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スラリーポンプと普通のポンプ、何が違う?知っておきたいQ&A5選

「スラリーポンプって、普通のポンプと何が違うの?」

ポンプの導入を検討しはじめた方から、よくいただく質問のひとつ。
見た目は似ていても、中身はまったくの別物なんです。

今回は、スラリーポンプについて多い疑問を5つピックアップして、Q&A形式でお答えしていきます。


Q1. スラリーポンプと普通のポンプ、そもそも何が違う?

ひと言でいうと、送る液体が違います

普通のポンプ(清水ポンプ)は、きれいな水を効率よく送ることを目的に設計されたもの。
一方、スラリーポンプは、砂や泥、鉱石の粒など固体粒子が混ざった液体(スラリー)を送るために作られているものです。

固体が混ざっている分、ポンプの内部は激しくこすられるということなので、スラリーポンプは耐摩耗性の高い材質で作られていたり、構造もより頑丈なものが多くなっています。

普通のポンプを「乗用車」にたとえるなら、スラリーポンプは「ダンプカー」のようなもの。
運ぶ荷物が違うから、車体の作りそのものが変わるということなんです。

Q2. スラリーポンプの羽根車はなぜ見た目が違う?

スラリーポンプの羽根車(インペラー)は、清水ポンプと比べて明らかに違います。

これは、清水ポンプがクローズド型インペラーと呼ばれているのに対して、スラリーポンプではセミオープン型と呼ばれる羽根部分が見える構造になっているから。

セミオープン型では、羽根と羽根のあいだの流路(液が通る道)が、清水ポンプより広めに取られているのが特徴です。

これは、固体粒子がスムーズに通り抜けられるようにする工夫。

ぜひ一度、清水ポンプとスラリーポンプを見比べてみてください。


Q3. 材質はゴムと金属、どっちがいい?

これはよく聞かれる質問ですが、「正解はひとつではない」というのが本当のところ。

なぜなら、送る液体の性質によって最適な材質は変わるからです。

ざっくりとした分類では、粒子が細かい砂やスラッジや腐食性のある液体を扱う場合はゴムライニング、粒子が大きい、または角が鋭いスラリーが含まれる場合や耐摩耗性が求められる場合は、耐摩耗性の高い金属材質、という分類はできます。

でも、これはあくまで全体的な話。

実際には液に含まれる成分によってゴムの種類や金属の種類との相性が違うので、その用途や液体によって、細かく選ぶ必要があるからです。

みつわポンプでは、ゴムライニング製・耐摩耗金属製・樹脂製などいろいろな材質のスラリーポンプを取り揃えています。

「こんな液、送れる?」
「ちょっとこういう用途でポンプを探してるんだけど」
というご相談をお待ちしてます。


Q4. 清水ポンプでスラリーを送ったらどうなる?

結論から言うと、あっという間に壊れます

清水ポンプの羽根車やケーシングは、固体粒子に耐える想定で作られていません。
薄い羽根が短期間で削られ、効率が急激に落ちます。

さらに、メカニカルシール(軸の部分を密閉する部品)にも粒子が入り込み、液漏れの原因に。
最悪の場合、数日〜数週間で使い物にならなくなることもあるほどです。

「水を送れるポンプなら何でもいい」という考えは、スラリーの前では通用しません。
適材適所の選定が、結果的にランニングコストを抑えるポイントになります。


Q5. スラリーポンプを選ぶときに大事なことは?

スラリーポンプの選定では、流量や揚程だけでなく、送る液体そのものの情報が欠かせません。

具体的には、以下の項目を整理しておくと、より的確なポンプを選ぶことができます。

  • スラリー濃度(固体がどれくらい含まれているか)

  • 粒子の大きさ(粒径)と形状

  • 液体の温度

  • 腐食性の有無(液の中の成分、濃度など)

  • 粘度(ドロドロ度合い)

これらの情報がそろえば、材質や構造の選定が格段にやりやすくなります。

でも、「条件が複雑でよくわからない」ということもけっこうあります。
お困りの際は、まずは一度みつわポンプへご相談ください。

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