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【架空】育休を取得していなかった世界線【日記】

長期育休を取得し、毎日、朝から晩まで娘と同じ時間を過ごしている僕が、「もし、育休を取得をしていなかったら、どんな日常を過ごしていたのだろうか」 と、想像して書いてみた日記です。


架空:3月10日(月)

朝5時。娘が泣き出したので、眠い目こすりながらおむつを替え、授乳を妻にお願いする。カーテンを開けて太陽の光を部屋に入れる。授乳を任せたまま二度寝。7時のアラームで起きる。生後1ヵ月を過ぎた娘は、授乳のあと再び寝ていた。

朝の支度を整えて、娘の寝顔を見て、ほっぺをそっと触って「行ってきます」と声をかけて家を出る。会社近くのカフェで1時間ほど仕事して、10時開始の会議に会社に向かう。

日中に、妻から娘の写真が送られてくる。2週間前から始まった便秘がまだ解消しない…とLINEが届き、「様子見よう」と返信する。

19時まで会社で仕事をして20時に家に着く。帰宅すると、お風呂を終えて授乳中。夕食の準備もほとんど終えた状態の妻に頭が上がらない。

授乳が終わり寝かしつけを担当。眠った娘を寝室に移動させて、テレビの音量を低くして夕飯を2人で食べる。

「今日も機嫌よかった」「最近声をかけると笑うようになってきた」と日中の様子を教えてもらった。

食器を片付けて、ゆっくりYouTubeを観て、シャワーを浴びて時間を過ごす。0時過ぎ、おむつを替え、妻に授乳をお願いし、就寝した。

―――今週がはじまった。今日は帰宅が早いほうだったので、夜に娘と過ごす時間は多いほうだったかな?―――。

架空:3月11日(火)

夜中4時に泣き出した。おむつを替えて授乳をお願いしてもう一度寝る。
朝7時起床。娘も起きていた。おむつを替え、顔を拭き、保湿をして、洗濯機を回し、干す。

朝9時前。妻を起こしてお世話をお願いする。今日はリモートで仕事をすることにしたので、別部屋に移動して業務開始する。
日中、リビングから泣き声が聞こえてくる。リビングにコーヒーを入れに行くついでに何度も娘の顔を見に立ち寄ってしまう。

お昼休憩の1時間でリビングに移動して、お昼ご飯を食べながら娘と遊んだ。名残惜しいが、別部屋に移動して午後の業務を開始。夕方まで仕事をする。

17時半になったので、仕事を1時間ほど中断し、お風呂に入れる。
その間に妻は夕食の準備を進めてくれた。
20時に仕事を終えてリビングに戻る。娘はまだ起きていた。

夕食後の寝かしつけに1時間かかってしまったが、大声で泣き、うとうとして、深い眠りについていく、様子がなんとも愛おしい。

夜中1時すぎ。少しぐずりだしたので、おむつを替えて、授乳をお願いし、就寝した。

―――リモートワークの日だったので、隙間時間で娘の様子を見たり、お風呂に入れることができてよかった。お風呂に入った瞬間、気持ちよさそうな顔をしてくれるのが何より微笑ましい―――。


架空:3月12日(水)

朝7時起床。前日は1時に寝たため、朝方に泣いたことに気付かなかった。
おむつ替えして授乳まで妻はやってくれていた。

朝の支度をして、娘の顔を覗く。朝起きてすぐは機嫌が良く、何度か声をかけると笑ってくれた。

電車に乗って会社に向かい仕事を始める。

便秘が続いていたので、綿棒で肛門を刺激して、無事にうんちが出たと報告のLINEをもらった。

21時まで会社で仕事。電車に乗って帰宅したのは22時前。
時間も遅いので、妻はシャワー前に仮眠をとっている。
すでに寝ている娘の寝顔を見て、起きないようにゆっくり手を握る。

1人で夕飯をたべる。あっという間に23時。
シャワーを浴びて、夜の時間を過ごす。
妻が「そろそろ起きるだろうけど、授乳とおみつ替えはやっておくよ」と言ってくれて、少し早めに就寝した。

―――今日はほとんど娘と触れ合う時間がなかった。それでも、朝のご機嫌な姿をみれたのは嬉しかったな―――。


架空:3月13日(木)


夜中5時におむつを替え、授乳をお願いして再び寝る。
7時起床。娘も目をぱっちり開けて、泣くでもなく、ぼーっとしていたが、声をかけるとこちらに反応した。
にこっと笑ってくれたので思わず抱きしめる。

今日はすぐに出発するので、自分の支度だけを済ませて会社に向かった。

日中、お食い初めの日時やお店についてLINEでやりとりする。すべて妻に任せっぱなしになり申し訳ない。予約も妻がやってくれた。

今日20時に仕事が終わり、帰宅したのは21時頃。すぐに娘の寝顔を見に行く。家のこと、娘の寝かしつけまでほとんど終わっており、一人で夕食を食べる。

昨日より帰宅が1時間早いので、妻が日中の様子を話してくれた。
今日はうつぶせ練習をやってみたそう。まだまだ首をあげる力は弱いが、一瞬だけ頭をあげる動きがあったらしい。一瞬過ぎて動画も撮れなかったと。

シャワーを浴びて、泣き出すのを待つ。予想通り1時にぐずりだしたので、おむつ替えて妻に授乳をお願いして就寝した。

―――妻に任せっぱなしになって、自分が気付いていないことがたくさんあるのかもしれない―――。


架空:3月14日(金)

