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「飽きた」と発言する会社の後輩へ、わたしのできること。

現在、会社に事前研修生として
専門学生が働きに来ています。

ゼロの状態で業界に入ってきた人よりは
理解度は高いと感じます。

専門的な言葉や技量は、
やはり”触れただけ知識になる”のは
とうぜんのこと。


今後は、じっさいに体験として
現場に出てから業務を覚えてもらう。

机上とは違う「リアルな仕事場」を
身体を動かして理解する。

専門学生の「Tくん」にとって、
とても大切な時期ではないでしょうか。


ただ、少々の懸念点があります。


「Tくん」は、今月に入社したばかり。

会社に入って、
「2週間ちょっと」というところでしょうか。

とある人から事前研修生は
「こういったことを言っていた」と
わたしの耳に入りました。



「仕事に慣れました。
 というよりきましたw」


ムムムッ…


おそらく、
話しの流れでの発言かもしれません。

Tくんの本心ではないかもしれません。

とは言いつつも、
やはり「言ってはいけないこと」があるのも事実。

一連の発言は、社会経験の浅さと
おのれの人間性の未熟さを露呈しているのも事実です。




✔初心を忘れると
 人は成長を止める

確認になりますが、
たった2週間ほどで
覚えられる仕事ではありません。

Tくんが触れた内容は、
ほんの氷山の一角です。

まだまだ覚えるものは多く、
果てしない道のりが待っています。

そして、お客様にたいして
『上質なサービスを届けられている状態』でもありません。

極めれば極めるほど、わずかなミスも許されない
緊張感を必要とする仕事です。


わたしが事前研修生 Tくんにたいして
危惧するところは「初心を忘れてしまう」という点。

すっかり「自分はできるんだ」と
自分の中の基準でラインを引いてしまい、
業務そのものにそれ以上に覚えようと努力をしない。

完全にエセプロ状態に陥ること。

それは同時に、本人の成長の機会を
みずからの手で止めてしまうことにも直結します。


「できた」と錯覚すると、それ以上に
コストを消費しないのが人間です。

人のベースは「サボる」ことを基準とするからこそ、
中途半端な「できた」は危ないのです。


どんなに小規模で意味を見出せない業務でも
「それ」をやらなければいけない理由が
かならず隠されています。

そもそも、必要がなければ
すでに淘汰されて存在しないはずですから。


仕事の本質に気づくまで
初心を忘れず謙虚に取り組むこと。

つねに意識したい
仕事にたいしての熱量です。




✔厳しく接することも
 相手のため

「飽きた」と発言するTくんにたいして
「ふざけるなっ!
 まだまだ覚えることはたくさんあるんだぞ」と
熱弁を振るわなければいけないのか。


わたしは必要ないと感じます。

むしろ、厳しく接する方法として
言葉よりも体験してもらうほうが
本人の身のためになると考えます。

・責任を伴う業務に付ける
・高度な技量を必要とする業務に付ける
・タイトな時間の業務に付ける

というように、現状の業務とは違う
いち段階レベルアップした業務を与えます。


内容が「やさしい」のであれば、
「難しい」を提供するだけ。

シンプルな答えです。


冒頭でも話したように
まだまだ氷山の一角。

Tくんにとって高難易度な仕事は
山ほど残っています。

根をあげない程度に
内容で厳しく接することも、
Tくんの成長につながると信じています。








会社の成長には、人材の成長は欠かせません。

Tくんのように、
「飽きた」と言えるほどに旺盛な子もいれば
「自信がないです…」と弱みを見せる子もいます。

さまざまな価値観の人が会社の成長のために
同じベクトルを向けて業務に励むのは、
カンタンなようで実は難しいこと。

だからこそ、必要なのは
経験豊富な中堅以上の人が
「こっちだよ」と導く必要があります。


少しでも有意義な時間を過ごして、
自分自身の価値観を高めてもらうために。

わたしのできることに
精進していきたいと思います。

では、また。
失礼します。




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