見出し画像

安室ミチル 18


18

 僕がアパートのドアを開けると、そこには山口美雨が立っていた。
「雨宮ノボルさんって小説家なんですって?」
 美雨は唐突にそう言った。
「小説家としての僕は、甘味屋ノベルだ」
 と僕は答えた。
「変なの。雨宮ノボルの方がいいのに」
 と美雨は言った。

「小説家の生活ってどんなものなのか、見せてもらえないかと思いまして」
 と美雨は突然に訪ねてきた理由を述べだ。
「そんなの普通だよ」
 と僕は答えた。
「おじゃましま~す」
 と言って美雨は強引に部屋の中へと入ってきた。

ここから先は

1,141字

 うれしい! 楽しい! そんな甘野充の世界にぜひともご参加を!  小説が好きな人、創作を愛する人 、…

甘野クラブ+

¥500 / 月
あと43人募集中

甘野クラブ Premium

¥1,000 / 月

言葉だけでは伝わりません。 コメントはチップとともに。 「謎解きはディナーの後に、みたいに言うな!」