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わたしがわたしのままで良いと思えた日〜わたしが成熟できた日〜



今日は、児童精神科医・佐々木正美先生の著書『子どもへのまなざし』を読みながら、成熟できない若者たちについて深く考えたことについて書きたいと思います。


■ 成熟できない若者たちの問題はどこにあるのか


佐々木先生はこう述べています。


> 若者が成熟できない背景には

「自立の土台が弱い」

「依存体験が不足している」

という問題がある。




そしてこの“依存体験が不足している”というのは、

幼いころに 自分の要求を
忍耐強く受け止めてくれる親や保育者と
十分に出会えなかったこと を意味する

書かれています。





■ 自分の要求を受け止めてもらえた経験が、自立のスタートライン


子どもは、


要求を受け入れてもらえた


望んだように愛してもらえた



という経験を通して初めて、

「自分で立ってみよう」 と本格的な自立へ踏み出していきます。


だからこそ、依存期の“満たされる体験”がとても大切だと述べられています。




■ 私自身の「依存の土台」と振り返った学生時代


この一節を読んだとき、
私は自分のことを思い返しました。


母や祖父母に愛された実感はあります。

けれど、思春期〜大学時代は、

自分に自信がもてない時期が
とても長かった ように思います。


そんな私が初めて

「私は私のままでいいんだ」

と心から感じた出来事が、
大学4回生のときのカナダ留学でした。




■ 私を変えた“山の遭難”と、仲間の言葉


留学中、年末年始に友人たちと
スノーボード旅行に出かけました。


そこで私は、日本人の友達と
2時間ほど遭難 してしまいました。

帰りのバスの時間が迫り、
みんなが心配して待っている中、

なんとかリフト乗り場にたどり着いて
救助されました。


バスに戻ったときのことは、
今でも忘れられません。


韓国人、ブラジル人…

世界中の友達が一斉に私を抱きしめて

「生きててよかった!」

と喜んでくれたのです。


その瞬間、私は初めて

「私はこのままで愛されてもいいんだ」

と心の深いところで思えました。


あれは私にとって、
大きな“依存の回復”だったのかもしれません。




■ 今、母として子どもにしてあげたいこと


今の私は母であり、幼児を育てています。


だからこそ思います。


子どもが自分の要求をそのまま受け止めてもらえる経験は、

自立への土台になる。


しつけは必要だけど、

その前に、まず

「あなたはあなたのままでいい」

という感覚を渡してあげたい。


私が大人になってやっと感じられたこの体験を、

子どもには小さな頃から味わわせてあげたいと思っています。




■ 最後に


子どもが強く、しなやかに自立していくには

依存していい時期に、しっかり依存できたかどうか

がとても大切だと感じます。


あなたは、子ども時代どんなふうに
“受け止めてもらった”と感じますか?

よければ、あなたの経験も教えてください。

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