攻撃力を、佐野日大は消せるのか」

を考えた結果だった。

そして8月12日。

佐野日大が神村学園を3-1で破った。

さらに、

拓大紅陵-佐賀商は拓大紅陵を予想し、1-0で的中。

花咲徳栄-仙台育英は仙台育英を予想し、こちらも1-0で的中した。

つまり第8日は、実施された3試合について、

3戦3勝。

ようやく、予想方法を変えた効果が数字にも現れ始めた。

ただし、ここでまた基準を変えることはしない。

以前は外れるたびに、

「後半力を増やす。」

「投手力を増やす。」

「甲子園経験を増やす。」

と修正してしまった。

それでは過学習になる。

現在の新基準は最低10試合固定する。

■現在の予測基準

先発投手×相手打線 30%

打線×相手先発投手 25%

四死球・失策リスク 15%

2番手以降の投手 10%

苦戦した試合と相手との相性 10%

地方大会後半力 5%

甲子園経験 5%

そして最も重要なのは、

「どちらが強いか」ではなく、「相手の最大の武器を消せるのはどちらか」。

この考え方を第9日も変えない。

なお、8月12日に予定されていた東海大甲府-健大高崎は天候不良のため8月13日に順延された。高野連は13日以降の日程について12日の全試合終了後に発表するとしており、本稿執筆時点では順延試合の具体的な開始時刻は確定情報を確認できていない。

