【ラッセン作品編曲】フランツ・リストのピアノ曲紹介
この記事ではデンマークの作曲家エドゥアルト・ラッセンに関連する作品を紹介します。ラッセンはワイマールの宮廷楽長の立場をリストから引き継いだ人物。
E.ラッセンの2つの歌曲
1872年作。
第1曲 天よ、我が魂を解き放ち給え 〔第2稿〕 S.494ii
ラッセンの歌曲のトランスクリプション。その歌曲の詩はリストの秘書であったペーター・コルネリウスによる。
演奏はケネス・ハミルトン。
第2曲 我は深き孤独に留まり (ラッセン) S.495
同じくコルネリウスの詩によるラッセンの歌曲のトランスクリプション。この編曲の自筆譜は二つ存在する。最初に作った自筆譜のより綺麗な写譜を作ろうとした際に、リストは少し変更を加えている。その2つ目の自筆譜には「FL Juin '72」(フランツ・リスト 6月1872年)とサインされている。
演奏はケネス・ハミルトン。
ヘッベルの「ニーベルンゲン」とゲーテの「ファウスト」への音楽より (ラッセン) S.496
ラッセンがヘッベルの戯曲「ニーベルンゲン」とゲーテの戯曲「ファウスト」へ書いた多くの音楽をリストが抜粋し編曲したもの。1878年から1879年にかけて作られた。
演奏はアンドレイ・イヴァノフ。
第1部 "ニーベルンゲン"
第1曲 ハゲネとクリエムヒルト S.496/1
第2曲 ベッヒラーレン S496/2
第2部 "ファウスト"
第1曲 復活祭の讃歌 S.496/3
第2曲 宮廷の祝典 - 行進曲とポロネーズ S.496/4
幻想戯曲「いかなる魔法にも勝る愛」への交響的間奏曲 (ラッセン) S.497
カルデロンの戯曲「いかなる魔法にも勝る愛」へのエドゥアルト・ラッセンによる管弦楽曲のリストのピアノ独奏編曲。およそ1882年から1883年にかけて作られた。
演奏はアンドレイ・イヴァノフ。
【関連作品】
天よ、我が魂を解き放ち給え - エドゥアルト・ラッセンの歌曲 〔第1稿〕 S.494i
ワイマールにおけるリストの助手で、その後後継者となったエドゥアルト・ラッセンの歌曲のトランスクリプションの初稿。1861年作。
● 楽譜紹介
新リスト全集の楽譜では今回ご紹介した楽曲は以下のものに収録されています
・E.ラッセンの2つの歌曲 S.494ii&S.495
・天よ、我が魂を解き放ち給え - エドゥアルト・ラッセンの歌曲 〔第1稿〕 S.494i

・ヘッベルの「ニーベルンゲン」とゲーテの「ファウスト」への音楽より S.496
・幻想戯曲「いかなる魔法にも勝る愛」への交響的間奏曲 S.497
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