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【連載 第4回】楽しさが教えてくれること。私は何に生命力が弾んでいる?

こんにちは、MITUKIです。

前回の記事では、
12感情マトリクスの中から
「悲しみ」という感情を深掘りしました。

悲しみは、
私は本当は何を大切にしていたのか
を教えてくれる感情でした。

今回取り上げるのは、
楽しさです。

突然ですが、
最近、心から「楽しい」と感じたのはいつですか?

誰かと笑い合った時。
好きなことに夢中になっていた時。
新しい発見があった時。
ふっと肩の力が抜けた時。
何の意味もないのに、ただ面白くて笑ってしまった時。

思い出そうとすると、
案外すぐに出てこない方もいるかもしれません。



大人になると、
私たちは「楽しい」を後回しにしがちです。

やるべきことが先。
役に立つことが先。
成果につながることが先。
ちゃんとしていることが先。

そんなふうに、楽しさを

「余裕がある時のもの」
「子どもっぽいもの」
「ただの娯楽」

のように扱ってしまうことがあります。

楽しさは、一見すると軽い感情に見えるかもしれません。

面白い。
ワクワクする。
夢中になる。
会話が弾む。
心がふっと軽くなる。

そんな楽しさは、

「ただの気分転換」
「ただの娯楽」

のように扱われることもあります。

でも、12感情マトリクスで見るなら、楽しさは、
何に生命力が弾んでいるのかを教えてくれる感情
です。

楽しさとは、どんな感情か


楽しさをひとことで言うなら、

今この瞬間に心が軽くなり、生命力が遊びはじめる感覚

喜びが、
「満たされる」
「叶う」
「つながる」
という感情だとしたら、

楽しさは、もう少し軽やかで、
今ここを味わっている感情
に近いものです。

理由はわからないけれど面白い。
つい笑ってしまう。
気づいたら夢中になっている。
「やってみたい」と心が動く。
難しく考えていたことが、ふっと軽くなる。

そんな時、私たちの生命力は自然に動き出しています。

楽しさは、私たちに教えてくれます。

あなたの心は、今どこに向かって弾んでいますか?

何にワクワクしているのか。
何に夢中になれるのか。
誰と一緒にいると心が軽くなるのか。
どんな時に、自分らしくいられるのか。

楽しさは、そうした本来の自分の方向を教えてくれる感情です。

ただし、楽しさを感じたからといって、
必ずそこから何かを学ばなければいけないわけではありません。

ただ、
「楽しいな」
「面白いな」
「今、心が軽いな」
と味わうだけで十分な楽しさもあります。

楽しさは、義務ではありません。
楽しさは、頑張って生み出すものでもありません。

自然に心が弾むものを、
ただ受け取るだけでいい時もあるのです。

楽しさの5つの質と、自分への問いかけ

楽しさにも、いろいろな質があります。
大きくは、次の5つに分けられます。
今のあなたの楽しさは、どれに近いでしょうか?

1. 遊びの楽しさ


愚者・太陽的な楽しさ

これは、理由はないけれど楽しい。
面白そうだからやってみたい。
子どものように無邪気になれる。
そんな楽しさです。
「これ、面白そう」
「ちょっとやってみたい」
「なんだか笑える」
「うまくいくか分からないけど、試してみたい」
そんなふうに、心が軽く動き出す感覚。
遊びの楽しさは、
結果や評価をいったん横に置いて、
今この瞬間を味わう楽しさです。
感情でいうと、
ワクワク。
面白い。
はしゃぐ。
無邪気。
軽やか。
遊び心。
好奇心。
冒険心。
気楽。
自由。
などです。
この楽しさが出ている時、心はこう教えてくれています。
私は、もっと自由に楽しみたい。
自分への問いは、
私は今、何を面白そうだと感じている?
結果を気にしなければ、何をしてみたい?
子どもの頃のように、無邪気に楽しめることは何?
遊びの楽しさは、
大きな意味を持たせなくてもいい楽しさです。
「何の役に立つの?」
「これをやって何になるの?」
と考えすぎると、
楽しさは少しずつ小さくなってしまいます。
ただ面白いからやってみる。
ただ心が軽くなるから笑ってみる。
ただ気になるから触れてみる。
それだけで、生命力は動き出します。