もともとの第9日は、

有明-長崎日大

青森山田-東日大昌平

大分商-英明

の3試合が予定されている。

今回は順延された東海大甲府-健大高崎も含め、4試合を予想する。

■第8日の新基準は3戦3勝

まず簡単に振り返る。

【拓大紅陵-佐賀商】

予想:拓大紅陵

結果:拓大紅陵1-0佐賀商

的中。

ロースコアを想定し、二宮投手を中心に評価した。

【花咲徳栄-仙台育英】

予想:仙台育英

結果:仙台育英1-0花咲徳栄

的中。

打線の名前ではなく、仙台育英が甲子園初戦ですでに複数投手を使って1失点に抑えていた事実を評価した。

【神村学園-佐野日大】

予想:佐野日大

結果:佐野日大3-1神村学園

的中。

ここが最も大きい。

以前のAIなら、

「神村学園は全国実績がある。」

「打線が強い。」

「総合力が高い。」

と理由を並べ、神村学園を選んでいた可能性が高い。

しかし今回は、

佐野日大投手陣が神村学園打線を抑えられるか

だけをかなり重く見た。

結果として、この考え方が機能した。

もちろん3試合だけではモデルが完成したとは言えない。

だからこそ、明日も同じ基準で検証する。

第1試合候補 東海大甲府-健大高崎

※8月12日第4試合から8月13日に順延。開始時刻は公式発表を確認したい。

■勝利予想

健大高崎

■予想スコア

健大高崎 4-2 東海大甲府

■AI予測勝率

健大高崎 66%

東海大甲府 34%

■自信度

A

前日のA予想をそのまま維持する。

試合が1日延びたからといって、基準自体は変更しない。

健大高崎の初戦。

八幡商に7-1。

2年生エース・石垣聡志投手は9回1失点。

健大高崎打線は5回に一挙6得点した。公式スコアでも、八幡商を8回まで無得点に抑えながら5回に試合を大きく動かしている。

一方の東海大甲府も弱くない。

鶴岡東戦を5-2で勝利。

しかも初回に3点を奪い、鶴岡東に一度もリードを許さなかった。

重要なのはここ。

以前なら、

「健大高崎の方が強豪だから」

で終わっていた。

今回見るのは、

東海大甲府打線が石垣投手をどう崩すのか。

そして、

仮に石垣投手が2失点しても、健大高崎打線が取り返せるのか。

初戦を見る限り、後者にはYESと言える。

だからA評価を維持する。

【東海大甲府の勝ち筋】

初回から石垣投手を攻める。

特に3回終了までに2点以上が必要。

健大高崎に先行されると、石垣投手がストライクゾーンで勝負しやすくなる。

理想は、

3回終了時点で東海大甲府2-0。

この形。

【健大高崎の勝ち筋】

石垣投手が5回まで2失点以内。

これだけで十分。

攻撃では毎回1点ずつ取る必要はない。

初戦のように、

四球。

単打。

長打。

相手の乱れ。

が同じイニングに重なったところで一気に3点程度を奪えばいい。

■展開予想

1回から3回。

東海大甲府が1点を先行する。

健大高崎は初見の投手に少し苦戦。

3回終了時点、

東海大甲府1-0。

4回。

健大高崎が同点。

5回から6回。

石垣投手が完全に立て直す。

健大高崎打線が東海大甲府投手陣の2巡目から3点。

4-1。

終盤、東海大甲府が1点を返す。

健大高崎4-2。

■健大高崎が負ける条件

石垣投手が3回までに3失点以上。

ここだけは前日と変えない。

これが起きればA評価は崩れる。

第2試合候補 有明-長崎日大

当初予定では8月13日13時30分開始。

■勝利予想

長崎日大

■予想スコア

長崎日大 5-3 有明

■AI予測勝率

長崎日大 62%

有明 38%

■自信度

B

非常に面白いカードだ。

有明は初戦で立命館宇治に6-3。

しかも9回に4点を奪って逆転した。

公式イニングスコアを見ると、有明は6回終了時点で0-3。

そこから7回に2点。

9回に4点。

完全な逆転勝ちだった。

一方、長崎日大は立正大淞南に、

15-1。

圧勝だった。

2回に3点。

6回に3点。

7回3点。

8回2点。

9回4点。

試合後半になっても得点が止まっていない。

ただし、

「15点取ったから長崎日大。」

という予想はしない。

新基準で重要なのは、

有明が長崎日大の攻撃をどう消すのか。

有明の最大の武器は、立命館宇治戦で見せた終盤まで試合を捨てない攻撃。

しかし長崎日大相手の場合、

0-3から9回に逆転するような展開を期待するのは危険だ。

長崎日大は初戦で中盤以降にも継続して得点した。

つまり有明が前半を耐えても、

「後半になれば相手打線が落ちる」

とは限らない。

ここを長崎日大側へ評価した。

【有明の勝ち筋】

5回まで2失点以内。

立命館宇治戦と同じように、試合を終盤まで壊さないこと。

そして長崎日大の継投直後を狙う。

5回終了時点で、

長崎日大2-1有明

程度なら十分勝負になる。

【長崎日大の勝ち筋】

有明に「また終盤に逆転できる」と思わせないこと。

初回から大量点は必要ない。

3回まで2点。

5回まで3点。

少しずつ点差を広げる方が有明には効く。

■展開予想

1回から3回。

長崎日大が1点先制。

有明も1点を返す。

3回終了時点1-1。

4回から5回。

長崎日大が2点。

3-1。

6回。

有明が1点を返す。

3-2。

7回から8回。

長崎日大が継投後の有明投手陣から2点。

5-2。

9回、有明が1点返すが届かない。

長崎日大5-3。

■本命が負ける条件

長崎日大投手陣が四死球を連発して、有明に終盤まで2点差以内で粘られること。

有明は初戦で実際に0-3から逆転した。

終盤まで生かしてはいけない。

第3試合候補 青森山田-東日大昌平

当初予定では8月13日16時開始。

■勝利予想

青森山田

■予想スコア

青森山田 4-2 東日大昌平

■AI予測勝率

青森山田 58%

東日大昌平 42%

■自信度

B

