光が多すぎる季節に、影を抱えたまま生きるということ。裏表官能小説家の告白
イルミネーションのまぶしさと、胸のざわつき
12月になると、街が急にまぶしくなる。
あの、イルミネーションの光です。
もちろん、楽しさ演出の為の光。
きれいなんだけど、なぜか胸の奥がざわつく。
心が静かに疲弊していくような、
言い知れない焦燥感に襲われる。
私が、大人になったからでしょうか?
みんなが幸せそうに見える季節ほど、
私は創作に焦ってる。
「私だけ止まってる?」
そんな影が、イルミの反射で大きく、
強く見えてしまったりして……。
ええ、正直に言えば冬の私は弱い。
数字に折れそうになるし、
作品に自信が無くなり何度も書き直したりする。
多分、寂しいし、人肌恋しくなるからかも。
寂しさが、自分をそうさせている気がします。
だけど、そんな影の時間ほど、
言葉は静かに強くなることを、私は知っています。
冬って、身体の奥の温度の欠損が、
そのまま心に響く季節なんですよね。
誰かに触れてほしいのは、肌じゃなくて、
「本当の私」を優しく肯定してくれる何か。
だから創作にしがみつくのかもしれない。
言葉だけは、自分を見捨てないから。
1、なぜ光の季節は比較が濃くなるのか
創作者なら「冬の影」を感じる人は少なくないですよね?
光の季節は、私たちにどうしても比較を強いてくる。
特に、師走ってなにかと比べる事が多くなる。
ネットなんかでは特に。
SNSのキラキラした投稿。
周りの幸福と、自分の停滞。
本当は誰だって、
心の中に影を抱えているはずなのに、
目に入るのは明るい光ばかりになる。
だから、影が自分のものだけに見えてしまってる。
私で言えば、年末の区切りを前に
自分だけが停滞していると感じる時間のひっ迫感。
満足のいく作品が書けなくて、
次の一歩がなかなか踏み出せない麻痺。
しかし、立ち止まって考えてください!
創作って、光の中で書くものじゃないですよね。
私たちが書くべきは、光が届かない場所、
心の奥に隠れている、偏愛や魂の叫び。
それは、私達の奥に残る「体温」です。
影の輪郭が濃くなるときほど、
書き手の狂気から出る本質的な言葉が、
静かに顔を出す時なんです。
「私は本当は何を書きたかった?」
という核心に触れるための静かな扉みたいなもの。
光の中では、絶対に開かない扉です。
2、冬の影と付き合うための三つの資源
光と影のコントラストが最も強い冬を乗り越え、
創作の深さを増すためにやるべき事を書きます。
1、影を弱さじゃなくて資源とみなす
あなたが今、感じている物足りなさ、
影の正体は満たされていない願いじゃないでしょうか?
でも、それこそ創作のテーマそのものです。
「羨ましさ」→ 憧れと自己実現
「孤独」→ 人間関係と魂
「焦り」→ 時間と成長
光の季節に書かれた表面的な言葉よりも、影の季節に、
その痛みを昇華させて書かれた言葉のほうが、
読者の心の真ん中を深く撃ち抜くんですよ!
エモかったり、抉られたりする文章は、
こんな幸せそうな寂しそうな時期にこそ生まれる。
寒さって、無意識に温かさを求めてしまうものなんです。
2、数字を見る日と心の保護日を分ける
12月はアクセスやエンゲージメントの波が、
極端に出やすい時期だなと思いませんか?
上がった! 落ちた! って……。
だから、毎日数字と向き合うと、
心が摩耗し、折れやすくなります。
だから、絶対に数字を見ない日を作ろうかなって思う。
これだけで、創作の呼吸が戻り、
エネルギーを浪費せずに済みそうじゃないですか?
3、光に合わせて自分も輝こうとしない
イルミネーションが光り出す冬の季節は、
まわりの光に合わせて自分の発信を明るく、
華やかにしようとして失敗する人も増える気がする。
ありがちな黒歴史が、生まれやすい季節でもある。
創作者にとっての罠が潜んでいる季節なんです。
そしてね……光の季節こそ、
あえて影の投稿が深く刺さると思いませんか?
人は、華やかな場所では本音を出さない。
だけど寒い孤独の時、あなたの痛みや焦りは、
光に疲れた読者が深呼吸するための、
安全地帯を作り出してるんだと思う。
冬の影は、隠すと腐ります。
書くことでしか、熱に変わらない。
影をそのまま抱えている人と、
影を作品に変えた人では、
年明けの景色がまったく違って見えるかもしれません。
影こそが、光より長く残る
クリスマスの光に飲まれるのではなく、
その裏側で影がひっそり濃くなる今こそ創作者の季節。
誰かに見せるための、一瞬で消える光じゃなくて、
自分だけが知っている影の温度を、言葉にしてほしい。
光は祝祭のためにあるけれど、
影は創作者のためにある。
人に見える光じゃなくて、
人に触れられない影にこそ、
本音も、痛みも、欲望も、狂気も潜んでいる。
私たち創作者は光で勝負するんじゃない。
影の深さで、書く。それしかないんです。
今年の終わりに、あなたはどんな影を作品に変えるでしょうか?
その影こそ、誰かの真ん中を撃ち抜き、
光より長く残るあなたの残響となるはず。
光に疲れた創作者の方へ。
夜の影の守り方を加えました。
冬の影を抱えたあなたの言葉を、私はちゃんと信じています。
裏表官能小説家 蜜麦苗
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