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【コラール集】フランツ・リストのピアノ曲紹介

この記事ではリストのコラール集を紹介します。


コラール集 S.506a

ルター派教会の讃美歌や、聖歌を基にしているコラールのピアノ独奏稿。公の場ではなく、個人的に弾くことを目的とした編曲。およそ1878年から1879年にかけて作られた。新リスト全集により1980年に初めて出版される。

第1曲 祝福されし十字架を称えよ S.506a/1

第2曲 イエス・キリスト - 5つの傷 S.506a/2

第3曲 わが魂は主をあがめ S.506a/3

第4曲 いざもろびと神に感謝せよ S.506a/4

第5曲 草木も人も S.506a/5

第6曲 血潮したたる主の御頭 S.506a/6

第7曲 おお、神の子羊よ S.506a/7

第8曲 いたましなげかし S.506a/8

第9曲 王の御旗 S.506a/9

第10曲 神なし給う御業こそいと善けれ S.506a/10

第11曲 尊き御神の統べしらすままにまつろい S.506a/11



【関連作品】

"泣き、嘆き、憂い、おののき" バッハの動機による変奏曲 S.180

アントン・ルビンシテインへ献呈。娘ブランディーヌの死に直面し失意の底で書かれた。1862年作。このバッハ変奏曲の正式名称は「バッハの動機による変奏曲 (ヨハン・ゼバスティアン・バッハのカンタータ《泣き、嘆き、憂い、おののき》とロ短調ミサの《クルチフィクスス》の通奏低音による)」。コーダの前にコラール「神なし給う御業こそいと善けれ」からの引用あり。
アルフレート・ブレンデルはこの作品を傑作と認めていて、2回録音(1976年と1989年)しています。個人的には1回目(1976年)の録音(上記動画)の方が好きです。 


王の御旗はひるがえり S.185

ウェナンティウス・フォルトゥナトゥスの聖歌より。変奏曲形式。1978年まで出版されず。後に「十字架の道行」の序曲「王の御旗」で同主題が使用されるが、その曲と比較するとこちらは精気に溢れている。
演奏はアルフレート・ブレンデル。


十字架の道行 S.504a

序曲 王の御旗

「王の御旗 S.506a/9」と同じテーマの曲。
演奏はラインベルト・デ・レーウ。


第6留 聖ヴェロニカ

コラール「血潮したたる主の御頭 S.506a/6」が引用されている。
演奏はラインベルト・デ・レーウ。


第12留 イエス、十字架の上に死す

コラール「いたましなげかし S.506a/8」が引用されている。
演奏はラインベルト・デ・レーウ。




● 楽譜紹介

新リスト全集の楽譜では今回ご紹介した楽曲は以下のものに収録されています

・コラール集 S.506a
・十字架の道行 S.504a
※ 楽天リンクはこちら



それではみなさま良い一日を



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