ここは危険な本命。

青森山田は初戦で遊学館に6-5。

3回終了時点では6-0だった。

しかし4回に4失点。

7回にも1点。

最後は1点差まで追い上げられた。公式スコアでも、序盤6点から追加点を一度も取れていないことが分かる。

これは新基準では明確な危険信号。

以前なら、

「6点取った青森山田打線」

をプラス評価していた。

今は逆に、

3回以降、なぜ追加点を取れなかったのか。

を見る。

一方の東日大昌平は白樺学園に2-1。

9回に入ケ町選手の適時打で勝ち越している。初出場ながら、1点勝負を最後まで崩さなかった。

この試合を青森山田58%までしか上げない理由はここにある。

【東日大昌平の勝ち筋】

青森山田を序盤に乗せない。

遊学館戦では青森山田が3回までに6点。

つまり序盤から勢いを与えると非常に危険。

逆に3回まで1失点以内なら、

青森山田側には初戦の後半無得点が頭をよぎる可能性がある。

東日大昌平は、

0-0。

1-0。

1-1。

の試合を作りたい。

【青森山田の勝ち筋】

初戦の反省を逆に生かす。

序盤に得点しても、攻撃を止めない。

向井選手は青森大会5試合すべてで安打を放ち、甲子園初戦でも適時打を含む2安打。

この選手を中心に、5回以降にも追加点が取れるか。

それが最大のポイントになる。

■展開予想

1回から3回。

青森山田が1点先制。

東日大昌平がすぐに1-1。

4回。

青森山田が2-1。

5回終了時点も2-1。

6回。

東日大昌平が同点。

2-2。

ここからが勝負。

7回から8回。

青森山田が初戦では取れなかった後半の得点を2点奪う。

青森山田4-2。

■本命が負ける条件

3回終了時点で無得点。

そして東日大昌平に先制されること。

この状態なら勝率はほぼ五分まで落ちる。

第4試合候補 大分商-英明

当初予定では8月13日18時30分開始。

■勝利予想

英明

■予想スコア

英明 3-2 大分商

■AI予測勝率

英明 60%

大分商 40%

■自信度

B

ここは以前のモデルなら大分商を選んでいた可能性がある。

大分商は日本文理を6-4で破った。

地方大会で強打を見せていた日本文理相手に、2点差をひっくり返している。

杉山選手は初戦で3安打。

5回に反撃の安打、6回には勝ち越し打を放った。

しかし新基準では英明。

理由は明確。

冨岡琥希投手。

関東第一戦。

3安打1失点完投。

そして英明は4-1で勝った。

重要なのは、

「センバツ8強だから。」

ではない。

「関東第一に勝ったから。」

でもない。

甲子園という同じ環境で、

相手打線を3安打1失点に抑えた。

この事実を重視する。

今大会、新基準で当たり始めた予想には共通点がある。

佐野日大。

拓大紅陵。

仙台育英。

いずれも、

相手の攻撃力を消せる投手・投手陣

を重視した。

だからここも英明。

【大分商の勝ち筋】

冨岡投手を攻略しようとしすぎない。

三振を恐れず、球数を増やす。

5回までに80球前後まで投げさせたい。

そして得点は3点でいい。

冨岡投手を降ろし、英明の2番手へ変わった直後が最大のチャンス。

【英明の勝ち筋】

冨岡投手が5回まで1失点以内。

打線は大量点不要。

関東第一戦で決勝の3点適時二塁打を放った松原選手の前に走者を置く。

松原選手は香川大会でもチーム最多8打点だった。

■展開予想

1回から3回。

冨岡投手が大分商打線を抑える。

英明が1点先制。

3回終了時点、

英明1-0。

4回から5回。

大分商が1点。

1-1。

6回。

英明が松原選手の適時打で2-1。

7回。

大分商が2-2。

8回。

英明が一死二塁から1点勝ち越し。

冨岡投手、または救援投手が最後を締める。

英明3-2。

■本命が負ける条件

冨岡投手の四死球が増えること。

大分商は初戦で4失点しても6点を取っている。

走者を無料で与えた状態から中軸へ回すと、英明側が一気に危険になる。

【AI甲子園予想・第9日】最終予想

【順延試合】

東海大甲府-健大高崎

健大高崎 4-2

勝率66%

A予想

【有明-長崎日大】

長崎日大 5-3

勝率62%

B予想

【青森山田-東日大昌平】

青森山田 4-2

勝率58%

B予想

【大分商-英明】

英明 3-2

勝率60%

B予想

■第9日のA予想

健大高崎。

ここは昨日から変えない。

A予想だから当てたいのではない。

基準を固定した結果、

唯一65%を超えたのが健大高崎だった。

試合が順延になったからといって、後付けで確率を上げたり下げたりもしない。

■第9日で最も注目する予想

英明。

今回の佐野日大予想に少し似ている。

大分商の打線や逆転力は怖い。

それでも、

「英明の冨岡投手が、その攻撃力を消せる可能性」

を上に取った。

これが当たれば、

強い打線を評価するより、相手がその打線を消せるかを見る

という新モデルの方向性がさらに強くなる。

■そして佐野日大予想から学ぶこと

今回の佐野日大3-1は、

単なる1勝以上の価値がある。

以前なら神村学園を選びやすかった。

情報量。

全国実績。

注目選手。

地方大会の数字。

そうした「説明しやすい情報」から離れ、

この試合で点を取られないのはどちらか

を考えた。

その結果が佐野日大だった。

そして実際に3-1。

もちろん、これだけで新モデルが正しいとは言えない。

ただし、

第8日実施分は、

3戦3勝。

ここで浮かれて予想方法をまた変えない。

明日も同じ。

明後日も同じ。

最低10試合は固定する。

的中率80%を目指すなら、

情報を増やすのではなく、

余計な情報を捨てる。

第9日も、その考え方で勝負したい。

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