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「連絡しないのに、ずっと気になっている相手の本音」


「連絡しないのに、ずっと気になっている相手の本音」

MITSUKO ORACLE

復縁のご相談を受けていると、

「気持ちがあるなら、連絡してくるはずですよね?」

そんな言葉をよく耳にします。

その問いの裏には、
待ち続けることへの疲れと、
それでも諦めきれない気持ちが、
同時に滲んでいます。

気持ちは分かります。

連絡がない日々は、
答えのない問いを抱えたまま生きるようなものです。

ですが、ここで少し立ち止まって考えてみてください。

「行動しない」と「気持ちがない」は、
本当に同じことでしょうか。

人は、気持ちがあるからこそ、
動けなくなることがあります。

どうでもいい相手なら、
迷いすら生まれません。

悩むのは、まだその人がそこにいるからです。

実際に、連絡できずにいる人の内側には、
こんな言葉が渦巻いていることがあります。

「また傷つけてしまうかもしれない」

「期待させて、また終わったら、今度こそ取り返しがつかない」

「何から話せばいいのか、もう分からない」

「拒絶されたら、今度こそ終わりになる」

「あの人は今、もう幸せなんじゃないか」

これは言い訳ではありません。

深く関わった人間だからこそ生まれる、
リアルな葛藤です。

表面だけ見れば”沈黙”でも、
その内側では、止まることなく動いている感情がある。

また、感情の処理の仕方は、人によって大きく異なります。

言葉にすることで整理できる人もいれば、
言葉にできるまで、誰にも何も言えない人もいます。

後者のタイプは、
黙っている間も、ずっと考えています。

何度も何度も、同じ場所をぐるぐると。

そして、その沈黙は外からは見えません。

だから余計に、
「忘れられた」と感じさせてしまう。

ただし、ここは冷静に見ておく必要があります。

“気にしている”と”動く覚悟がある”は、別物です。

気持ちが残っていても、
それを現実に変える一歩を踏み出せるかどうかは、
また別の話です。

感情と行動の間には、
恐怖・プライド・タイミング・状況――
さまざまなものが横たわっています。

だから、

「気持ちがあれば連絡してくるはず」

という前提は、
人の複雑さを、少し単純化しすぎているかもしれません。

恋愛は、白か黒かでは割り切れません。

連絡のない時間の中にも、
言葉にならない感情が、静かに残っていることがあります。

もし今、相手の沈黙に苦しんでいるなら、

「なぜ連絡がないのか」を問い続けるだけでなく、

「この人は、感情をどう扱うタイプなのか」
「何が、この人を止めているのか」

そこまで視点を広げてみると、
相手の沈黙の意味が、
少し違って見えてくるかもしれません。

沈黙は、終わりとは限りません。

時に沈黙は、
まだ終われていない人間の、
最後の正直さだったりします。

MITSUKO ORACLE

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