【ハンガリー関連】フランツ・リストのピアノ曲紹介
この記事ではハンガリーの作曲家に関連する曲を紹介します。なお「訓辞」と「ハンガリー賛称」 (エグレッシ、エルケル) S.486は別の記事で紹介しています。
アデールのワルツ (F.リストによる華麗なる2手用トランスクリプション) (ジチー) S.456
リストの弟子でハンガリーの作曲家ゲーザ・ジチーの作品による。彼は幼少期右腕を失っておりピアノ作品は左手用が主だが、この「アデールのワルツ」はリストへ献呈された「6つの左手のための練習曲」のうちの一曲。リストは2手用に編曲している。1877年作
演奏はパオロ・ボルドーニ。
「フニャディ・ラースロー」の白鳥の歌と行進曲 - 演奏会用パラフレーズ (エルケル) S.405
エルケルのオペラ「フニャディ・ラースロー」によるハンガリー風のラプソディックな幻想曲。1847年作。
演奏はアンドレアス・ピストリウス。
スペインのセレナード - レオ・フェシュテティチ伯爵の旋律 S.487
自筆譜はワイマールのゲーテ=シラー・アルヒーフに所蔵されている。1846年作。フェシュテティチは若きリストへ資金援助をしたハンガリー貴族のひとりで、生涯リストの友人および支援者だった。
演奏はアンドレアス・ピストリウス。
羊飼いの結婚式 - ハンガリーの旋律 (フェシュテティチ) S.405a
レオ・フェシュテティチ伯爵の作品「羊飼いの結婚式」にリストが装飾音を施したもの。1858年作。
ハンガリーオペラ「美しきイロンカ」による幻想曲 (モショニ) S.417
モショニ自身が「ハンガリーオペラ」と呼んだ「美しきイロンカ」より。1867年作。
演奏はイシュトヴァーン・カッシャイ。
「ワルツ形式の組曲」による演奏会用ワルツ (ヴェーグ) S.430
ヤーノシュ・ヴェーグによるピアノ連弾作品「ワルツ形式の組曲」を基にした作品。1882年作。
演奏はゴラン・フィリペツ。
序奏とハンガリー行進曲 (セーチェーニ) S.573
イムレ・セーチェーニの作品に基づく。1872年作。この編曲はセーチェーニ本人へ献呈されている。ハワードはハンガリー狂詩曲16番~19番との類似性を指摘し「他人の主題を使用しているのは確かだが、オリジナルのハンガリー狂詩曲のような作品」と考えている。
アルバムの綴り "フリシュカ" S.166k
ゲーテ=シラー・アルヒーフに所蔵されている詳細不明の草稿。ハワードは1840年代に書かれたものと推測している。
● 楽譜紹介
新リスト全集の楽譜では今回ご紹介した楽曲は以下のものに収録されています

・アデールのワルツ (ジチー) S.456
・「フニャディ・ラースロー」の白鳥の歌と行進曲 (エルケル) S.405
・スペインのセレナード - レオ・フェシュテティチ伯爵の旋律 S.487
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・ハンガリーオペラ「美しきイロンカ」による幻想曲 (モショニ) S.417
・序奏とハンガリー行進曲 (セーチェーニ) S.573
・「ワルツ形式の組曲」による演奏会用ワルツ (ヴェーグ) S.430
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それではみなさま良い一日を