愚者の視点で見るなら、楽しさは特別な予定の中にだけあるものではなく、「これをどうしたら少し面白くできるだろう?」と日常を遊びに変えてみる感覚なのかもしれません。

2. 夢中になる楽しさ


ワンド・魔術師的な楽しさ

これは、何かに集中しているうちに、
時間を忘れてしまうような楽しさです。
気づいたら夢中になっていた。
もっと知りたい。
もっと試したい。
もっと作ってみたい。
そんなふうに、内側からエネルギーが湧いてくる感覚。
夢中になる楽しさは、
自分の中の創造性や情熱が動き出しているサインです。
感情でいうと、
夢中。
没頭。
集中。
ときめき。
興奮。
熱中。
刺激。
創造的。
アイデアが湧く。
やってみたい。
などです。
この楽しさが出ている時、心はこう教えてくれています。
私は、本当は自分らしく表現したい。
自分への問いは、
私は何をしている時、時間を忘れる?
もっと知りたい、試したいと感じるものは何?
私の中で今、どんなアイデアが動き始めている?
夢中になる楽しさは、
「才能」や「使命」の大げさな話にしなくても大丈夫です。
ただ、時間を忘れる。
ただ、もっとやりたくなる。
ただ、手を動かしたくなる。
その中に、あなたの生命力が自然に向かう方向が隠れています。

3. 分かち合う楽しさ


カップの3的な楽しさ

これは、誰かと一緒に笑う。
会話が弾む。
同じ時間を共有する。
そんな関係性の中で生まれる楽しさです。
ひとりでいる時には出てこなかった言葉が、
誰かと話しているうちに出てくる。
一緒に笑っているうちに、
心が軽くなる。
同じものを見て、
「わかる」
「面白いね」
と感じ合える。
そんな楽しさです。
感情でいうと、
嬉しい。
笑える。
盛り上がる。
共感。
親しみ。
仲間意識。
にぎやか。
あたたかい。
心が弾む。
一体感。
などです。
この楽しさが出ている時、心はこう教えてくれています。
私は、誰かと喜びを分かち合いたい。
自分への問いは、
私は誰といる時、自然に笑える?
どんな時間を、誰かと分かち合いたい?
私の心が弾む関係性は、どんな関係性?
分かち合う楽しさは、
自分に合う人や場所を教えてくれます。
たくさんの人と盛り上がる楽しさもあれば、
たったひとりと何気ない会話をする楽しさもあります。
大切なのは、人数ではありません。
自分の心が自然にゆるみ、
「ここにいて楽しい」
と思えるかどうかです。

4. 発見する楽しさ


魔術師・星的な楽しさ

これは、知らなかったことを知る。
新しい見方に出会う。
「あ、そういうことか!」
と世界が広がる楽しさです。
今まで見えていなかったものが見える。
点と点がつながる。
疑問だったことに光が差す。
新しい可能性が開く。
そんな時、楽しさは「発見」として現れます。
感情でいうと、
面白い。
興味深い。
ひらめき。
発見。
納得。
新鮮。
可能性。
好奇心。
探究心。
世界が広がる感じ。
などです。
この楽しさが出ている時、心はこう教えてくれています。
私は、もっと世界を知りたい。
自分への問いは、
私は今、何に興味を持っている?
最近「あ、そういうことか」と感じたことは何?
もっと知りたい、探究したいテーマは何?
発見する楽しさは、
自分の視野を広げてくれます。
学ぶこと。
調べること。
気づくこと。
新しい解釈に出会うこと。
それらはただの知識集めではなく、
自分の世界を広げる喜びでもあります。

