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手抜きだなんて言わせない


私は古い人間です。特に台所仕事に関しては。
職場の同僚がスナップエンドウを山のように持って来てくれたことがあって、スナップエンドウが大好きな私は大喜びでいただいて帰りました。その時に、若い女性の同僚が訊いてきたんです。

「これって、レンチンでいけますか」
レンチンかぁ‥私の中にその発想はありませんでした。私なら茹でる?炒める?焼く?
レンチンかぁ‥思えば私は、ほうれん草やもやしを茹でるのも全部お鍋にお湯を沸かして茹でる派で、レンジでほうれん草?もやし?って思ってしまうタイプでした。反面、レンチンだとラクそうで良いなぁとも思っていたのです。


古いタイプの人間なので、この本のタイトルを見た時は衝撃的でした。
お弁当はその日の朝に作るものだと思ってきたし、実際そうやってお弁当を作る毎日でした。とはいえ、私だって時短とか合理的は意識していて、出来ることは前日の夜にやっておくし、夕ごはんのおかずを次の日のお弁当用にとっておくことも忘れません。朝にやることは出来ればお弁当箱に詰めるだけにしたい、そんな毎日でした。

まさか、詰めたお弁当をそのまま冷凍しておいて、冷凍のまま持って行き、お昼にレンチンして食べる‥そんなお弁当の作り方があるなんて、あるなんて、あるなんて‥


ホントに?ホントに?ホントに?
とりあえず、やってみよう。まずは準備!

レンチンできる容器を買いました
2個パックで安すぎる!
とりあえず2セット購入
作者さんは長方形を使われてますが
私は正方形が好き


チャレンジしたレシピ本はこれ。

頑張らない冷凍弁当/おすぎ

“頑張らない”ってとこがミソ

まずは初心者の私でも奇抜すぎないメニュー『ビビンバ弁当』からチャレンジ!

豚肉に酒と塩をもみ込み
片栗粉をまぶす
ごま油で炒めて
焼肉のたれ、コチュジャンで味付け

お次はナムル。

にんじんともやしは
レンジで4分
小松菜を加えてさらに2分
粗熱を取ります
粗熱が取れたら塩、
中華だし、ごま油で味付け
ご飯はレシピ通り170g
本ではもち麦ごはんでしたが
我が家は白ごはんで
容器に入れるとこれくらいの量
ご飯にナムルとお肉を乗せ
ごまをふる

チョー簡単、そして我ながらすごく美味しそう。

実はこのレシピ本、同じメニューを5食分作り置く、というもの。
5食作るのは良いけど、冷凍庫にそれを入れるスペースを作るのはなかなか大変。そこでひらめいたのです。5食分を作って、2食はお弁当箱に入れて冷凍庫へ、残りの3食分は夕ごはんにしたらどうかと。我が家でお弁当が必要なのは私と次女、2食分なら冷凍庫のスペースもなんとかなる。何より、2人分のお弁当と3人分の夕ごはんが一度に出来ちゃうなんて最高。というわけで、その日の夕食はビビンバ。

冷奴とトマトサラダを
添えて

ここまでは順調、でもどうしても不安なのはこのお弁当、食べる時にレンチンするだけで果たしてホントに美味しくいただけるのかということ。


後日。

職場でのお昼休憩。私はビビンバ弁当をレンジへin。待つこと3分。(前日の夜冷凍庫から出して冷蔵状態のため3分でOK。)


うん、ちゃんと美味しい!

この本の真髄はレシピそのものではなく、お弁当に詰めた状態で冷凍して、食べる時にレンチンするってとこ。冷凍することで雑菌の繁殖を防ぐ効果があります。暑い夏にこそ冷凍弁当にする意義があるのです。
しかも冷凍状態からのレンチン時間と冷蔵状態からの時間、両方載せてくれてるところが親切です。
正直、職場のレンジを6分間独占するのは気が引ける(作者のおすぎさんもそこを考慮して両方の時間を載せてくださっています)ので、私は前日の夜に冷凍庫から冷蔵庫へ移しておくバージョンを実践しています。
この調子で、オーソドックスなメニューから「ホントに大丈夫?」な奇抜なメニューまでいろいろチャレンジしてみました。


鶏つくね弁当

つくねの中には長ネギとエノキ
ちょっと照りが足りんかったか
付け合わせは豆苗とちくわの
塩昆布和え


さば缶きんぴら弁当

本ではきんぴらのところ
我が家はにんじんしりしりで代用
さばはフライパンで焼いて
お醤油で味付けしただけ

実は私、さば缶を買って食べたのは今回が初めてでした。あんなに流行っていたのに魚の缶詰というのに抵抗があって、料理に使う自信がありませんでした。ごめんなさい、ただの食わず嫌いでした。使ってみるとこんな便利なものは無いと実感しました。

ミートドリア弁当

チーズが溶けた画は
想像してください
味は想像以上です
職場でレンチンしたら
良い香りが漂って
同僚のお腹が鳴りました


和風パスタ弁当

具はエノキ、しめじ、エリンギ
きのこは低カロリーで低価格
かさ増し効果もあって
歯応えがアクセントになって
まさに万能食材
味付けはめんつゆのみ


チーズリゾット弁当

上に散らすパセリを買い忘れました
下からご飯、チーズ、具材の順です


お弁当にチーズリゾット?って思いますよね。私も実はこれが一番不安でしたが、レンチンしてみたらちゃんと美味しいリゾットでした。

具がゴロゴロ入ってます



あと気になったのが、“小松菜のふりかけ”、これ、いろいろ使えそう。

みじん切りした小松菜を
ごま油で炒めて
醤油、みりん、鰹節で味付け
例えば前述の和風パスタと
相性バッチリ


娘に言われました。
「お母さん、その本買ってから楽しそうやな」って。


手順はどれも簡単でめんどくさい工程がないのは今まで通りなのに、お家で作ったことのないメニューや使ったことのない食材に出会えたことでお料理のスキルが上がった気になり、「どうよ、美味しいやろ?私だってこんなの作れるで。」とドヤ顔です。実際は一つのメニューで晩ごはんとお弁当を作って時間的、経済的に楽が出来るようになって、そりゃ笑顔になります。


最後に、

このレシピ本の(私的に)良かったところ

・お野菜がたくさん摂れる
・お弁当の色目にも気を遣ってある
・材料が5食分で表示されている
・一つのレシピでお弁当と夕ごはんが  作れるので合理的かつ経済的(我が家の場合)
・お弁当用のご飯170gはちょうど良い
・冷凍状態、冷蔵状態、それぞれのレンチン時間が表示してあり便利
・さば缶料理やリゾットまたパスタをお弁当に持って行くなど、人生初挑戦をこの本で経験した
・巻末の冷凍スープや冷凍おにぎりも多彩で役に立ちそう
・副菜も簡単で美味しい
・レパートリーが増えて嬉しい
・とにかくどれも手順が簡単
・ズボラを感じさせない
・お弁当のために早起きしなくていい
・お弁当が作りおきしてあるという安心感
・お弁当メニューで悩まなくていい
・お弁当用の冷凍食品を買わなくていい
・お弁当が楽しみになる
‥etc


私にとってこんなに良いことだらけ。
前々から、食べるシーンが出てくるドラマや小説が好きでした。いつか娘が「結局人間って食べることで一番幸せを感じやすい。」と言ってたように私は今とっても幸せです。


おすぎさん、素敵な提案、ありがとうございました。

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かなこさんの“太っ腹”企画に参加しています。

かなこさんからのお誘いがなかったら今年もきっと素通りしていたと思います。チャレンジする機会をくださりありがとうございました。







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