6時過ぎに娘が起きて泣き出した。いつもより少し遅めなので、そのまま起きて、朝の支度をする。

朝一でオンライン会議だったので、リモートで仕事を開始して11時過ぎに電車に乗って会社に向かった。

日中、「今日初めて声出して笑ったかも」と連絡がくる。
「おお、すごい!」と喜びを返しながらも、
心の中で「その場にいたかったな、自分もその姿をみたかったな」と思う。

今日は夕方に一度帰宅してお風呂に入れて、そのあと夜までリモートで仕事をする予定だったが、緊急対応で会社を出ることができず、
なくなく妻に連絡して、お風呂もお願いすることになった。

結局、22時まで会社で仕事。同僚も22時頃に退勤する人も数名いて、一緒に会社を出る。電車の時間帯がうまく合わず、家に着いたのは23時半。妻も娘も寝ていた。

1人で夕飯を済ませて、シャワーを浴び終わると娘は泣き出した。
明日は休みなので、おむつを替えのあと、授乳が終わるまで待つ。

授乳後すぐには寝なかったので、寝かしつけを担当。
夜中1時過ぎに就寝する。

寝る前に、妻から日中の様子を聞く。
ここ数週間ずっと便秘で、肛門を刺激しないとうんちができなかったが、なんと今日、自分でうんちが出来たらしい。
とても心配していたけど、ほっとした。これで安心。

―――娘は成長している。話を聞いて嬉しい気持ちと、その瞬間に立ちあえなかった寂しい気持ち―――。



架空:3月15日(土)

朝8時起床。今日は1週間ぶりに娘と一日中過ごせる日。
朝から機嫌がよく笑っている。
確かに少し声を出しているかもしれない。
おむつを替え、顔を拭き、保湿をする。その間に洗濯も済ませる。

午前中は妻にゆっくり寝てもらおうと思い、泣きださないように2人の時間を過ごす。泣き出しそうになったので急いてミルクを準備して飲ませた。

機嫌もよくなり、眠くなったようで、抱っこをして寝かしつける。――が、ベッドに置くと、パチッと目を覚まし泣き出す。また抱っこする、、を繰り返す。午前中は、ご機嫌な顔も、泣き顔も、ミルクをぐびぐび飲む顔も、寝顔も見れて、とても満足。

妻が起きたので、昼食を一緒に食べて午後はのんびり過ごす。
今日は天気が良いので、家の周りを30分ほど散歩することに。
妻がベビーカーを押す。太陽の光にまぶしそうな顔をする娘もかわいい。

あっという間に夕方になり、お風呂の時間。僕がお風呂に入れる間に、妻が夕食の準備をやってくれる。

夕飯を食べるていると、いつの間にか自分で寝ており、夜はゆっくりとリビングで過ごす。深夜に近づき、そろそろ起きるかな、、、と、待っていたが、なかなか起きない。
結局2時前になっても起きなかったので、おむつ替えしながら、起こすことにした。

―――娘とのんびり過ごす、ゆっくりとした一日が終わった。特に何もしていないのに、大満足な一日だった―――。


架空:3月16日(日)

昨日と同じように、午前中は妻にゆっくりしてもらうために、娘のお世話をする。昨日と同じルーティンだが、ミルクを飲んだあとすぐに寝てくれたので、午前中の時間に余裕ができて、自分も二度寝する。


午後、子育て用品を買うために、はじめて3人でショッピングモールに行った。何が起きてもいいように、おみつも着替えも多めに準備。ミルクも持っていく。

ゲームセンターの横を通る。
「このきらきらした場所、一度好きになったらなかなか抜け出せないよね。こんな世界を、娘にはいつ見せようか」と妻と会話する。


これまで気にしていなかったが、ベビーカーで子どもと移動すると、エレベーターの場所や、ベビールームの場所が重要になってくる。
当事者にならないと、何も気付かない、重要性や苦労にも気づかないな、と思った。


夕食を早めに済まそうと、フードコートで各々食べたいものを注文した。外食で店に入るのは大変だが、フードコートなら外食もできるのか!と新たな気付き。

帰宅し、あわただしく片付けて、お風呂に入れる。あっという間に夜の時間が終わる。明日は月曜日なので、早く寝ていいよと言ってくれて、0時になる前に就寝した。

―――1週間が終わった。娘の成長の話に喜びと、自分の目で見れない寂しさを感じた平日を経て、ゆっくりとした週末で娘とたくさん触れ合うことができた。明日からまたがんばろう―――。


なぜ、こんな日記を書いたのか?―――。

早いもので育休を取り始めて1ヵ月半が過ぎました。
企業における男性の育休取得日数の平均は46.5日
というデータもあり、
これからの時間は、だんだんと、「世間のあたり前」ではない時間になっていく気がします。

育休中に子どもと過ごす毎日が、成長を間近で見続けている毎日が、あたり前にならないように、「休んでいなかったらどういう生活だっただろう?」と想像することで、いまの生活のありがたさに目を向けてみようと書いてみました。


育休中の人には、いま過ごしている日々に感謝するきっかけになるように。
迷っている人には、自身がどのように関わりたいと思うか想像するきっかけになるように。
育休を取っていない人には、「もし育休を取っていたらどうだったんだろう?」と想像するきかっけになるように。

誰かの、なにかの、ささやかなきっかけになれたなら、とても嬉しいです。



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