5. 軽くなる楽しさ


節制・愚者的な楽しさ

これは、難しく考えすぎていたものがほどける。
心がふっと軽くなる。
「まあ、いっか」と笑える。
そんな楽しさです。
深刻になりすぎていたこと。
正解を出そうとしすぎていたこと。
ちゃんとしなきゃと力んでいたこと。
その力がふっと抜けた時、
心には軽くなる楽しさが生まれます。
感情でいうと、
気楽。
解放感。
リラックス。
心が軽い。
ほっとする。
ゆるむ。
朗らか。
明るい。
ごきげん。
のびのび。
などです。
この楽しさが出ている時、心はこう教えてくれています。
私は、もっと軽やかに生きてもいい。
自分への問いは、
私は何を難しく考えすぎていた?
少し力を抜けるとしたら、どこをゆるめたい?
「まあ、いっか」と笑ってもいいことは何?
軽くなる楽しさは、
無理に行動へ変えなくてもいい楽しさです。
ただ笑える。
ただ力が抜ける。
ただ気分が軽くなる。
それだけで、心は回復します。
疲れている時ほど、
楽しさを「意味あるもの」にしようとしなくて大丈夫です。
ただ、心が少し軽くなった。
それだけで十分です。

楽しさを現実に活かす


楽しさは、
今の自分が自然に向かいたい方向を教えてくれるサイン
です。

ただし、楽しさをすぐに成果や行動へ変えようとしなくても大丈夫です。

楽しいからやる。
面白いから試す。
心が軽くなるから味わう。

それだけで十分な時もあります。

無理にすべてを、
「仕事にしよう」
「学びにしよう」
「成長につなげよう」
と考えなくていいのです。

ただ、もしその楽しさの中に、
「もっとやってみたい」
「この時間を増やしたい」
「この人たちと過ごす時間を大切にしたい」
という感覚があるなら、
その方向を少しだけ意識してみてください。

面白かったなら、
またその時間を作る。

夢中になれたなら、
何に夢中になったのかを書き残す。

誰かと笑えて嬉しかったなら、
その関係性を大切にする。

新しい発見が楽しかったなら、
もう少しだけ調べてみる。

心が軽くなったなら、
その軽さを取り戻せる習慣をひとつ持つ。

楽しさを現実に活かすとは、
無理に何かを達成することではありません。

自分の生命力が自然に動き出す方向を、
少しだけ日常の中に増やしていくことです。

まとめ

楽しさは、ただの娯楽ではありません。

楽しさは、
何に生命力が弾んでいるのかを教えてくれる感情
です。

どの楽しさも、
本来の自分が自然に向かいたい方向とつながっています。

ただ楽しい。
ただ面白い。
ただ心が軽い。
それだけで、心や身体が回復することもあります。

だから楽しさを感じた時は、
まずはその楽しさをそのまま味わってみてください。

そして、もし少し余裕があるなら、
私は今、何に生命力が弾んでいる?
と問いかけてみる。

その答えの中に、
あなたがこれから自然に向かいたい方向が隠れています。

楽しさは、あなたを本来の自分へ戻してくれるサインです。

そのサインをやさしく受け取りながら、
今日できる小さな一歩、
あるいは「今日はただ楽しむ」という選択を、
自分に許してあげてください。

【もっと深く、自分の心と対話したい方へ】


ここまで読んで、
「今の自分の楽しさを、もう少しだけ詳しく見てみたい」
と感じた方へ。

楽しさは必ず分析しなければいけないものではありません。

「楽しいな」
「面白いな」
「今、心が軽いな」

そう感じられるなら、
ただその楽しさを味わうだけで大丈夫です。

でも、少し余裕がある時にタロットを「心の鏡」として使うことで、
その楽しさの奥にある望みや、
自分の生命力が自然に向かっている方向を見つけやすくなります。

続く実践編では、
タロットの4つのスートが教えてくれる「楽しさの質」や、
カードの影が映し出す「楽しさを受け取るブロック」、
そして楽しさを日常に増やすための3枚引きジャーナリングワークをご紹介します。

タロットを使って、
自分の中で弾んでいる生命力の声を、もう少しやさしく見つめてみたい方は、ぜひ実践編も覗いてみてくださいね。

次回は、楽しさと対になる感情、
退屈・憂鬱を深掘りしていきます。

退屈や憂鬱は、
ただやる気がない状態ではありません。

それは、
どこで生命力が止まっているのか
を教えてくれる感情です。

心が動かない時。
何をしてもつまらない時。
本当は変わりたいのに動けない時。

その奥には、
もう一度生命力を流したいという望みが隠れているかもしれません。

次回は、退屈・憂鬱という感情を通して、
止まっている生命力をやさしく見つめていきましょう。

MITUKI

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